ここ最近の横井アイテムは、深煎りが少なくなってきています。多くのお客様から「酸っぱくない」はどれですか?というご要望がとても多いんですね。
確かにごもっともです。はい。
ところが、ここ最近ちょっとずつ「酸」に対するお客様の反応に変化が出始めました。
「私、酸味はとても苦手でしたが、あまり気にならなくなったんです。ケニアはとても酸味が強いという印象がありましたが、甘いんですよねぇ〜」というお話をお聞きできるようになってきたのです。こりゃぁ嬉しいお話です。
ケニアはボディもあるので味わいがしっかりしていますので、深煎りからシフトされるアイテムとしてとても多く見られるようになり、今度はその流れからまた違った酸のタイプを持つアイテムにも挑戦しやすくなるようです。
そして、徐々にカップ・オブ・エクセレンスのアイテムを体験して行かれるとまた更に、楽しみが広がるんですね。
スペシャルティコーヒーの魅力を楽しむ上で、とても重要なエッセンスなのです。カップ・オブ・エクセレンスの品評会におきましても、酸の特性(質)や綺麗さがとても重要な審査項目になっています。日本においてコーヒーが日常的になって以来、この酸についてのあれこれが取りざたされてきました。
ちょうど2000年を境に国連ITCプロジェクトという本格的なスペシャルティコーヒーの取り組みがあり、品質の向上と共に生産者が自立できる生産プログラムとして、アメリカ、イタリア、日本でテストマーケティングが行われました。
もっとおいしいコーヒーがあるはず!と、全国のおじさんたちが夜な夜なネット上でとあるきっかけで、集まるべきして集まった?珈琲の味方塾が産声を上げた時と重なります。
今思えばすごいタイミングだったのだと。
あ、なんか今日は珈琲屋さんらしい?内容になってしまいました。(笑)
さて、今日の画像は先日参加いたしました、グァテマラ・カップ・オブ・エクセレンスの品評会でいただいたものです。グァテマラの民芸画でしょうか、国内審査員、国際審査員一人一人に渡されました。しかも、一つ一つ手書きで絵柄も全て違うものでした。
ではまた明日!