SCAJ2008カンファレンス最終日記
年々海外からのお客様やメーカーさんが増える一方で、ここ最近スペシャルティコーヒーという存在をお知りになった方、或いはもう何年も色々試して楽しんでいる方やホームバリスタとして相当の腕前をお持ちの方、全くスペシャルティコーヒーを知らず、コーヒーが好きなので来てみました...とおっしゃる方など多くのコーヒーファンで埋め尽くされた東京ビッグサイト。
生産者の方々は勿論のこと、多くの熱いマインドを秘めたたくさんの関係者の方々と過ごした3日間でした。
洗い物をしてたり、水を汲んでいる合間に、「わんちゃん大きくなりましたね!」とか、「たまにブログ見てますよ!」とか、声をかけてくださったり、ちょっとびっくりでした。
声をかけてくださったみなさま、ありがとございました!
また、メールのやりとりで初めてお会いできた方とのおしゃべりも楽しかったです。
そして、初めてのバリスタ修行の時、改めてバリスタという職業の素晴らしさを知り、ほっかほかの感動のまま勉強のために立ち寄ったお店のバリスタの方と偶然にも会場で再会が出来、素晴らしいカプチーノをご馳走になったお礼と共に見事、去年よりランクアップされていましたので、その祝福の言葉もかけさせていただくことが出来てよかったです。
生産者の方々とバリスタ、焙煎人、各マシーンメーカーさんが赤いチェーンで繋がっていることをとても感じました。
ひと言で「種からカップまで」と題目のように口にしていた自分でしたが、そこに至るまでにはほんの一握りの生産者と数名のコーヒーのエキスパートの方々によって、カップ・オブ・エクセレンスがブラジルで初めて開催されるまでの見えない土台があっての今なのだとつくづく感じました。
今回のカンファレンスほど感動的なものはありませんでしたが、自分にとりましての、最高の感動場面はカフェティンのティムさんと丸山珈琲さんの中原バリスタとのご対面の瞬間でした。
以前ドキュメント番組で、カカオ生産者の子供たちがこのカカオがどれほどおいしいチョコレートになるか全く知る由もないというレポートがありました。
コーヒーの生産現場で働くみなさんにとっても、ご自身が育てたコーヒを発掘するバイヤーがいて、日本に運ばれ焙煎人とバリスタの共同作業によってこれほどの舞台で称賛を浴び、感動を与えている事実をほとんどの多くの生産者は知らないだろうと思ったのです。
ですから、ティムさんにはその感動を噛みしめておられたことでしょう。
あっという間の3日間でしたが、SCAJカンファレンスもどんどん可能性が広がって、より多くの方々がこの素晴らしいスペシャルティコーヒーのチェーンに繋がれていくことを心から念じ、明日からこの小さな工房ででっかい夢に向かってコツコツと頑張っていきます。
カンファレンスの画像集を乗せてお終いにします!ありがとございました!
メルカンタのステファンさんとフローリさん
エスプレッソ・ブレンド・チャンピオンシップの北海道チームのユニフォーム(いわい珈琲のいわいさんの背)
« ポロコ11月号 | トップページ | コーヒー教室でも人気でした »
「珈琲の味方塾」カテゴリの記事
- コスタリカ・フベナル(2014.07.25)
- 私たちのグループの名称が変わりました(2013.05.03)
- SCAJカンファレンス その2/カンファレンスの歩み(2012.10.01)
- 勉強してきます(2010.06.06)
- 久留米で勉強会(2010.03.22)
「スペシャルティコーヒー」カテゴリの記事
- SCAJカンファレンス1日目(2011.09.29)
- SCAJ ワールドスペシャルティコーヒーカンファレンス アンド エキシビション2011(2011.09.27)
- 南米の旅路その20/カルモ・デ・ミナス2日目その3 セルトン(2011.09.03)
- 南米の旅路その19/カルモ・デ・ミナス2日目その2(2011.09.01)
- 南米の旅路その18/カルモ・デ・ミナス2日目 その1(2011.08.31)