Fertile その1
12月1日より、カップ・オブ・エクセレンスのアイテムを含め、横井チカラが特に素晴らしい!と感動したアイテムを新しいカテゴリーとしてFertile(ファータイル)というセレクションの発売を開始いたします。
で、今日はそのスタートにあたりまして、この1年ほど前から考えてきたことをお話します。
2001年ブラジル・カップ・オブ・エクセレンスに初めて挑戦し、記念すべき初落札となったロットは、もう説明がいらないくらい?お馴染みの「サマンバイア」で13位に入賞したロットでした。
ちょうどその一年前には、ITC国連プロジェクトのコーヒーに出会い、駆け出しで本格的にスペシャルティコーヒーの勉強を始めたときと重なります。
それ以来、カップ・オブ・エクセレンス上位入賞ロットを継続して落札。
入賞した生産者やグループの方々との交流を通して、如何にしてお客様に感動を与えるコーヒーを生産していただくか?を共に考え現在に至っています。
また、生産現場や社会問題も出来ることから支援プロジェクトを継続し、更にその輪を拡大していこうと考えています。
それはコーヒーのおいしさに直結していくからです。
その一端としてはみなさまもご協力をいただいている、エルサルバドルのモンテシオン農園の託児所建設があります。
おいしさを作っていくのは、やはり、カッピングという共通した「尺度」を持ってコミュニケーションを重ね、素晴らしいコーヒーに対して、きちんと評価していくこと、安心しておいしいコーヒーを生産していただける環境作りの支援の継続がとても大切なことだと云うことも足を運んで初めて知ったことです。
その結果、年々品質向上策が成果を上げています。
これらを知ったきっかけになったのも、横井珈琲がどこに向かって前進していくか、そして行く末どうあるべきかを教えてくれたのが、カップ・オブ・エクセレンスでした。
そして、志を共にする全国の仲間と共に歩ませていただいての横井珈琲であります。
この品評会が開催されるまで全く知られることの無かった生産者や生産エリアが、後に行われる国際インターネットオークションによってその素晴らしさが知られ、理解されるようになりました。
ですから、品評会におけるインターネットオークションの落札に留まらず、それらをきっかけに知り合った生産者とお付き合いを継続していくことこそ、生産者、お客様共によろこびあえる「さんかくらいふ」なのだと。
カップ・オブ・エクセレンスという品評会を運営するACE(カップ・オブ・エクセレンスを運営するNPO)は素晴らしく可能性を秘めた生産者と私たちを結ぶ架け橋なのだと思うのです。
すいません。
なんか横道に逸れてしまいましたね、ちょっと長くなりましたので、Fertileのあれこれの続きはその2でまたお話しします。
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