« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »
佳代さんのカッピングの特訓が始まりました。
やはり、最初はちんぷんかんぷん。
表現方法を暗記したとしても、それはチカラにはなりません。
実際に目の前にある、カップと向き合うこと、先入観を無くすことが大事なのです。
僕と二人でやるよりも、二人の先輩を交えて行うことによって、ぽつりぽつりとコメントが出てくるんですね。
少し分かりかけたと思った頃に、落とし穴があったりしますが、当に「継続は力なり」なのであります。
個人差はあっても、この地道な繰り返しこそが遠いようで近い道なのです。はい。
がんばれ、佳代さん!
ふと、自分が勉強を始めた頃、ものすごくはちゃめちゃだったことを思い出しました。
表現方法をテキストで学ぶよりも、まずは実践が大事なのです。
そして、ある時、「はっ!」と今まで以上の魅力を発見できたとき、スペシャルティコーヒーの魅力にはまっていくのです。
SCAJのセミナーがスタートした当初は、同業のおじさん達が目立っていましたが、ここ最近は若い方やカフェ勤務をされている方も増えているようですね。
SCAJにおけるセミナーはぐんぐんと広がりを見せていますので、受講する価値は「大あり」です。
近い将来にはSCAJのカッピングセミナーを北海道で開催できるよう、がんばります。
明日は定休日。
ゆっくりできたらゆっくりしたいです。(笑)
ではまた!
サント・アントニオ・セレクション第二弾、ベッターニャをテストしました。
生産地がサマンバイアと同じスルデ・ミナスというところにあるということとに加え、同じ生産グループであることから、サマンバイアのニュアンスがあります。
いわゆる、伝統的なブラジルコーヒーです。
このコーヒーの魅力は冷めていく毎にぐんぐん甘さが増していくことと、口当たりのクリーミーさにあると思いました。
10月の「いまうまセット」では同じブラジルながら、クリスチーナとスルデ・ミナスの二つの地区の風味特性の違いをお楽しみいただけます。
ではまた明日!
SCAJローストマスターズ委員会主催による「第1回Roasted Coffee参加型 品質ワークショップ」が東京で開催され、久々のとんぼ返りの日帰り出張を満喫してきました。
しょっちゅう顔を合わせている、面々から、初めてお会いした焙煎人の方々と焙煎ってなんぞや?品質ってなんぞや?と、かつてはタブー?とされてきた焙煎人としてのヒミツをオープンにして、カッピングを基盤に共に向上しニッポンにおけるところの、スペシャルティコーヒーの啓蒙、そして自信のスキルアップにと若い焙煎人から大ベテランに至るまで熱い思いの焙煎人がテレビ塔の麓に結集しました。
実に画期的で開かれたワークショップだと思いました。
確か、2006年から準備に入り足かけ2年かけて取り組まれれ今日という日を迎えられました。
素晴らしいことです。はい。
進行は丸山珈琲さんの丸山さんを委員長に委員会の方々との息もぴったり揃って素晴らしい内容でした。
いや、楽しかった!そのひと言に尽きます。
大成功だっのではないでしょうか。
何と云いましても、丸山さんの司会進行は終始笑いが絶えず、ご自身の経験を踏まえた楽しいジョークもポンポン出てくるワークショップは魅力満載でした。
この日使われたサンプルはトーアコーヒーさんの全面サポートにより、エルサルバドルCOE13位の申し分のない品質。あっという間の一日でした。
この日集まった焙煎人48人があらかじめ各々の焙煎釜で焼いたコーヒーが使われ、5つのテーブルに別れてブラインドでカッピングセッションを行いました。次にトップ12ロットをカッピングで選出。その後、ディスカッションで上位5サンプルを決めました。その時初めて誰が焙煎したものかが明かされるものでした。
さすがトップ5ともなれば素材はもとより、焙煎も素晴らしいものでした。
そこで、はじめて誰が焙煎したのかが明かされ、焙煎行程のあれこれを質問攻め?にするのです。その雰囲気はとても和やかなもので、笑いが絶えませんでした。
48名の思い思いの焙煎豆を客観的にカッピングしていくわけですが、焙煎の行程や狙いでここまで印象が変わるものか!?と言う点が実に面白く大変参考になったわけです。
今まで閉ざされがちな焙煎の世界もニッポンにおけるスペシャルティコーヒーの興隆から、ここまで盛り上がるものかととってもうれしくなりました。
とても意義深い第一歩だったと思いました。
ローストマスターズ委員会主催のワークショップ第二弾は合宿です、2泊3日の合宿!
11月に軽井沢丸山珈琲さんの新工場で行われます。
その名も、「ローストマスターズ・リトリート」。
次回は帰りの飛行機の時間にそわそわする必要もなく、グループ単位で実際に焙煎をその場で行う、より突き詰めた実践形式なので、否応なしに盛り上がりがあることでしょう。
印象深かった点がもう一つ。
二代目の焙煎担当者やオーナーではなく各店のスタッフの参加者も多く、どんどん広がっていく様を感じました。
最後に、丸山委員長をはじめSCAJの林専務理事、テクニカルスタンダード委員会、関根委員長、上野事務局長、そしてそして!カッピングの諸準備をしてくださったサポートメンバーのみなさん、ありがとうございました!次回も期待しています。
アグア・リンパが2002年のブラジルCOEでチャンピオンになって世界に名を馳せた、クリスチーナから「サンタ・エレナ」が入荷しました。
早速テストローストしましたが、はやり素晴らしい!
え?サンタ・エレナ?
はい、フェルナンドさんの畑のコーヒーと同名ですね。
こちらは、ブラジルのサンタ・エレナです。はい。
このクリスチーナの特徴は様々なフルーツを思わせる香りですが、このサンタ・エレナはその魅力もさることながら、後味の心地よさ、甘さの持続感が素晴らしいコーヒーです。いまうまセットにも登場しますので、よろしければぜひ!
明日は日帰りで東京出張です。
SCAJローストマスターズ委員会主催のワークショップに参加して参ります。
ではまた明日!
現在、大出血サービス(死語?)強化月間といたしまして、主にシングルオリジンのアイテムをお好みで店内で楽しんでいただいていますが、スタッフも要領を得たようで、お客様からご感想をいただけるようになりました。
「苦いか酸っぱいか」といったイメージが強かったコーヒーが、「何気にキャラメルを食べたあとのような印象」「モカって酸っぱいと思ったけど全然酸っぱくないのね!?」「マンデリンって苦いコーヒーと言う印象が強かったけど違うのね?」
といった感じで、一杯のコーヒーを通して、またフレンチプレスで抽出したときの違いなど楽しまれているようです。
お時間のございます方はどうぞ、ご遠慮なくスタッフにお申し付けくださいね。
普段中々手を出そうと思いつつも、ついつい、いつも同じコーヒー豆を買ってしまうお客様も意外と多いこともわかりました。
百のご説明よりも、飲んでいただくことが一番わかりやすいですもんね。
本当に昔の人が遺された言葉は今なお生きているのですね。
何に裏付けられているのか気になります。
ひろさちやさんの講演のDVDでおばあちゃんこだった幼い頃、昔から伝わることわざの多くをおばあちゃんから教わったという面白いお話しを思い出しました。
今日もある取引先の方と便利であることはよいことなのですが、風情や不便だけれど味わいの深さからくる手放せないモノがありますね...なんてお話ししました。
古いモノの善し悪しと云うことではなく、古きよき伝統を守りながら今を快適に過ごすためにそれらを受け入れ、共存していけたらバランスが保たれるような気がします。
つまり、こう思うんです。
古き良き時代があってその土台を大切にしたいな...
ってことです。
新しいものは古きよき時代のモノがあって、活かされ広められてきたという自然の流れを、このお彼岸の夜に思いめぐらせていました。
コーヒーの世界も同じことが云えるのではないでしょうか。
終戦間もない頃より、先人の方々が日本にコーヒーを根付かせてくださったから今の日本のコーヒーの文化がある。
そういった一つ一つが点が線になって遍歴を繰り返し、スペシャルティコーヒーの今があるように思うとき、ありがたいことなのですね。
さ、明日もがんばろ!
多くのみなさまのおかげをもちまして、予定通り9月15日に工事が完了しました。
工事が終わった翌朝、「あ、今日から誰も来ないんだ...」
なんてちょっとした寂しさを感じましたが、大一工務店の山田社長はじめ、愉快な職人さん達とYMOプロジェクトとして、m+oさんともご一緒させていただけるよう、頑張ります。
写真は最後の最後の仕上げ、ペンキ屋さんのお仕事の図。
さて、お客様から「どこでデザインしてもらったの?」とか、「どこの大工さんなの?」とか、よく聞かれますので、今回の工事に関わってくださいいました、方々をご紹介させていただきます。
みなさん、本当にありがとうございました。
●施工
有限会社 大一工務店 代表取締役 山田恭弘様
小樽市真栄2丁目7-1
TEL 0134-32-1535 FAX 0134-65-8017
●電気工事
清田電設 有限会社 工事主任 清田裕二様
小樽市真栄1丁目20番31号
TEL/FAX 0134-32-9701
●塗装
戸間替塗装店 戸間替誠様
小樽市祝津1丁目1番6号
TEL 0134-25-8300
FAX 0134-25-8313
●設備
西川設備 代表西川力様
小樽市新光町227-25
TEL/FAX 0134-52-2974
●建具
有限会社 川崎木工製作所 代表取締役 川崎健一様
小樽市長橋5丁目7番14号
TEL 0134-24-0765
FAX 0134-24-4452
●内装
インテリア・ヨシタカ 代表竹下佳孝様
小樽市幸2丁目11番25号
TEL /FAX 0134-23-5358
●板金
有限会社 曲サ一 佐々木板金工作所
代表取締役 佐々木悟様
小樽市奥沢1丁目23番17号
TEL 0134-23-7757
FAX 0134-23-7758
●土木
有限会社 マルタカ松本土木 代表取締役 松本俊二様
小樽市最上1丁目11番10号
TEL 0134-34-3190
FAX 0134-34-3150
●鉄工
杉本鉄工 代表杉本博康様
小樽市奥沢2丁目9番11号
TEL 0134-32-6316
FAX 01334-32-6317
SCAJの品質ワークショップの教材コーヒーを朝一番で焙煎しました。
カッピングするととても懐かしい風味を感じました。
サンタエレナやカンパヌラ、サン・パブロ、そして、このサンタ・ホセフィータもカップ・オブ・エクセレンス入賞農園がひしめき合う、サンタ・アナにある、フェルナンド・リマさんの畑のコーヒー。
確か、入賞は今回で3回目だと思います。
小さい頃、初めて友達の家にお泊まりした夜の夕飯どき。
「さぁ〜たくさん召し上がれ」とお味噌汁を一口。
「あれ?おいしいけど、なんか違うな」
ふとそんなことを思い出したのです。
今まで横井珈琲でご紹介させていただきました、エルサルバドルのコーヒーはフェルナンドさんの畑のコーヒーがとても多いのです。だから余計、そんなことを思い出したのかも知れません。面白いものです。
ではまた!
SCAJローストマスターズ委員会主催による「第1回Roasted Coffee参加型 品質ワークショップ」が開催されます。
かつて、焙煎に関することは同業者同士では明らかにされず、わかりやすく云えば「企業ヒミツ?」的要素が多かったのですが、焙煎に関することをワークショップ形式で互いに学びあう開かれたセミナーが初めて行われます。
素晴らしいことだと思います。
特に品質向上著しいスペシャルティコーヒーはそのポテンシャルを活かしきるRoast(焙煎)はコーヒーを楽しまれるお客様にとりましてとても重要な作業の一つです。
横井珈琲を開店した12年前、焙煎で味は創られるもの、コーヒーの点て方によってそのニュアンスも変わる。
といった概念があり、私もそれを一生懸命に追求していた時期がありました。
ところが、2000年にスペシャルティコーヒーとの出会い、その後SCAAへの参加で品質の大切さを知りました。そして生産現場に赴いたりカップ・オブ・エクセレンスの国際審査会の参加により様々な衝撃と共にたくさんの感動を体験しました。
おいしさは生産現場で作られるということをしかと認識できた訳です。
品質をチェックする「カッピング」は生産者とのコミュニケーションには欠かせませんし、品質の向上についての話し合いもこのカッピングが基盤になるのです。
ですからカッピングは品質のチェックとともに焙煎のチェックも伴いますので、とても重要な作業なので、スキルアップは必須なのです。はい。
今回のワークショップは9月26日(金)東京で行われますが、この時使用されるコーヒーは、エルサルバドルCOE13位入賞のロットです。
参加者は各々事前に焙煎したものをカッピングを通して、品質の検証や焙煎を学びます。
横井力48歳、初心に返って一生懸命に学んできたいと思います。
明日はこの教材となるコーヒーを焙煎しまぁ〜す!
このような取り組みはアメリカが大変進んでおり「ロースターギルド」というワークショップがとても有名で各国から焙煎人が集い毎年行われています。
久々にバンビーノさんでランチ。
お願いしていたコーヒー教室のおやつはチェリーのタルト。
おすすめを尋ねると、「よ、横井さん、秋刀魚入りました!」とのこと。
迷わず秋刀魚のパスタに決めました。
それと、定番のガーリックトースト。
秋刀魚もさることながら、上に乗っているトマトがフルーツのようでおいしかったです。
さて、今日のコーヒー教室は久々のマンツーマン。
駆け足で行ってきたこともあり、復習を兼ねてスペシャルティコーヒーのあれこれと、生産者の方々とのコミュニケーションによって品質の向上がなされていることをお話ししました。
教材のコーヒーは発売準備中の「パナマ・レリダ」と「ホンジュラス・モゴラ」。
いつも通り、ブラインドで楽しんでいただきましたが、やはり、カップ・オブ・エクセレンスのアイテムは評価が高いです。
前回のMTGで品定めした中から更に絞り込んだ7ロットを再度サンプルロースト。
それらを使ってブレンドしたサンプルを持ち寄ってのカッピングを、前回同様、北海道チームリーダーの後藤さんのお店、丸美珈琲さんにて行いました。
今日は7名の北海道チームのうち、早川コーヒーさん、いわい珈琲さん、遠く網走からはぜや珈琲さんが結集しました。
SCAJカンファレンスの高まりは、年々目を見張るものがあり、海外からのお客様、生産者の方々も増えています。
昨年は日本で初開催となったWBCも行われ、大いに盛り上がりました。
カフェオーナーや若い世代の来場者がここ一、二年で大変目立つように感じます。
おいしいコーヒーとはどのようなものなのか?
少なくとも私のオタク時代1980年代後半の時から比べると、びっくりすほどコーヒーシーンが様変わりしています。
抽出技術をせっせと研究していた時代から、品質の善し悪しを客観的に判断するための「カッピング」という技術を用い、日本にスペシャルティコーヒーが興隆し始めたの2000年前後。
その頃から比べるとコーヒーの世界もどんどん開かれてきましたし、生産現場に足を運ぶ横井珈琲をはじめとする、小さなロースターも増えていく一方です。
開店以来、常につんのめりながら過ごしてきましたが、ふと顔を上げるとほんとずいぶんと様変わりしました。
北海道チームとしては初出場ですが、顔なじみとはいえ一堂に会し、一つのものを創り出すということは、北海道においしいスペシャルティコーヒーを根付かせる小さな第一歩ではありますが、とても意義深いことだと思います。
本番では2008年のJBCチャンピオンにエスプレッソを抽出していただけますし、プロの審査と一般の審査との評価でチャンピオンが決まります。
とても画期的な企画です。
さて、今回のMTGでは前回に引き続き予想以上の展開でどんどこいい感じになっています。
北海道チームの勝負豆のアウトラインが決まりました!
しかも、たった2回のMTGで!これからの展開が益々楽しみです!ではまた!
YMOプロジェクト2における大工さんのお仕事は今日の午前中でお終い。
毎朝、元気な山田社長とお会いし、なんもお手伝いしていないのに10時と3時の「一服」は愉快な職人さんたちとともにご一緒させていただけた毎日はとてもエネルギッシュで楽しい一時でした。
昨日の夕方、社長がひと言。
「明日で大工仕事は終わるけど、横井珈琲さんとはこれで終わりじゃないから、なんかあったらすぐ呼んでください。すぐ来ますから!」
そして、縁石に腰を下ろしじーっと店を見つめながら....「木はいいねぇ〜、これだけ木を使うと温かい。お金をかければきりがないけど、m+oさんの設計は素晴らしい」と申しておりました。
一方、m+oさんは忙しさにも激しさが加わっている模様で、昨晩12時過ぎに看板の明かりの状況や出来映えをチェックしに来てくれました。
m+oさんも同じように、「あれだけ明るい現場は見たことがない。」とも...
デザイナーさん、施工する大工さん、職人さん、そして横井珈琲がよろこびいっぱいになれましたので、大成功だったと思います。
横井珈琲の「さんかくらいふ」も、そこを目指して頑張ります。
ご近所のみなさんからも「いやぁ〜大工さんや職人さんたち一生懸命だよねぇ〜」と山田社長にご声援もたくさんいただきました。
そんなたくさんのお心がいっぱい詰まったお店ですので、ご期待にお応え出来るようスタッフ一丸となって頑張ります!
明日は引き渡しですが、最後の建具が入りましたので、ペンキ屋さんの仕事が終わればYMOプロジェクト2完結です。
お店と事務所を仕切る扉が2枚の納品がありましたが、引き戸のところにオリエンタルな仕事が施されていました。
川崎社長、いい仕事されています。大変気に入りました!さすがだ!
お店らしくカウンター内を整えたり、仕舞い込んだものを物置から発掘したり、新しい環境に合わせて使いやすくしたりとドタバタとスタッフは大忙し。
おかげさまでだいぶ働きやすくなり、お店らしくなってきました。
商品値札など準備が行き届かないところもありますが、おいしいコーヒーだけはばっちし準備万端ですので、ご来店を心待ちにしています。
リモデルオープンはいつですか?
と、何人ものお客様に尋ねられましたが、一応、明日15日が引き渡し日ですので、明日がふさわしい日になりますが、今のところyteプロジェクトによるHPのリモデルも進行中ですので、頃合いを見ながら区切りを設けてご案内しようかと考えていますので、よろしくお願いいたします。
入荷したばかりのパナマ・レリダは甘くて、うまいうまい!
看板と新しいロゴが明日取り付けられます。
多分、全体的にぼわぁ〜んとした明かりになる予定です。
細かい工事や微修正がまだ残っておりますが、足場も週末には撤去され、全貌が見渡せるようになります。
今日はm+oさん、大一工務店の大社長、山田さんとで現場のチェックとプチMTG。
ご近所の方々も店の前で後ろに手を組んで、「横井さん、だんだんよくなるね。うれしいよ。」と声をかけてくださいます。とてもうれしいことです。
「いやぁ〜いつまで続くか.....なぁ〜んて思っていたけど、12年にもなるんだね。おばさんうれしいよ」とも。
ご声援ありがとうございます。
で、今日もお店のデザインや大工さんの腕に惹かれたお客様がご来店。あれこれ、ご質問がありましたので、ちょうど居合わせたm+oさんをご紹介できました。
m+oさん、大一工務店さん、職人さんには希望以上の出来映えに、自分もこうあらねば!といつもみなさんのお仕事ぶりをみて思うのであります。ではまた!
SCAJローストマスターズ委員会主催により、10月に行われる「ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス&エキシビション 2008」にて全国5つのエリアから6チームが参加します。
北海道チームは今年初めて結成されました。
概要はスポンサーよりご提供いただいた生豆を使い、おいしいエスプレッソブレンドを作り、2008年の日本バリスタチャンピオンに抽出していただき、招待審査員4名、一般審査員4名により評価いただくものです。
今日は北海道チームの初顔合わせを兼ねたMTGと使用する
素材の選択とカッピングをチームリーダー後藤さんのお店、丸美珈琲さんをお借りして行いました。
第1回目のMTGとしてはかなりスムーズでいい段階にまでいけたのではないかと思います。
SCAJのイベントで昨年初めて行われましたが、私は関東チームの一員として参加しました。
予想以上の観客と豪華な審査員団にも恵まれ、大成功でしたが、今年は更に盛大に行われるようです。
生粋のどさんこ7名としては初出場です!
力を合わせて悔いのない結果を出せればと思います。
アメリカではこのような取り組みが毎年重ねられておりますが、SCAJのイベントを通し扉が放たれどんどん開かれていくことは素晴らしいことだと思います。はい。
次回のMTGではブレンドの形が見えてきそうで楽しみです。ではまた!
アカデミー・デュ・ヴァンというワインスクールで横井珈琲の「エチオピア・イルガチェフェ・ウォルカ」と「ブラジル・ヴィラ・ボア」が「ワインとコーヒー」というテーマにおける講義で使っていただきました。
大学の准教授でありワイン学校では講師を務める山下さんとの出会いは札幌でお勤めだった数年前のこと。
最初は深煎りのコーヒーがお好みのご様子でしたが、エチオピアをおすすめして以来シングルオリジン、特にCOEアイテムがお気に入りに。
今日は出張で来札。
久々の再会でした。
で、受講された方々の感想を書かれたシートの一部を見せていただきましたが、どの方も素晴らしい表現をされており、感服いたしました。
香りの表現、甘さの質、酸味の質、ボディの取り方が具体的でただ驚くばかり。
氏にリクエストは対照的なオリジンを2アイテムということでしたので、上記2アイテムをおすすめしましたが、講義は上首尾に終わったとのこと。
私もほっといたしました。
うれしいことに、同様の内容でまた来年から始まるプログラムに組まれたそうで、お手伝いをさせていただくことに。がんばらなくちゃ。
私はアルコールはめっぽう弱く、特に発砲系はからっきしだめ。
コーラも飲めませんので、ビールは苦手。
ただ、おいしいお酒とかワインはいけるんです。
これを機会に色々と教わってみたいと思いました。
そういった意味からも、本当に質の高いワインは全く無知である私でさえ、良さがわかるので楽しいかも知れません。
氏も似たようなことをおっしゃっており、現にコーヒーが飲めない方も受講されていたそうですが、楽しんでいただけたとのこと。
今日お話しをお聞きした中にはスペシャルティコーヒーとの共通点がたくさんあり、益々ワインに興味が湧いてきています。
数十年前のことだそうですが、樽の香りを強調させる作り方があったが、現在は葡萄の味(質)を楽しむという方向にシフトしているそうです。
スペシャルティコーヒーと同じく、風味の強さではなく「質」という大きな共通点を知ることができました。ではまた明日!
【今日の一枚】
グァテマラのアンティグアという地域にある「レタナ」という名門農園に併設されている、コーヒーの苗床です。
外観の工事はほぼお終い。
今日はアクリル製の照明看板をはめ込む場所を加工してくださいました。ちょうど、白いシートが貼られている場所です。
この他、細かい細かい手仕事があり、狂いまくりの店内の至る所に職人の技を横目でみながら仕事していました。
ま、ここはお客様からは明らかに見えない、私たちにもよく見ないと目にしないようなほんと細かいところや配管などが入り組んだやっかいな場所にも、羽目板を貼ってくださったり。(えーこんな場所にまで)
それらの丁寧な仕事ぶりに感心するばかり。
そんな中。
ご近所さんから山田社長が呼び止められ、お仕事が舞い込んできたり、今日はYMOプロジェクト1がきっかけでお客様のご自宅のリモデルのご相談があったり。
やはり、そういった細かい配慮とお客様の立場にたった仕事っぷりが絶え間なくお仕事が舞い込んでくる秘訣なんだと思い、襟元を正す思いで敬服しておりました。
私たちといたしましてもとってもうれしい出来事ですし、
それらのご近所のお宅の工事が始まれば、また山田社長をはじめ、愉快な職人さんたちともお会い出来るので、この上ないことです。
YMOプロジェクト1で山田社長と初めてお会いした時のお話しで、とても印象に残る言葉があります。
1.仕事は断ったことがない
2.何でもやります。
3.お客様の意向が最優先。
4.利益だけを追求しない。
5.お客様からお声がかかったらすぐ伺う
お客様本意という点ではコーヒーの仕事もそのまんま当てはまります。
仕事をする山田社長の姿から、毎日エネルギーをいただいています。はい。
さてさて。
横井チカラ48歳は大変充実した毎日です。
1.YMOプロジェクト〜リモデルのあれこれ
2.Yteプロジェクト〜新しいロゴやデザイン関係
3.SCAJカンファレンス〜イベント参加と味方塾ブース出店あれこれ
さ!明日も頑張ります!
ではまた明日!
お店の近所にある、紫雲亭の及川さんがスープカレーの差し入れに来てくださいました。
夕飯は勿論!スープカレーです。はい。
及川さんはフレンチを20年経験し、札幌市西区西野に紫雲亭というラーメン屋さんを開店し確か、15年ぐらいになるでしょうか。
技術の基盤がフレンチや修業時代に天ぷら屋さんも経験されています。勿論、お菓子作りも。
縁あって会社員時代に知り合いまして、現在に至っております。はい。
及川さんのオードブルのおいしさと美しさは忘れられません。
そんな及川さんらしさは、ラーメンの野菜の盛りつけに感じられます。
野菜ラーメンは野菜がぺたぁ〜っとなっていないんです。
きれいに盛り上がっていて野菜の味がしっかりスープに表現されています。
お近くの方はぜひ、足を運んでみてください!
おいしいとんこつラーメンをいただけますよ。
横井の定番は塩!時には塩味の野菜ラーメン。
また時にはカレーラーメンです。
店名 紫雲亭
住所 札幌市西区西野3条3丁目7-1
営業時間 11:30〜20:30(スープ終わり次第終了)
定休日 火
ブラジルのサンプルがどどんと届きました。
台所が一時撤去されているので、側にあるべきものがないと云うことはとっても不便なものです。
晴れているときは見向きもされない傘も、今日のような雨降りにはなくてはならないものと気づくようなものでしょうか。
さて!今年のロットも素晴らしいものが多かったです。
コミュニケーションの深まり共に品質の向上を感じました。
ここ最近、一杯のコーヒーになるまでのプロセスを改めて考えることが多くなりました。
横井珈琲が直接施すことができることはわずか、17分から18分以内に終える、熱を加えて化学変化を促す「焙煎」です。コーヒーという液体に生まれ変わる寸前のクライマックスに近い工程です。
しかし、生産現場ではそうは行きません。
種を植えることから始めると、一杯のコーヒーになるまでには早くて3年から5年はかかることでしょう。
大きな大きな畑とも云うべき、地球で育つわけです。
その間、天地の恵みを受け、肥料を与え、畑の手入れや剪定を行い、収穫、生産処理を終え、港に運ばれ概ね7週間のクルージングを経て日本に到着。
通関手続きを終え、運搬されてやっと横井珈琲に届きます。
そんなことを思うと胸がいっぱいになる今日この頃です。ではまた明日!
予定されていた全ての下見板の張り替えが済みました。
写真でわかりますでしょうか?
8月30日に半分張り替えが済みましたが、たった2日間で日に焼けてしまいました。ちょっと驚きました。
その他には光電話の配線の改修。
オーディオ装置の配線。
張り終えた下見板の塗料の色合わせ。
新しいロゴマークの据え付け位置とサイズ合わせ。
新しい看板加工の確認。
元々焙煎機の回りはベニヤ板張りっぱなしでしたので、同じ羽目板を貼っていただきました。
12年間かかっていい具合に焼けた色に比べると、焙煎機の回りだけ新築状態?です。はい。
電気の屋内配線の改修もあったので、焙煎機の前のライトが仮設の電球をつけてくださいましたが、まるでイカ釣り漁船のランプのようで、面白いです。
焙煎機の蓋を開けたら、イカが出てきたりして!?
なわけないですね。
9月というのにばりばり蒸し暑い札幌でした。
ではまた明日!
多分、明日は正面の下見板が張られるかと思います。
その後、白のサイディング部分や張り終えたばかりの下見板に、塗装が施されどんどん外観の雰囲気が変わっていきます。
そして今日の午後からは、カウンターの打ち合わせのため、(有)川崎木工製作所の川崎社長が見えまして、丁場の杉山さんと打ち合わせをしていました。
外観のほとんどは新しい建材ですが、店内の建具を除けば、ほとんどが再利用の建材です。
ですから店内のレイアウトは大きく変わりますが、雰囲気や色づかいはほとんどリモデルまでのまんまということになります。
材料の再利用は寸法が足らなかったりするため、何倍も手間がかかる作業になると思いますが、うまいこと新しい店内でどう活かしていくか?
これがデザイナーさんと職人さんにの腕の見せ所なのかも知れません。
カウンターが据え付けられ、看板ができあがり明かりが灯る日がとても待ち遠しいです。
ではまた明日!
今日はボランティアな一日。
約600名が滝野公園に集いました。
焼き肉やジンギスカンの準備のお手伝いをしてきました。
心配された雨もお昼前から晴天に変わり、8月最後の日曜日、夏の名残を楽しんできました。
芝生に寝ころぶと、草の匂いと、森の匂い。
とっても気持ちがいいもんです。
夕方店に戻りセロと玄関先で遊んでいたら、次々と犬好きのお客様が愛犬たちと一緒にご来店。ゴールデン・レトリバー、フラット・コーテット・レトリバー、バーニーズ・マウンテンドックにプードル、テリアなど一時は8匹が玄関付近に結集していました。
偶然にしてもあまりにもタイミングが良すぎて、びっくりしました。
ゴールデンのアイビー、フラットのペロとは長いお付き合いなので仲良し。
さて、セロはそのお客様たちにいっぱい遊んでいただき、ご満悦でした。
ではまた明日!