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2010/01/23

グレゴリオ・マルティネス

去年買い付けたホンジュラスのロットは遂にこの、グレゴリオ・マルチネスでお終いです。おかげさまで多くの方々にホンジュラスの素晴らしさを愉しんでいただくことができてよかったです。さて、グレゴリオさんは2004年、ホンジュラスではじめてカップ・オブ・エクセレンスが開催されたときの記念すべきチャンピオン「エル・ペソーテ」のオーナーがグレゴリオさんなんです。

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私たちはこの時に落札に成功。当時、おいしさは勿論ですが、セレモニーにおける彼のスピーチが公式サイトに載っていてとても感動したのを覚えています。会場はスタンディングオベーションで歓声で沸いたと、品評会に参加された丸山珈琲の丸山さんからお聞きしました。公式サイトにはその当時のトロフィーを持ったグレゴリオさんが載っています。以来、品質向上策についてコミュニケーションを重ねる中、昨年5月、カップ・オブ・エクセレンスの品評会の折、念願のグレゴリオファミリーにお会いできました。もう感無量でいっぱいいっぱいでした。

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お邪魔する直前にベネフィッシオ・サンタ・ローサというドライミル(生産処理施設)でカッピングしたロットが今回ご紹介するコーヒーです。その時のサンプルは全部で4ロット。一番評価の高かったロットがグレゴリオさんのロットだったんです。

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さて、前置きが長くなってしまいましたが、このコーヒーの魅力は、口に含んだときの質感(マウスフィール)と甘さの持続感にあると思います。また、トロピカルフルーツ、オレンジ、チェリー、アップル、キャラメルといった香りの印象が冷めていく過程で幾重にも重なっていて奥行きのある酸の質も素晴らしいです。

数量は50kg余りと限りがありますので、お早めにご賞味ください。

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