ホンジュラス・グレゴリオ・マルティネス
みなさん、こんにちは。
北海道はイマイチ暖かくなりません。今日の札幌は晴れたり曇ったり、小雨がぱらついたりと忙しい空模様でした。春爛漫はもう少し先でしょうか。
さて、本日は佐藤焙煎人がお休みでしたので、横井がテストローストいたしましたので、レポートいたします!
いや、ひたすら甘く、後味がジューシーです。このコーヒーが生産されてる素晴らしい土地風土特有のフレーバーや質感(テロワール)を感じることが出来ます。
ラズベリー、黄桃、トロピカルフルーツをはじめ、様々な風味を顔を出す複雑な味わいと、なめらかでジューシーな後味が魅力です。
農園名: エル・ペソ-テ/El Pezote
農園主: グレゴリオ・マルティネス/Gregorio Martinez
町: レパエラ/Lepaera)
地区: レンピーラ/Lempira
農園サイズ: 30ヘクタール
栽培面積: 20ヘクタール
標高: 1600m
品種: パカス(Pacas)
ホンジュラスの西側、エルサルバドルの国境約50㎞にレンピーラという地区があり、その中のレパエラという町に、エル・ペソーテ農園はあります。
2004年、ホンジュラスではじめてのカップ・オブ・エクセレンスが開催されました。その記念すべき初代チャンピオンがグレゴリオさんの畑、エル・ペソーテ農園でした。この時私たちはインターネットオークションで落札をさせていただいたご縁をきっかけに、グレゴリオさんをはじめ多くのホンジュラスの小規模生産者のみなさんとのコミュニケーションが広がり、毎年素晴らしいコーヒーをお届けできるようになりました。
ホンジュラスコーヒーの素晴らしさを知るきっかけとなったグレゴリオさんとの出会いはとても大きく思い入れも強くなってしまいます。
そこで、コーヒー屋冥利に尽きるエピソードがありますので、ご紹介いたします。
サンタローサ・デ・コパンというところにベネフィッシオ・サンタローサというドライミル工場(生産処理施設)に2008年のカップ・オブ・エクセレンスの折にお邪魔したときのこと。カングワルやレンピーラといったいくつかの産地のカッピングをしている中に一つだけ図抜けたコーヒーがあったんです。
一緒にいた丸山珈琲の丸山さんに「これ、すごいです!」と話していた矢先、ふと顔を上げるとグレゴリオ夫妻がおられるではありませんか。いやぁ〜感激でした。
そして、その図抜けた素晴らしいコーヒーこそ、グレゴリオさんのコーヒーだったので、感激がまた更に深まってしまいました。その後、グレゴリオさんのお宅にお邪魔しサトウキビで作った甘いおやつやコーヒーをご馳走になりレンピーラの町をあとにしました。
グレゴリオさんのコーヒーをぜひ、お楽しみください!ではまた!
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