ファイナルラウンドが終了し、感動のセレモニーへ
2日間かけて61ロットを審査し、84点以上をクリアした中の上位10ロットをもう一度審査しトップ10を決めるファイナルラウンドです。評価が割れたロットもありましたが、さすが、トップ10ともなると素晴らしいロットがそろい踏みでした。
品評会が終わると審査員、地元ボランティアのサポートメンバーもお互いの健闘を称え合う、スタンディングオーベーション。陰の支えがあって品評会が 成り立っていることをしみじみ感じます。ぐぐっと来るんです。はい。で、ちょっとはじめての光景でしたがサポートのメンバーの子たちがサインを求めてくる んです、自分がつけてたエプロンに。なんとも微笑ましく、みなよろこんでサインに応じていました。
ファイナルラウンドが終わると、ドライミル「ベネフィシオ・サンタローサ」のみなさんも駆けつけてセレモニーに参加。左がマネージャーのピーターさん。
セレモニーは大きなホテルの大ホールで行われました。表彰式はいつもながら胸がいっぱいになります。受賞される生産者はほとんど小規模生産者の方たちですので、広く知られるすべがなかったわけです。ところが、このカップ・オブ・エクセレンスのプログラムが始まって以来、彼らのモチベーションは大きく変わっいき、品質の向上面においても大きな成果を見せました。心に残っているのは2004年グレゴリオさんがチャンピオンになったときのスピーチです。会場内は感涙にむせび、称賛の拍手が鳴りやまなかったそうです。ですから、入賞の陰にはたくさんの努力と様々な歴史が刻まれていると思うと、やはり、はい。さて、何よりもうれしかったことは、チャンピオンになった生産者は勿論のこと、カングワルという生産エリアからヘナーロさんをはじめ2名が、また、ちょっと前にサンプルをカッピングして抜群のポテンシャルを感じたレイナさんらの入賞をよろこびあえたことでした。
丸山珈琲の丸山さん、15位入賞のレイナさん
カングワルのみなさんと。写真には写っていませんが、ヘナーロさんは39位、イシードルさんが26位、サロモンさんが38位入賞。
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