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2010/03/23

あだち珈琲さんの大川店へ

勉強会を終えて一夜明けると、博多は雨。
飛行機の時間までのひととき、再び、久留米に戻り安達さんとお店で合流。エスプレッソをご馳走になり、焙煎を見せていただくため、大川店へお邪魔してきました。

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ガラス張りの店内に、朝の光が入り込んで気持ちいい。
エスプレッソをひっかけてからあだち珈琲号に乗り込んでいざ、出陣!

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コーヒーの素材調達も大事、調達に伴うカッピングも大事。
生産地から届いてそれを液体に移し替える前のこれまた大事な焙煎。

そのコーヒーという名のバトンをお客様やバリスタにバトンタッチします。

それは「種からカップまで」というスペシャルティコーヒーの理念に象徴されているのではないでしょうか。

そして、そこを担わせていただけることが、私たちはとてもありがたく光栄なことでですが、同時に、責任がとても大きいことなのだとここ最近強く思うことです。

素材のポテンシャルを引き出すということは、その環境で育ったコーヒーの素晴らしさを伝え広めることです。ですから、グァテマラコーヒーという大きな枠ではなく、ウエウエテナンゴの特徴であるとか、ブラジルのカルモ・デ・ミナスであったり、特定の生産エリアの風味特性です。

例えば「あ、これは○○のじゃがいもの味だなぁ...」って感じることに近い感覚を、コーヒーでも感じれるようになったら楽しいと思うんですね。

よくテロワールという言葉が使われますが、ここ最近、その一端をやっと理解できてきたように思います。コーヒーという飲み物の限りない可能性とおいしさに込められる感動を一つ一つ、お伝えできたらと思います。

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店を離れてもコーヒー漬けではありますが、こういった勉強会や体験の一つ一つを大切に一歩一歩、時折変化しながらコーヒーの魅力をお伝えしたいです。

安達さんと焙煎しながら、焙煎人同士の阿吽の呼吸に感激しつつ、大川を後にしました。
そして、帰りはぜひ、久留米のとんこつラーメンを!ということで、ご馳走になりました。
博多のとんこつスープとはまたひと味違う、これもテロワールでしょうか。(笑)同じとんこつでも本当に奥深さを感じましたし、いつも食べに行く札幌のとんこつラーメンの名店、紫雲亭ともまたテロワールの違いを感じ帰路につきました。

ではまた!

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