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2009/12/06

FNCのオフィス訪問 その2 コロンビアの旅路 完結編

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お昼前にはボゴタの空港に到着。初日の深夜泊まった「スイート・ジョンズ」に移動。P1020405

 

























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ホテルからすぐそばにある、イタリアンレストランでランチ。野菜は瑞々しいしかなり本格的。抜群においしかったです。

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腹ごしらえが済んで、FNC本社へ歩いて移動。ボゴタのダウンタウンは予想以上に大都会。FNCのセキュリティはかなり厳しく、建物やエントランス付近は撮影禁止でしたので、画像はありません。

ここでどのようなことをどのような目的で行っているか、主に品質のチェックについての説明がありました。受付付近には日本でもお馴染みの製品がディスプレイされていました。
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そして、コロンビアでは最後のカッピングセッション。産地別のロットを見ていきました。代表的な北部、南部、中部と様々なエリアのコーヒーです。サンタ・マルタ、ブカラマンガ、ククタ、ポパヤン、リサラルダ、ナリーニョ、ウィラの7ロットです。その後、ディスカッションを行い、FNCの方から一つ一つ、生産エリアのテロワールや風味の特徴をお聞きしました。

一言にコロンビア・コーヒーといってもかなりバラエティに富んでいることを改めて実感しました。

個人的に一番印象がよかったロットは、巡ってきたウィラ・ピッタリート地区のコーヒーでした。なんとそれは、ハビエルさん(ベラ・ビスタ農園)のロットでした。改めて、この地区を含むアセベド地区のポテンシャルの高さを実感することが出来ました。

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サンプルロースター。ここでテストされたサンプルは少なくとも半年以上は残してあるそうです。この時、全てコード番号が付与され品質管理や分析に回されます。
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この後、このFNCでイタリアのロースター、イリーのコンテストのセレモニーがあるので、ぜひ!というお誘いをいただき、立ち会わせていただきました。

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カップ・オブ・エクセレンスの品評会同様、セレモニーは生産者の方々にとって大イベント。チャンピオンには1000ドル、2位は7000ドル、3位は5000ドルの賞金が贈られました。毎年チャンピオンはイタリアに招かれるそうです。努力が実ってそのおいしさが認められることによってモチベーションが高まります。そして、他の生産者の方々にとりましても、大きな希望を与えることになります。おいしいコーヒーを生産するということは様々な「幸せ」を生むことになります。生産者もお客様もロースター、ひいてはそこに繋がっていくところの、バリスタも平等に「おいしさ」と「感動」いう恩恵を受けていくんです。
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これで、コロンビアで体験したご報告を終わります。
生産者のみなさんの熱い熱い、歓迎と情熱、いくつもの素晴らしいコーヒーとの出会いとFNCのカルロスさんをはじめ、多くのご配慮に感謝。そして、変わらない努力をお誓いし多くの方々への架け橋にならせていただきたいと思います。
来年には素晴らしいコロンビアコーヒーをご案内できることをとても楽しみにしています。ご期待くださいね。ではまた!

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