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2008/08/12

エスプレッソとカプチーノ

_rim0006左からカプチーノ用のカップ、タンパー(ポルタフィルターに入れた粉を詰めるための道具)ショットグラス、ミルクピッチャーが届きました。
まだ他にもあるのですが、あまりにもうれしくて届いた段ボール箱から取り出して撮影してしまいました。

初めてエスプレッソのトレーニングを経験し、猛烈に感じたことがありました。
それは、バリスタという職業の素晴らしさです。
今までは漠然としか思っていませんでしたが、「共同作業」としての最後の最後の締めくくり、お客様との接点です。あるいはご家庭で楽しまれるコーヒーの抽出ですね。

実はこの仕事を始めた頃、おいしさは焙煎で作られる....なんで考えていました。
でも、それはとんでもなく大きく痛い間違いだと気づいたのは、スペシャルティコーヒーとの出会いによるものでした。

コーヒーの栽培から生産現場での処理工程を経て、生豆となって手許に届きます。
その段階において、コーヒーの品質をわかりやすくするために仮に100点としましょうか。
そのコーヒーが持つポテンシャルを極力失わないよう焙煎加工を施す努力をします。
次に粉砕、様々な抽出方法におきましても、ポテンシャルを失わない作業工程を経てコーヒーという飲み物が完成します。
「種からカップまで」というスペシャルティコーヒーの理念がここにあります。
ですから、その100点の素材を一杯のコーヒーになるまでの間、如何にしてダメージを与えないで行うか?
元々備わっていない素材のポテンシャルは引き出せないという理屈ですね。
おいしいトマトは冷やして何もつけずに丸かじりをしたらダイレクトにおいしさが伝わってくる。そんな図式を見つめ直すことも出来ました。

初めてのバリスタトレーニングを終え、都内で活躍されるジャパン・バリスタ・チャンピオンシップのファイナリストのエスプレッソやカプチーノを体験し勉強になったのは勿論のこと、From seed to cup「種からカップまで」がいかに大切であるかを思うとき、生産者の方々との継続したコミュニケーションの肝要さを再確認出来ました。

工事が完成したら、トレーニングの成果を発揮出来るよう、更なるスキルアップを目指してお客様に楽しんでいただきたいと思っています。

さてさて
今日は定休日ですが、YMOプロジェクト2の工事は着々と進行中で、出窓風の骨組みが出来ました。
セロもすくすく育っています!ではまた明日!

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