ウィラ・ピッタリート地区 カフェ・アンディーノグループ その5
さて、最後の農園巡りは「ロス・ノガレス」です。ご覧ください!真っ赤に熟したチェリー!午前中に収穫を終えたばかりのものです。
2005年COEでチャンピオンになった時の麻袋が大切に飾られていました。
お孫さんでしょうか、家族一員のミミちゃんといつも一緒でした。
これがCOEのプレミアムで買い換えられたウエットミル(チェリーの果肉を除去する機械)。ちょうどチェリーの処理が済み、発酵処理を終えたところでした。このミルはエル・ディアマンテで見たものと異なり、果肉の除去は2段階ではなく1段階で処理される仕組みになっているため、わずかな水で洗い流す工程がともないます。そのため発酵時間はエル・ディアマンテの12時間に対し、は18時間と長め。同じところは発酵槽に水を張らないことです。
それぞれのテロワールとマイクロクライメイト(微小気候)により、農園のオーナーによって生産処理の方法が異なるようです。
発酵が済んで水で洗い流す前はご覧の通り、「ぬめり」があります。
この後、パティオ(乾燥する場所)でペルガミーノ(ぬめりをとったコーヒー豆)の乾燥の工程に移り農園で保管→ドライミルで脱穀処理→袋詰め→船積み→日本に届けられます。
みんなが指さす方向の先に、チャンピオンになったエリアがあります。標高は1600mm。
ちょうど居合わせたピッカーのみなさん、チャンピオンロットは彼ら手によって収穫されました。
最後はリカウテファミリーが以前お住まいだったお家の前で記念写真。この後、ハビエルさんのお家へ移動し、ランチをご馳走になりました。ハビエルさん満面の笑みでおもてなしくださいました。
どれもおいしくいただきました。特にサンコーチョというスープが絶品でした。
多分、お孫さんだと思いますが、お土産をプレゼント。たべいコーヒーの田部井さんと記念写真。お孫さんよりもうれしそう!?
この後、アルマ・カフェというドライミル(脱穀処理施設)にお邪魔した様子をお届けいたします。アルマ・カフェでは主にコロンビア南部のエリアにおける、FNC(コロンビアコーヒー生産者連合会)の業務の一部として、品質管理や物流、輸出業務の一部を担っています。ではまた!
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