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2011/03/08

ニカラグア・エル・エスフェルソ

今日の札幌はちょっと肌寒さがを感じましたが、春近し!の晴天の一日。

明日、お店から2時間あまりのところにある、倶知安町まで出かける用事があり、佐藤夏子焙煎人は公休なので、久しぶりにロンリー焙煎。たまにはいいもんですね。

さて、グアテマラ・ロスマがほんの少しで完売になるので、出番を待っていたエル・エスフェルソのテストも行いました。

いやぁ〜、ほんと、すんばらすぃ〜!

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ニカラグアと云えば、カップ・オブ・エクセレンスの審査員のデビューがこのニカラグア。2007年のことです。緊張でぱんぱんでファイナルラウンドが終了した瞬間、へなへなと気が抜け、その場に座り込みそうになったあの瞬間が蘇ります。下の画像はその時当時の横井です。髪は短くって今よりスリム!(笑)

はじめてという緊張感から審査はどうしても無難なスコアにまとまり気味。ですが、2日目の審査から意を決して高い点数を付けれるようになったものの、びびってコメントはしどろもどろ。(笑)今でも審査は緊張しますが、楽しめるようになりました。自分のスコアが大外れで恥をかくとその恥が自信に繋がり、自分らしさを出せるようになりました。経験は宝です。

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この時のチャンピオンロットの審査は全員一致で90点以上。ディスカッションルームは大いに盛り上がり、審査員全員がスタンディングオベーション。とても感動しました。
モソンテという小さい集落からはじめてチャンピオンが誕生した瞬間だったと思います。このあたり一帯は小規模生産者がひしめく素晴らしいテロワールに恵まれています。翌年からはこのヌエバ・セコヴィア地区からたくさんの上位入賞農園が生まれました。

フローラル(ジャスミン、ローズ)ラズベリー、ブラックカラント、ブラックチェリー、マンゴー、ミルクチョコの香り、ヴァニラやブルーベリーを思わせる甘さ、リッチでとてもクリーミーな舌触りが魅力です。

農園名:エル・エスフェルソ/El Esfuerzo 

農園主:ノールラン・ダニエル・マツッテ・タルセロ/Norlan Daniel Matute Tercero 

ランキング:1位(国際審査員平均点94.14点)

地域:ヌエヴァ・セコヴィア県/Nueva Segovia  

町:モソンテ/Mozonte 

農園の規模:8.39ヘクタール

栽培エリア: 5.59ヘクタール

標高:1600m

生産処理方法:水洗式

品種:マラゴジッペ/Maragogype

ニカラグアの首都、マナグアより、ホンジュラスの国境に向けて北に約200kmにヌエバ・セコヴィア県モソンテ町があり、その中にあるクイスリという地域に、エル・エスフェルソ農園があります。きれいな湧き水、動植物の生態系が保たれたれています。1998年に父親からこの農園を引き継ぎ、父親からアドバイスを受けながら働いてきました。El Esfuerzo=努力、に相応しいたゆまぬ努力の結晶がこのコーヒーに込められています。

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