ケニア・カンゴーチョ
季節を分ける節分が終わり、今日から立春。豆まきされましたか?恵方巻きを愉しまれた方も多いのではないでしょうか。
立春とは云え、札幌はまだまだ雪に覆われています。特に今年は雪が多いので、ぴんと来ません。ですが、立春という響きに温かさを感じます。雪の大地の下では春の下準備が着々と進んでいることでしょう。春を待つ気持ちは、やはり、わくわくしますね。
ケニアはカゴンゴが完売し、カンゴチョに変わりました。同時にカヴティリというエンブ地区のロットも同時発売します。開店以来ケニア2ロット同時発売ははじめてのことです。
カヴティリは少し深煎りで口に含んだときの質感と甘い甘いオレンジの香りが魅力。爽やかさや鮮やかな酸の質を楽しめる、カンゴーチョ。飲み比べも愉しいと思います。おすすめです。
ケニアの首都ナイロビから南に約100kmにあるマントケニアのほぼ中央に位置する、ニエリ地区にカンゴーチョ農協があります。
いちじく、フローラル、オレンジ、プラムの香り、クリーミーな舌触り、柑橘系フルーツを思わせる鮮やかさと、クリーミーな舌触りが魅力です。
ケニア・テグ以来の名産地、ニエリのロットです。ぜひ、ご賞味ください!
ケニアでは一つの生産者では十分な収穫量を確保できないことから、10数人から多いところでは数百の生産者のチェリー(コーヒー豆)が混在しています。
そのいくつもの生産者が水洗処理場を共有しています。収穫したコーヒーチェリーを持ち込み、ニエリ産のカンゴーチョが生まれます。アフリカではこいういった生産処理体制が主体となっています。ケニアでは一つの生産者では十分な収穫量を確保できないことから、10数人から多いところでは数百の生産者のチェリー(コーヒー豆)が混在しています。
標高1,700メートルの高地で生産されるため、様々なフルーツを彷彿とさせる香りと爽やかさをお楽しみいただけると思います。
生産者:ギカンダ生産組合
農協名:カンゴーチョ
地区:ニエリ
生産処理方法:ウオッシュド
乾燥方式:天日(アフリカンベッド)
品種:SL28(スコット・ラボラトリーの略でブルボン種の改良種)
標高:1,700m
ニエリ地区は肥沃で水はけのよい土壌で、気温が安定しており雨季も2度ある、コーヒー栽培に恵まれた土壌です。
環境面に関しては、節水と節電のため精選用の水源をラガチ川から水路を引き、水源を汚染しないよう加工に使用された水は濾過され貯水槽にためおかれ、リサイクルしています。
生産処理の後に排出される果肉は土壌強化と有機養分補充のため農園の肥料として再利用されています。
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