フォト

他のアカウント

« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »

2009/08/28

ブラジル・セハード・カルモ・デ・ミナス

R0010057 間もなくカルモ・デ・ミナスのブラジルは「セルトン」から「セハード」に変わります。

やはり、この地域のコーヒーは爽やかで甘いです。

さて、このセハードの印象ですが、オレンジ、アプリコット、チェリーの香り、爽やかで明るく透明感のある酸の質、シルクのような口当たりとクリーミーなキャラメルを思わせる甘さが素晴らしいです。

いつもの眺め

R0010666ここ焙煎機の横が毎朝の立ち位置。

去年のリモデルまで入り口に掲げていた看板を眺めつつ焙煎しています。

1996年11月7日の開店の最初の10日間、看板がありませんでした。
その当時は珈琲の豆売りのみの業態が珍しい時代でしたので、外から見ると何屋さんなのかわからない状態でした。

さて、約20年使い込んだオーディオのアンプが間もなく引退の時期を迎えています。
スイッチを切ると起動しなくなんです。だからしばらく、つけっぱなしなんです。(笑)

それこそ、開店当初のことですが、30kg近くもあるレコードプレーヤでレコードをかけていた時代もありました。アンプは管球式。かなりスローな珈琲屋でした。

時々「ねぇ〜、マスター!(だ、誰?)あれない?俺さぁ〜あれ、大好きなんだよ...あったらかけてよ」なんて時折、リクエストがあったりして....

で、今日はお付き合いのあるオーディオ屋さんにお電話して、中古のアンプを物色しました。シンプルでよさげなものを見つけましたので、9月上旬には届きそうです。何気に楽しみにしています。ところで、電化製品って壊れるとき一気に行きません?アンプの次はMacBookが壊れそうなので、びくびくしながら使っています。

2009/08/27

ブラジル・ピニャール・ナチュラル

R0010671サマンバイア・ナチュラルは今月いっぱいで一旦お休みしまして、9月からお馴染みになりました、エンリケ・ディアス・カンブライアさん率いる、サマンバイアを含む生産者グループ「サント・アントニオ」のセレクションロットをご紹介いたします。

これらのコーヒーの生産エリアはスルデ・ミナスのサントアントニオ・デ・アンパーロというところですが、このエリアのブラジルコーヒーはナチュラルロットが特に素晴らしく、定番のエスプレッソブレンドには欠かせません。

さて、このピニャール。香ばしいアーモンドの香りやなめらかなチョコレートの質感、マーマレード(オレンジ)のような印象が魅力です。

コスタリカ・シン・リミテス

R0010769来ました来ました!待ちこがれていたコスタリカの第1弾、「シン・リミテス」がやっと届きました!

早速テストローストしましたが、素晴らしい!ご案内は今年で3回目になりますが、毎年ポテンシャルがぐんぐんアップしているのを感じます。

では、その魅力をご紹介いたしましょう。

いっちばん感じたのはマウスフィールの素晴らしさです。口に含んだときの「質感」を云いますが、オイリーといいましょうか、バターのような印象なのです。またプラム、チェリー、オレンジ、アプリコットにハチミツやキャラメルの風味は黒糖や黒蜜を思わせる甘さと溶け合って長く持続します。そして、後口は口溶けのよいチョコレートの印象にジューシーさを伴いすーっと消えていくんです。よろしければぜひ!愉しんでみてくださいね。こちらは69kg限定で9月1日から発売を開始いたします。

R0010801 そしてこちらの画像は噂のグレイン・プロ(Grain Pro/69kg 入り)という、バキュームパックとはまた別の生豆の品質保持のための工夫です。今日はそれをはじめて見ました。開封したときのみずみずしい香りとともにシン・リミテスの生豆が姿を現しました。

このように生産現場では品質の向上のための努力と品質と鮮度保持のため様々な研究開発が進んでいます。

2009/08/21

ブラジル・カケンジ完売御礼!

R0010772おかげさまで、カケンジは完売いたしました。ご愛飲ありがとうございました!

カケンジをご購入いただきましたお客様の中には、グァテマラ・エル・インヘルトルワンダ・ファクコ・ルリンドゥをご購入された方も多かったようです。

ひとり二人と、カップ・オブ・エクセレンスの称号を得た素晴らしさを体験していただける方が増えていくことは、本当にうれしく思います。

さて、7月から発売を開始いたしました、ルワンダ・ファクコ・ルリンドゥも残り少なくなってきましたので、まだお試しになられていないお客様やもう一度!というお客様のご来店、ご注文をお待ちしています。

今日は残暑厳しい札幌でした。明日はまた寒くなるようです。

2009/08/20

横井の秋

R0010687札幌は残暑を感じつつも、日一日と空は高くなり、秋の気配を感じようになりました。

「横井の夏」は8月31日でお終いです。

9月から「横井の秋」の登場の他、コスタリカや2009年のカップ・オブ・エクセレンスのアイテムも新顔で登場しますので、お楽しみに!

さて、今年の秋のブレンドは早々に完成をみました。届いたばかりのエルサルバドル・モンテシオンとブラジル・カルモ・デ・ミナスをブレンドの軸に据えました。

香ばしさとチョコレートの甘さ、後味のフルーツの印象がバランスよく調和した甘く香る秋にぴったりのブレンドです。

ご好評いただいています、ブラジル・カケンジですが、残り5パックとなりました。また、ルワンダ・ファクコ・ルリンドゥも残り少なくなってきました。

2009/08/19

ケニア・カグモ

R0010737ケニアは間もなく「ンダロイニ」から「カグモ」に変わります。

ンダロイニはカシスにストロベリー、チェリーといった主にダーク系のフルーツの印象がとても魅力的です。

この「カグモ」はオレンジ、グレープフルーツやピーチといったシトラス系のとても爽やかな香りが主体です。
また、フルーツやチョコレートのような甘さの持続感も魅力的です。

2009/08/11

エルサルバドル・モンテシオン

R0010644来ました来ました!モンテシオンが届きました。

オレンジやアップルといった明るいフルーツの印象とキャラメルやミルクチョコを思わせる甘さ、バランスがよくクリーンな味わいはとても親しみやすく、おすすめです。

2009/08/10

残暑お見舞い申し上げます

R0010710昨日焙煎中、この夏の最高室温、39.5℃を記録しました!

さて、お店の近所にひまわり畑?があるんです。ちょっと曇り気味でしたが、タイミングよくミツバチにも出会えました。

2009/08/09

ブラジル・カケンジ

Logo_br0109_11blog 本日より、発売を開始いたしました!

甘さの持続感、とてもなめらかで豊かな口当たり、オレンジやお花の印象に加え、ダークプラム、チェリーやラズベリーといったベリー系フルーツの印象が素晴らしく、甘さを伴う明るい酸はエレガントでとても爽やかです。

数量がとても少ないので、お早めにお試しくださいませ。

以下、COEサイトより抜粋。かっこ内の数字はその風味を感じた審査員の人数です。

Aroma-Flavor- extremely sweet (20)非常に甘い, floral (18)お花, chocolate (15)チョコレート, honey (15)ハチミツ, fresh sugar cane (11)新鮮なサトウキビ, muscat wine (9)マスカットワイン, stone fruits (7)核果(桃など), dark plum (7)ダークプラム,passion fruit (7)パッションフルーツ, jasmine (7)ジャスミン, raspberry (6)ラズベリー, strawberries (6)ストロベリー, dried apricot (5)ドライアプリコット, cherry (5)チェリー, bergamot (5)ベルガモット, lemon lime soda (3)レモンライムソーダ. Mouthfeel- creamy (15)マウスフィール・クリーミー, rich (15)リッチ, velvety (11)ベルベットのよう,  Acidity- elegant (15)エレガントな酸, bright (15)明るい酸,  long and pleasant aftertaste perfectly balanced 心地よく長い余韻、完全なバランス,

2009/08/08

ブラジル・カケンジのテストロースト

R0010481_2先日、サンプルローストしまして、数日間カッピングを繰り返し、このコーヒーの魅力とポテンシャルをじっくり探ってみました。

で、その結果は?

甘さの持続感と、口に含んだ時の質感に素晴らしさがある!

と、イメージできましたので、ポイントをそこに一点集中し、テストロースしました。

ダーク系のフルーツの印象と甘さの持続がとてもとても素晴らしいのです。

この「カケンジ」はブラジル・カップ・オブ・エクセレンスのチャンピオンロットです。

8月9日(日)から発売を開始いたしますが、数量限定で120パックとなりますので、お早めにどうぞ。

2009/08/07

二回目の桐生

8月5日の夜、東京はいつもの新橋に一泊。群馬県桐生市の伊東屋珈琲さんを目指し、朝一番の電車に乗り込みました。伊東さんのお店はモノクロ写真がよく似合います。
R0010609_3























お昼はたぬきうどん大盛りとイカ天丼の大盛りのセット。相変わらず食欲旺盛。
R0010617























コーヒーのおいしさをお伝えするために、勉強はいつまでもいつまでも続くっ!R0010622_2

2009/08/04

セロくんの海水浴

とてもいいお天気の定休日。小樽の祝津という、かつてニシン漁で栄えたところへ行ってきました。泳ぎの腕前はかなり上達していてびっくりしました。
R0010527
























R0010517R0010518_2 R0010521 R0010522 R0010523 R0010524R0010531 R0010530 R0010532 R0010533

R0010534 R0010538





















お昼は海の家で買い込んで、海辺で食べましたが、ここでもやっぱり海水浴。だんだん泳ぐスピードもアップしました。やっと、海から呼び戻し帰路の途中。まだハッスルしてたので、遊びの仕上げに、前田森林公園でひとっ走り。おかげですっかり日に焼けましたが、空の青さと海の青さを久々に満喫できました。R0010547 R0010579_2 R0010542 R0010544_2 R0010597 R0010548 R0010558 R0010561R0010587 R0010598

 

R0010563 R0010567

2009/08/03

リトリートが終わって

R0010305_2 刺激的なリトリートを終え、しみじみ思いましたのは基本を繰り返して学ぶこと。

焙煎は狙い通りに仕上がっているか?あらゆる角度から点検と修正を繰り返す方法はカッピングにあること。

宝物がまた一つ増えました。コーヒーが大好きでほんとよかった。

さて、緑豊かな小諸の夏を満喫し、熱い焙煎人のたくさんの笑顔もはじけました!

そこで、tokoton焙煎の毎日の心身を癒しに、帰路の途中、ハルニレテラスで小休止。川のせせらぎを聞きながら、丸山珈琲さんでコーヒーを愉しんできました。

あいにくの雨でしたが、雨もまた素敵な軽井沢でした。

R0010337_2








R0010435























R0010449












R0010457






















R0010466

2009/08/01

第2回ローストマスターズ リトリート

R0010153_3テーマは「TOKOTON焙煎」即ち、サブタイトルが「トコトンカッピング」とも云えます。
それはそれは、濃密な4日間でした。
今回は海外からの参加者も加わり、定員の50名を超え大盛況だったのではないでしょうか。

私が参加したBチームでしたが、チームカラーがオレンジであったことから、「ラランジャ」(ポルトガル語)と決めました。


R0010212_2
数種類のインドネシアと中央アメリカのコーヒーをカテゴリーに分けて焙煎し、6チーム対抗のコンペティション形式で行われました。
スポンサー様から提供していただいた生豆を用い焙煎機4台と5台のサンプルロースターで焙煎とカッピングを繰り返し検証しました。結果は6チーム中3位でした。

長いキャリアの方々やこれからお店を始める方、つい最近お店をはじめられた方などなど、様々な方々との交流の輪の広がりが素晴らしいことだと思いました。

R0010317_2 普段は自社のコーヒーばかりと向き合いますので、日々忙しさもあって自分の欠点を見つめる機会が少ないので、こういった機会を通し、焙煎やカッピングのスキルを見直したり、点検ができます。
また、参加者のみなさんとの意見交換もとてもチカラになっていくんです。

今まで焙煎に関してはとかく、ヒミツ主義的な気風がありましたが、SCAJが発足して以来、各委員会のイベントを重ねていく中、参加者のみなさんのモチベーションがぐんぐん向上しているように思います。

私が開業した13年前では全く予測すら出来ない環境であります。素晴らしいことです。

再点検できた大きな収穫は、素材のポテンシャルをカッピングでしっかりと認識すること。そして、そのポテンシャルを活かした焙煎を行うこと。修正も点検もやはり、カッピングにかかってるということです。

みなさんの熱い熱い情熱に触れ元気を沢山いただきました。また、これからの地道な毎日の仕事に今回の経験を存分に活かしきれるよう、スペシャルティコーヒーのおいしさと素晴らしさの輪を広げていけるようがんばります。で、ちょっとした妄想なのですが....、来年はバリスタの方々にも参加していただいて、今回のテーマに加え、エスプレッソドリンクのスキルアップに向けてのプログラムが加わったらいいなぁ〜、なぁ〜んてことを思ったりしました。 つっ、続くっ!

« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »