フォト

他のアカウント

« グアテマラ・エル・ヤルー | トップページ | 第3回フレンチプレスの淹れ方教室 »

2011/01/28

ケニア・カヴティリ

もう間もなく、キリニャガ地区のカゴンゴが完売になりますので、カヴティリというロットに変わります。このコーヒーはマウントケニア中央の東側の斜面のエンブ地区で生産されています。

これまでご紹介してきたロットの多くはニエリという名産地のロットやキリニャガ地区のロットが主でしたが、このエンブ地区ははじめてです。

P1180405

カゴンゴ完売後のケニアは中煎りの他、深煎りもご紹介いたします。ご好評いただいたクリスマスブレンドや発売中のバレンタインブレンドにも隠し味的ポジションで使用していましたが、あまりにも素晴らしいので、横井珈琲ではじめてのケニアの深煎りを発売することにしました!なお、中煎りのロットはカンゴーチョというニエリ地区のロットです。カヴティリと同時発売になりますので、お楽しみに!

ネーブルオレンジ、ブラックカラント、マンゴー、プラム、グレープ、黄桃を思わせる香り、様々なフルーツの甘さの持続がとても素晴らしく、非常になめらかな舌触りはバターのような質感があります。

濃厚なベリーや甘さの余韻をエスプレッソドリンクでも体験していただきたく思っております。

ケニアでは一つの生産者では十分な収穫量を確保できないことから、10数人から多いところでは数百の生産者のチェリー(コーヒー豆)が混在しています。

そのいくつもの生産者が水洗処理場を共有しています。カヴティリとはその処理場の名称です。収穫したコーヒーチェリーを持ち込み、エンブ産のカヴティリが生まれます。アフリカではこいういった生産処理体制が主体となっています。

標高1,700〜1,800メートルの高地産で生産されるため、様々なフルーツを彷彿とさせる香り、甘さを伴う複雑な酸味の特性が大きな魅力です。ぜひ、ご賞味ください。

« グアテマラ・エル・ヤルー | トップページ | 第3回フレンチプレスの淹れ方教室 »

コーヒー豆」カテゴリの記事