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2008/11/28

コスタリカ・シン・リミテス

ウエストバリー地区の小規模生産者ハイメご夫妻の畑から届けられた素晴らしいコスタリカ・コーヒーです。
横井珈琲では去年に引き続き、2度目のご紹介になります。
いやぁ〜、心地よく持続する甘さ、繊細で透明感のある味わいに思わず歓声を上げてしまいました。
それは、焙煎中にも感じられ焙煎の進行と共に様々なフルーツの甘さがポンポン飛び出すんですね。
品質向上に向けるご夫妻の情熱が一粒一粒の豆から否応なしに感じてくるんです。
ホント、驚いたし感動したんです。

今年のコスタリカCOEでも見事2位に入賞も果たされました。
お付き合いの生産者がCOEで入賞されることは本当に嬉しいことです。
12月1日から新しいFertileという新しいカテゴリーで発売開始いたします。
12月の「いまうまセット」でもお試しいただけますので、ぜひともお楽しみいただきたく思います。

あまりにも感動しましたので、ご来店のお客様にエスプレッソやカプチーノでお楽しみいただけるよう、このシン・リミテスを使ったFertileな?試作エスプレッソブレンドを仕込みました。
どんな風に仕上がるかがとても楽しみです。
只今、エージング(熟成)中なのです。はい。ではまた!

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2008/11/26

ちょっとずつ...

_rim0001焙煎機をゆっくりと暖めつつ、朝練です!(笑)
ちょっとずつコツが掴めて来たような気がしたとろに、壁にぶち当たるんですね。

エスプレッソに使用する豆や焙煎は勿論、抽出も奥深くとてもやり甲斐があります。

スタッフみんなで努力精進いたします!

セロ初めてのドッグラン!

セロは朝から退屈そう。
でも、今日はお店が休みなので何気に嬉しそうでもあります。      
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午前中に用事を済ませ。
お昼はバンビーノさんでランチ。
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暮れそうで暮れなさそうで、青空がやや残り気味の寒空がきれいでした。
受付を済ませてゲートをくぐると、先輩わんちゃんの歓迎を受けるセロ。
ところが、背中から首にかけて毛が逆立っているんです。
興奮しているのか、怒っているのか?(笑)
その直後に猛ダッシュの連続で早すぎでコンパクトデジカメでは追い切れず。
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先輩飼い主さんにも遊んでもらい。
あまりの寒さで早めに退散。(笑)
セロはとても楽しそうで、何よりの休日。
しかし、またもや車に乗せるのに一苦労。
今日はうえっぽ、うえっぽ、涙目と鼻水だらだらはなし!
少しは慣れたかも知れません。
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今は亡き、ファルは車が大好きでした。
セロはなんで苦手なんだろ?
で、帰ってきてから一眠りしてエネルギーを蓄え、チャンプと大格闘を繰り広げ横井の定休日は終わったのでした。ではまた!
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2008/11/24

カプチーノに悪戦苦闘!

_rim0050ハートが描けるようになった気がしたので、調子に乗ってリーフに挑戦!

なんとかちっちゃいリーフができかけましたが、キメの細かいミルクフォームは中々どうして簡単にはいきません。

ご来店のみなさま!
今日もご協力いただき、ありがとうございます。
お休み明けからまた猛練習を開始いたします!

次回のご来店の折には、もっとおいしいカプチーノをお楽しみいただけるようがんばります!

今日もエスプレッソやカプチーノに使っている豆のお問い合わせがありました。ありがとうございます!
ご家庭でエスプレッソやカプチーノを愉しまれている方が増えているようですね。
ご要望にお応えできますよう、まずは店頭のみに限定して販売できますよう、準備を進めたいと思います。

ではまた。

2008/11/21

エスプレッソの奥深さと愉しさ!

_rim0025今日もお客様にエスプレッソやカプチーノの試飲をお願いしました。

ほんの心ばかしのサービスではございますが、ご感想までお聞かせいただき、ありがとうございます!

多くは、カプチーノをご希望されるのですが、中には「エスプレッソ!」とおっしゃるお客様も少なくはなく、お試しいただくと...「おぉ、甘い!」とおっしゃってくださる方がとても多く、しかも三口くらいで飲み干してくださいます。

膝がかくかくするくらい嬉しかったです。はい。

また、「このコーヒーは買えますか?」
価格表を指さし、「このコーヒーはどれですか?」
と尋ねられたりもしました。ありがとうございます!

今はサマンバイアのナチュラルロットやサン・ヘラルドをベースに隠し味的にマンデリンをブレンドしています。
焙煎度合いもブレンドのバランスも日々勉強です。

スペシャルティコーヒーの魅力とも云うべき繊細な風味や甘さ、ことにマウスフィール(口に含んだときの質感)の再現にとても神経を使います。
このマウスフィールとともに爽やかで甘さの伴う明るい酸の質。
これらとミルクとの出会いこそ、今年8月、軽井沢、丸山珈琲さんのトレーニングセンターで体験したスペシャルティコーヒーの醍醐味をお客様にお伝えしたくって、スタッフ一丸となって猛特訓中なのであります。
_rim0035 マシーンに向かうほどに、
「種からカップまで」の共同作業をリレーに例えると、アンカーとも云うべき役割のバリスタ。その仕事の素晴らしさを日々強く感じ、尊敬の念が沸々と湧いて参ります。
やはり、感動を与えるにふさわしいコーヒーは畑で働く生産者、インポーター、バイヤー、カッパー、焙煎人、マシーンメーカー、バリスタの「共同作業」によって実現するんですね。

今更ながら、ジャパン・バリスタ・チャンピオンシップ(JBC)やワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(WBC)の高まりの意味合いがひしひしと伝わるのです。

いや、スペシャルティコーヒーは本当に素晴らしい!

スタッフも毎日ちょっとずつ新たな発見があるようで、一生懸命スキルアップに努めていますので、ご期待くださいね!
バリスタ修行開始3日目になりますが、自分よりも覚えが早く驚いています。
ではまた!

追伸:実はアメリカーノもおすすめです!

COE Bolivia Aouction!

_rim0042ボリビアのオークションが終わりました。
久々のチャンピオンロット!
Café de Cordilleraを落札できました。

昨日の午後11時から始まって、終わったのが朝の4時半過ぎでした。 

札幌はなまらしばれててて、昨日積もった雪ががちがちに凍っています。
さ、一眠りして焙煎!焙煎!
そして、トレーニングだぁ〜。ではまた!











Rimg2901この画像は、今回の品評会に国際審査員として参加された、大川のあだち珈琲さんの安達さんからいただいた授賞式の様子。農園主のZenovia R. Charca de Huayhuaさんです。

2008/11/20

雪積もりました

朝の散歩を終えて、店の前をちょいと除雪。
セロは積もる雪と戯れ楽しそうです。
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2008/11/18

好きな場所

_rim0018今日は友人のお引っ越しをお手伝い。
引っ越し先がとても懐かしい場所でした。
会社員時代、ライカM3や戦前のコンタックスを首からさげて、よく撮影に来た場所です。
今では随分と変わりましたが、まだまだその名残がありました。
古い古いお米屋さんがあったり、釣り道具屋さんに古着屋さん。
そしてお決まりの野良猫がそれらのお店のご主人からご飯をもらってたり。
そんな日常を撮影したものです。

思わず懐かしくなり、被写体を探してぱちり。
暮れるか暮れないか...
微妙な時間帯ってわずかなのです。
そこがとてもスリリングでいいんです。

昔は自宅に戻り、現像するまでハラハラどきどきでしたが、デジカメはその場で確認が出来る。
だから、撮り直しもできますね。
便利な時代になりましたが、不便さも時には風情があってそれはそれでよかったかも知れませんね。



_rim0003家に戻って夕飯前に少し練習。
ちょっとずつミルクのフォーミングのコツが掴めてきたような気がします。

がんばらなくっちゃ!
ではまた明日!

2008/11/17

泡泡カプチーノ

マシーン設置から一夜明けて、焙煎機を暖めながらまずは朝の一杯。
ぶつぶつの泡だらけのハートのカプチーノ。(笑)
こっから、もっとなめらかに、もっとおいしく出来るよう頑張ります!
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2008/11/16

セロ19kg!

_rim0003_2セロはまだ車酔いを克服できずにいます。
酔うゴールデンなんてかっこわるいぞ!(笑)
先日、近所まで軽いドライブ、中々お利口さんで凛々しくシートに座っていましたが、店に近くなるにつれ、足が小刻みに震えだし、よく見ると涙目になっています。

どうも揺れが苦手らいしい。

駐車場に到着して、エンジンを切ったその時。
うえっぽ、うえっぽ...
あと一息だったのにね。
また、がんばろう。

今日は狂犬病のよ予防接種で体重を量ったら19kgもあってびっくりしました。
セロ、生まれてもう少しで半年です。はい。

ラ・スパッィアーレが来たぁ〜

_rim0003やっとやっと、横井珈琲にエスプレッソマシーンがやってきました!いや、長い長い道のりでした。

このマシーンが届くまで、色々ありました。
仲間のアドバイスに励まされ、メーカーさんの多大なご協力とご理解のもと、無事本日夕方に届きました。

このマシーンはSCAJ2008のブラジルブースで使用されたマシーンでイタリアの機械です。
今日は浄水器や配管、電源の接続を行い、明日はいよいよ試運転。
メンテナンスなどをしっかりお聞きし。
カプチーノやエスプレッソドリンクサービスの準備を急ピッチで始めます。









_rim0013 で、夜も遅くなりかけたので、いつもお世話になっている、リストランテ・バンビーノさんで遅い夕食。
写真は秋刀魚のカルパッチョ。

ではまた明日!

Fertile その2

_rim0091カップ・オブ・エクセレンスの開催から、年を重ねる毎に生産者のモチベーションと共に品質の向上が多く見られるようになりましたことを「その1」でお話ししました。
パッケージの形態は現在のカップ・オブ・エクセレンスのアイテム同様、250gパックのみとさせていただきます。

で、現在はFertile(ファータイル)を表す、ラベルシールのデザインを製作中です。
ですから、このFertileというラベルが特に横井力が感動した素晴らしいコーヒーという「証」になりますので、ぜひともお試しいただきたく思います。はい。

カップ・オブ・エクセレンスと並ぶ、素晴らしい生産者の手とテロワール(ひと言で言えば土地風土)で育まれたスペシャルティコーヒーをお届けいたします。

これに伴い、ザ・ヴァリィはこのFertileのアイテムが随時ブレンドに加わります。ではまた!

2008/11/13

Fertile その1

_rim002912月1日より、カップ・オブ・エクセレンスのアイテムを含め、横井チカラが特に素晴らしい!と感動したアイテムを新しいカテゴリーとしてFertile(ファータイル)というセレクションの発売を開始いたします。
で、今日はそのスタートにあたりまして、この1年ほど前から考えてきたことをお話します。

2001年ブラジル・カップ・オブ・エクセレンスに初めて挑戦し、記念すべき初落札となったロットは、もう説明がいらないくらい?お馴染みの「サマンバイア」で13位に入賞したロットでした。
ちょうどその一年前には、ITC国連プロジェクトのコーヒーに出会い、駆け出しで本格的にスペシャルティコーヒーの勉強を始めたときと重なります。

それ以来、カップ・オブ・エクセレンス上位入賞ロットを継続して落札。
入賞した生産者やグループの方々との交流を通して、如何にしてお客様に感動を与えるコーヒーを生産していただくか?を共に考え現在に至っています。

また、生産現場や社会問題も出来ることから支援プロジェクトを継続し、更にその輪を拡大していこうと考えています。
それはコーヒーのおいしさに直結していくからです。

その一端としてはみなさまもご協力をいただいている、エルサルバドルのモンテシオン農園の託児所建設があります。
おいしさを作っていくのは、やはり、カッピングという共通した「尺度」を持ってコミュニケーションを重ね、素晴らしいコーヒーに対して、きちんと評価していくこと、安心しておいしいコーヒーを生産していただける環境作りの支援の継続がとても大切なことだと云うことも足を運んで初めて知ったことです。
その結果、年々品質向上策が成果を上げています。

これらを知ったきっかけになったのも、横井珈琲がどこに向かって前進していくか、そして行く末どうあるべきかを教えてくれたのが、カップ・オブ・エクセレンスでした。
そして、志を共にする全国の仲間と共に歩ませていただいての横井珈琲であります。

この品評会が開催されるまで全く知られることの無かった生産者や生産エリアが、後に行われる国際インターネットオークションによってその素晴らしさが知られ、理解されるようになりました。

ですから、品評会におけるインターネットオークションの落札に留まらず、それらをきっかけに知り合った生産者とお付き合いを継続していくことこそ、生産者、お客様共によろこびあえる「さんかくらいふ」なのだと。
カップ・オブ・エクセレンスという品評会を運営するACE(カップ・オブ・エクセレンスを運営するNPO)は素晴らしく可能性を秘めた生産者と私たちを結ぶ架け橋なのだと思うのです。

すいません。
なんか横道に逸れてしまいましたね、ちょっと長くなりましたので、Fertileのあれこれの続きはその2でまたお話しします。

2008/11/11

セロのお客様

_rim0040先日は3名ものお客様がセロに会いに来てくださいました。
セロになりかわり、御礼申し上げます。
みなさんやはり犬好きでいらして、ゴールデン、ラブラドール、フレンチブルドック、ブルテリアと暮らしておられます。

セロのお家は横井珈琲の2階にありますが、お客様の声が聞こえるのでしょうか。
ちょっと声をかけると、ころげおちてるのではないかと思うくらいのスピードで階段を降りてきます。

さてさて。
おかげさまで毎日少しずつではありますが、テイクアウトをご利用いただくお客様が増えています。
ありがとうございます!
これからの寒い季節にはぴったりですね。ではまた!

巨大ショッピングモール

先日、11月21日にオープンするiias(イイアス)にお邪魔してきました。
いや、でかいでかい。
近所のジャスコが出来たときも驚きましたが、更にでかい!
自然光が入り込むとても明るいショッピングモールでした。
iias=イイアス=いい明日という意味なんだそうです。はい。
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第1回ローストマスターズリトリートその後で...

_rim0086_2リトリートが終わって伊東屋珈琲の伊東さんの車に乗って、伊東さんおすすめのお蕎麦屋さんでしばし腹ごしらえ。

その後、迷わず丸山珈琲軽井沢店へ直行。
スタッフの方の温かい笑顔のおもてなしで、僕はコスタリカ・シンリミテスを伊東さんはグァテマラ・ニルマをいただいてほっと一息。

すると、考えることはみな同じ?
車で参加されたリトリートのメンバーが続々と集まってきて、アフターリトリート?と、相なりました。
またタイミングよく、丸山さんもいらしてしばし珈琲談義。

で、ほっと一息も目的でしたが、リトリートにも参加されていた、丸山珈琲の若き焙煎人、中村さんと上原さんとの焙煎談義の目的もあったんです。

勿論、丸山珈琲のプロバット(焙煎機)は元気に稼働中の
お忙しい合間を縫って、しばし焙煎談義。
丸山さんに鍛え抜かれた若き焙煎人のモチベーションの高さに感服しつつ、しょーもないおじさんギャグにお付き合いいただきました。
※向かって左が上原さん、右側が中村さん。

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第1回ローストマスターズリトリート その3

_rim0070_2最終日の3日目は5チームが各々2日間かけて創り上げた「クリスマスブレンド」を全員でカッピングして順位を決めました。

私たちVery Berryチームはおかげさまで伝説?の第1回目リトリートにおいて、第1位に選ばれました。
とても嬉しかったです。

評価の方法は全てブラインドで丸山委員長がヘッドジャッジとなって、国際品評会さながらのスタイルで行われました。
もっとも順位は別として、このような場をとおし、お客様にスペシャルティコーヒーの素晴らしさを共にお伝えしていくことが最優先されることにあります。

開業前や開業間もない方々に取りましても、長くこの業界で携わってこられた方々に取りましても最高の一時になったのではないでしょうか。

ブレンドのカッピングに関しましては、1999年初めてブラジルで行われたカップ・オブ・エクセレンスに参加された林専務理事、翌年の2000年に参加された関根委員長、そして、丸山委員長のアドバイスもいただきながらのリトリート。

当に伝説のカッパーの方々にご指導をいただくことができた伝説の40人。
今、その様子を思い浮かべただけでも熱くなります。
また、今回のリトリート開催にあたりましては、本当にたくさんの方々の多大なるサポートのおかげさまをもちまして、行われましたこと心より感謝申し上げます。
特に開店準備の慌ただしいときに場所を提供してくださいました、丸山珈琲の丸山社長をはじめ、阪本さん、スタッフのみなさま、本当にありがとうございました。

リトリートではじめてお会いした多くの方々との交流はとてもかけがえのない一時になりました。
これからもっともっと、日本のスペシャルティコーヒーはもっとおいしく、もっと光り輝いていくことでしょう。
焙煎やカッピングを通して、参加者の目的と目標(方向性)がきっちりとかみ合った、素晴らしい結集だったと思います。来年の再会がとても楽しみです。
札幌に戻りまして参加者のみなさんからお便りや画像などたくさんいただきましたので、まとめの画像レポートです。
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Very Berryチームメンバーのご紹介!
後列左から、開業準備中の高地さん、ピコフードサービスの田那辺さん、マグノリアコーヒーロースターズの富岡さん、開店目前のゴッホロースターアンドティーカンパニーの新見さん、
(株)トーアコーヒーの浅野専務、チームリーダーの(株)ボンタイン珈琲加藤社長、横井、Unirの山本さん

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カッピングが済んでディスカッションに移る前の一時。
なぜかいつもカメラ目線のハニー珈琲の井崎さん。
もう始まるっちゅうのに席に着かない伊東屋珈琲の伊東さんと珈琲屋めいぷるの関口さん。
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最後はやっぱ、伝説の40人!
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第1回ローストマスターズリトリート その2

Dsc08160前日の作戦会議でどんなクリスマスブレンドにするかが決まり、グループ名のVery Berryにちなんでベリーたっぷりの甘いブレンドにしよう!ということが決まりました。

で、大まかに狙いを定めた素材(生豆)をチョイスし、初めて触れる3つの焙煎機を各メーカーさんから教わりながら、一通りみんなでわいわい焙煎とカッピングに終始。

焙煎しているときはみんないい顔しています。
画像はアメリカ製のディードリッヒという焙煎機で焙煎中の横井です。はい。
後ろでおいしく焼けるよう見守ってくれているのが、トーアコーヒーさんの浅野専務。
この他、サンプルローストでも味を見ながらブレンドの軸を定めていきましたが、みなさんの心が一つになったといいましょうか。早々に使用する生豆も決まり、ブレンドもすんなり決まりうまくいきました。
最後は隠し味の素材選びに入り、有力候補が2つ完成しました。
自意識過剰の横井は「行けてるね!」を連呼してしまったせいか、否応なしに盛り上がってしまいました。(笑)
メンバーは若い方が多く、最年長がこのあたしでした。はい。

このような情報交換は今までまったく見られなかったことですが、しみじみ素晴らしい「伝説」の1分1秒が目の前に広がっていて感無量でした。

僕たちのグループは長いキャリアの焙煎人から、開業目前、或いは開業予定といった方も加わっておりましたが、なんのなんのプロ顔負けのカッピングスキルはSCAJのセミナーに積極的に取り組まれたり、とても志の高い方の熱気で溢れかえっていました。
なんと、初めて焙煎されたという方のコーヒーも素晴らしかったのです。はい。

何気に、横井さん、ここら辺はいつもどうしてますの?などなど情報交換もぽんぽん飛び出し、あっという間に2日目が終了!
まずは自らが目的と高い目標を据えての後に「伝説」となるであろう方々の結集体。この小さな輪が日本のスペシャルティコーヒーの啓蒙に繋がっていくことを確信しました。

では、素敵な笑顔や真剣な参加者の画像レポートをどうぞ!
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2008/11/05

第1回ローストマスターズリトリート

_rim0018いよいよ、始まりました。
丸山委員長のご挨拶では「ここにお集まりになられたみなさんは後に伝説の40名になるかも知れませんね。(笑)」と、日本では初めての開催となったリトリート(合宿研修)の意義、またアメリカで行われている同様の取り組みについてご説明がありました。

で、さっそくマイクロバスに便乗し、開店準備まっただ中の丸山珈琲小諸店へ移動し、カリブレーションです。(味の摺り合わせ)
スポンサーからご提供いただいた生豆を使い、同じくご提供いただいた3つのロースターマシーンでおいしいクリスマスブレンドを作るというのが目的です。

40数名は5チームに編成され、明日一日かけて最高のクリスマスブレンドを作ります。
優勝出来るようみんなでチカラを合わせてがんばります。

夜はウエルカムパーティがありましたが、終了後なだれ込むように休みました。

ではまた明日!


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2008/11/04

初めての雪

_rim0013予報の通り雪が降りました。
セロ、初めての雪です。

近所にあるとっても広い公園で思い切り走らせてみました。かなり早い。(驚)

近くの手稲山はつい先日、初雪が観測されましたが、昨日の夜からは急激に寒くなり、公園に向かった朝早くには雨から雪に変わりました。

今日は定休日ですが、明日から7日まで軽井沢出張のため少し焙煎しました。
足りない分はなつ焙煎人にお任せです。はい。

さて今回の出張はSCAJのローストマスターズ委員会主催の「第1回ローストマスターズリトリート」と言いまして、焙煎人合宿研修に参加してきます。
9月に行われた、「品質ワークショップ」から先日のSCAJカンファレンスで開催された、「エスプレッソチャンピオンシップ」との関連性があり、今年一年の集大成になるのではないでしょうか。

これまで丸山珈琲の丸山委員長をはじめ、委員会の方々の時間をかけての論議を経て実働をはじめたローストマスターズ委員会の取り組み。
これは、取りもなおさず、私たち焙煎人のスキルアップにフォーカスしたものでありますが、結果として日本のスペシャルティコーヒーの発展に寄与するものであり、欧米に勝るとも劣らない消費国になっていくための大きな第一歩ではないでしょうか。
かつてなかった開かれた新しい試み。
日本のスペシャルティコーヒー史上に残る意義深い取り組みになると思います。

たくさんのみなさんの取り組みの土台にちゃっかり乗っかるだけに留まらないよう感謝で参加し、北海道のスペシャルティコーヒーの発展のため微力ながら貢献出来ますよう努力して参ります。

目的はただ一つ。
お客様に感動を与える素晴らしいスペシャルティコーヒーをお届けするためにあり、そのことが生産者の方々との絆を深くし共によろこびあえることだと思います。

また、このような機会を通して同業の方々との横のつながりもとても有意義なことだと思いますので、たくさん吸収し、たくさん美味しいものを?食べてこようかと思います。はい。
では、リトリートの様子は少しずつご報告して参りますね。

_rim0014 セロは散歩の時まだ落ち着かず、まっすぐ歩かないこともしばしば。

横目でこちらをチラ見しながら、時折石ころを満足げにじゃりじゃり噛んだり、思い出したように激しく走り出したり。

ところが一つ大きな弱点があります。
車に酔うんです。(笑)
聞いたこと無いですよね?ゴールデンが車酔い?
車の鍵を持っただけでいざ出陣!とばかり反応するはずですが、車に乗せようとするとへっぴり腰になります。

最近は少し慣れたようですが、最初は車の中でゲロゲロやってました。
早く慣れてもらいたいものです。

2008/11/02

体験カッピングコーヒー教室

_rim0054SAPPORO DESIGN WEEK 2008のイベントの一貫として、m+oさんのお誘いを受けて行って参りました。
いつ行ってもほっとするギャラリー。
ゆるい感じでチカラが入っていないような、でもしっかりつぼを押さえてある空間。

そこに、m+oさんの新旧クライアントさんが集まり、コーヒー教室は始まりました。

2時間という限られた時間でスペシャルティコーヒーの魅力や理念である「種からカップまで」を駆け足で。

去年と今年訪れた、中米の生産地でのお話しやカップ・オブ・エクセレンスの品評会の様子、種を植えて収穫を終えたチェリーの生産処理までのプロセスの画像をスタッフの金澤さんに編集していただき、実際にスライドで流しながらお話しをさせていただきました。

その後、コーヒー教室では初めての試みとして、実際に品評会で使用されるスコアシートを使い、3種類のシングルオリジンをカッピング。
さながら、m+oコンペティションがにわかに始まったのでした。
コーヒーは当日の焙煎を終えても絞りきれず、多めに持参。

流れを見て3ロットに決めました。
点数をつけるまでには至りませんでしたが、みなさんに手を挙げていただいて順位を決めました。
いやぁ〜、実に面白かった。
一番人気はニカラグア・リンダ・ビスタ、2番目がケニア・ギタレ、三番目がコスタリカ・ブルマスという結果になりました。1番はダントツでしたが、2番と3番は僅差!
どれもこれも横井珈琲のスターばかりですが、やはり、カップ・オブ・エクセレンスのアイテムは評判がいいですね。

驚いたことにみなさんのコメントが素晴らしいのですよ。
「後味がなめらか」
「冷めると甘さが増す?そんなわけないよねぇ〜」
「とても甘い」
色々とコメントをお聞きしながら、普段のコーヒー観についてリサーチすると多くのみなさんが大きく頷く瞬間がありました。

「冷めると飲みにくくなる」
「酸味や苦みを感じやすくなる」
というお話しがありましたが、どの方もそれが普通だと思っていらしたようです。

その違いはご覧いただいた生産現場においてほとんどが決定づけられてしまうことや生産者とのコミュニケーションがとても大切であること、そして素晴らしいコーヒーはきちんと評価をしてあげることで更によいコーヒー生まれる。
そんな構図の一旦を垣間見ていただけたようでほっとしました。
スペシャルティコーヒーは簡単においしいコーヒーを肩の力を入れず楽しめるんです。
これからもコーヒー教室やお店でもお客様とカッピングの機会を増やして行きたいと思います。
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セロの新しいお友達?エクルちゃん

_rim0039いわゆる通称英ゴルのエルクちゃんと米ゴルのセロがご対面。

初めてのご来店のお客様でしたが、お店で「セロくんは、いますか?」と尋ねられたそうです。
ちょうど2階でお昼を食べていたら、エクルちゃんが見えたんでセロを連れ、女将と一緒に飛んでいきました。

いやぁ〜お上品。
4ヶ月の女の子です。はい。
私たちにとって初めての英ゴルちゃんでした。
目が何とも云えずかわいいんです。はい。

今度お会いできるときまで、お互いもう少し大きくなっているかな?
エクルちゃん、また遊びに来てね!








_rim0048 でも、ウチのお殿様、ちょっとしつこいのですよ。(笑)
エクルちゃん、困った顔してます。

昨日の夜のこと、ちゃんぷが「とーちゃん!」とばかりに近寄ってくるので、よく見るとセロの唾液でしっとりしてたのでした。
その後じゃれているのを見てると、セロがちゃんぷの頭をぷっとやっているんです。
丸呑みしてしまいのではないかとちょっとはらはらしました。(笑)ではまた!

スタッフの佐藤夏子曰く。
ちゃんぷさんに会いに来る人はいないんですかね...(笑)
そーだねー。確かに....

2008/11/01

ボリビア・コリパンパ

_rim0023可愛らしい名前ですね。
コリパンパ。

ミルクチョコや主にベリー系のフルーツやキャラメルを思わせる風味もあり、爽やかさがあって素晴らしいのですが、このコーヒーの魅力はマウスフィールと云いまして、口に含んだときの「質感」が一番の魅力だと思うのであります。はい。

カップ・オブ・エクセレンスの品評会でも90.38点を獲得し、4位に入賞。そして、堂々のプレジデンシャルアワードであります。

今月のいまうまセットでは「ニカラグア・リンダ・ビスタ」と共に二つのCOEアイテムをお楽しみいただけます。

さて、札幌はかなり冷え込んできました。
風邪など引かぬようおいしいコーヒーと一緒にお過ごしくださいね。

明日はm+oさんのギャラリーでコーヒー教室です。
ではまた!

コスタリカ・ブルマス

_rim0010麻袋の下の方に、HONEY COFFEEと書かれていますが、このハニーコーヒーというのが、ブラジルのパルプトナチュラルのように、収穫したコーヒーチェリーをウエットミルという処理機械にかけ、粘液質(ムシラージ)を取り除き、パーチメント(脱穀前のコーヒー豆)乾燥処理する方式です。

この方法で生産処理すると、コーヒーチェリーと種(生豆)の間にある粘液質の甘さを種(生豆)が吸収するとされ、この生産処理によりブラジルコーヒーの品質が向上しました。

で、このブルマスは昨年もご案内いたしましたが、黒糖を思わせる甘さが素晴らしく、とてもバランスのいいコーヒーです。はい。

オーナーのファン・ラモンさんはSCAJカンファレンスに今年は奥様を伴われお越しくださり、毎朝、味方塾のブースで「僕のコーヒー入ってる?」と、あれこれみんなで朝の一時を楽しみました。

下の写真は、いただいたピンバッジとメンバーとの記念ショット。

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ブラジル・セハード・カルモ・デ・ミナス

_rim000110月のブラジルコンビは大変ご好評をいただきました。
いまうまセットでもご案内しましたので、飲み比べをされたお客様も多かったかと思います。

サマンバイアを含む、サント・アントニオ・セレクション系は伝統的なブラジルの風味が特徴ですが、このカルモ・デ・ミナスや先月ご愛飲いただきました、クリスチーナという地域で生産されるブラジルコーヒーはまた違った爽やかさや華やかさを併せ持つ魅力があります。
様々なフルーツや花の印象を持つコーヒーが多く見られ、カップ・オブ・エクセレンス上位に多数入賞を果たした農園がたくさんあるエリアです。

さて、このセハードの魅力は「華やかさ」にあります。
フルーツの香りとクリーミーな口当たりとなめらかな甘さをお楽しみください。

ではまた!

ニカラグア・リンダ・ビスタ

_rim0010中央アメリカのカップ・オブ・エクセレンスアイテムの第1弾はニカラグアです。
このリンダ・ビスタは5位に入賞しました。
ヌエバ・セコビア地区のディッピルトという小さな町で生産されています。
去年は審査員として参加しましたが、品評会が行われたオコタルという町のすぐそばにあります。
で、去年落札したヴィジャ・フォンタナも同じヌエバ・セコビア地区でしたが、このエリアはこの品評会では数々の小規模生産者の畑がひしめき合っています。

甘いオレンジやアプリコットといった爽やかなフルーツの印象はニカラグアコーヒーの魅力をたっぷりと楽しめます。










_rim0009 夜遅くに大きな子犬セロハウスを覗くとこんなゆるい顔でお出迎え。
やっとゴールデンらしくしっぽにも風格が出始めました。
ちょっかいかけると甘噛みをしながら寝てしまいました。
ずーっとその様子を眺めててもちっとも飽きないのが不思議だ。

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