ワインとコーヒー
アカデミー・デュ・ヴァンというワインスクールで横井珈琲の「エチオピア・イルガチェフェ・ウォルカ」と「ブラジル・ヴィラ・ボア」が「ワインとコーヒー」というテーマにおける講義で使っていただきました。
大学の准教授でありワイン学校では講師を務める山下さんとの出会いは札幌でお勤めだった数年前のこと。
最初は深煎りのコーヒーがお好みのご様子でしたが、エチオピアをおすすめして以来シングルオリジン、特にCOEアイテムがお気に入りに。
今日は出張で来札。
久々の再会でした。
で、受講された方々の感想を書かれたシートの一部を見せていただきましたが、どの方も素晴らしい表現をされており、感服いたしました。
香りの表現、甘さの質、酸味の質、ボディの取り方が具体的でただ驚くばかり。
氏にリクエストは対照的なオリジンを2アイテムということでしたので、上記2アイテムをおすすめしましたが、講義は上首尾に終わったとのこと。
私もほっといたしました。
うれしいことに、同様の内容でまた来年から始まるプログラムに組まれたそうで、お手伝いをさせていただくことに。がんばらなくちゃ。
私はアルコールはめっぽう弱く、特に発砲系はからっきしだめ。
コーラも飲めませんので、ビールは苦手。
ただ、おいしいお酒とかワインはいけるんです。
これを機会に色々と教わってみたいと思いました。
そういった意味からも、本当に質の高いワインは全く無知である私でさえ、良さがわかるので楽しいかも知れません。
氏も似たようなことをおっしゃっており、現にコーヒーが飲めない方も受講されていたそうですが、楽しんでいただけたとのこと。
今日お話しをお聞きした中にはスペシャルティコーヒーとの共通点がたくさんあり、益々ワインに興味が湧いてきています。
数十年前のことだそうですが、樽の香りを強調させる作り方があったが、現在は葡萄の味(質)を楽しむという方向にシフトしているそうです。
スペシャルティコーヒーと同じく、風味の強さではなく「質」という大きな共通点を知ることができました。ではまた明日!
【今日の一枚】
グァテマラのアンティグアという地域にある「レタナ」という名門農園に併設されている、コーヒーの苗床です。
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