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2010/10/23

第5回Rosted Coffee 参加型 品質ワークショップ 2

今回で5回目ともなると、かなりレベルが高くなっており、とてもエキサイティングなワークショップとなりました。今回は会場に来れない方も、コーヒーを事務局に送り参加者のコメントを添えて送り返すという、きめの細かい対応。広く参加者を募りスキルアップを図る取り組みはとても素晴らしい事だと思います。

さて、ホテルを出て増上寺の横を通り抜け、会場に向かいます。

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私たちは現場に行って上げ膳据え膳状態ですが、丸山委員長はじめ、委員会のみなさんには頭が下がります。こういった方々のおかげさまで学ぶことが出来ます。本当にありがたいことです。

このワークショップは回を重ねる毎に様々な趣向が凝らされているばかりではなく、テクニカルスタンダード委員会からは関根委員長にもカッピングの面でもサポートもいただける、このワークショップの存在は焙煎を志す上で、とても恵まれた環境にあることを強く感じます。

さて、午前中はカリブレーションといって味のすりあわせが行われます。国際品評会においても様々な国から審査員が集まりますので、評価基準を揃える上でも大切なのが、このカリブレーションなのです。評価の基準はもちろん、SCAJのカッピングフォームに添って行います。

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今回は上のボードにあるとおり、3ロット。コマーシャルコーヒー、ニカラグアのカップ・オブ・エクセレンスのロット、グアテマラのパカマラという品種のロットでした。

そして、みなさんが持ち寄ったニカラグアのカップ・オブ・エクセレンスのロットを5つのテーブルに別れて評価していきます。

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ここでトップグループを選んでディスカッションです。

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おっ!JBC20105位の菊地バリスタ(NOZY COFFEE)とJLAC2008 優勝(ラテアート)SCAE2009 ドイツ世界大会4位の櫛浜バリスタ(丸山珈琲)の姿も。

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同じ素材とはいえ、テーマである「爽やかで明るい酸」の表現方法は多種多様。ディスカッションでは実際に焙煎した方からのコメントもとても参考になりました。

種明かしのあとは再度参加者全員でカッピングしながら、情報交換会が行われ大成功の巻きの第5回目のワークショップを終えました。素材も抽出もとても大切で、その評価も大切、焙煎も然り。どの工程においても持てる魅力を表現すること、それをお客様に感じ取って楽しんでいただけることこそ、スペシャルティコーヒーの大きな魅力だと思います。

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ではまた!

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