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2011/05/13

エルサルバドル・カップ・オブ・エクセレンス、こぼれ話

今日の札幌は暖かく心地よい暖かな一日でしたので、夕方頃までお店の窓や入り口のドアは全開で営業しました。

札幌ももうすぐアイスドリンクが恋しくなる季節ですね。サービスドリンク、有料ドリンク共にもう少しではじめますのでお楽しみに!

そして、有料ドリンクのみになりますが今年からフレンチプレスで点てたアイスコーヒーをはじめます。香りと甘さを楽しめるアイスコーヒーをぜひご賞味ください!

さて、品評会の様子はこのブログで何話かに分けてお伝えしたとおり、感動と感激、そして感謝の気持ちで胸いっぱいでした。エルサルバドルの青空に誓い新たに帰って参りました!
                           アウアチャパンの空

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今日、品評会で撮影した写真を整理していたところ、ふと心に浮かんだことがあったんです。

おいしいコーヒーってなんぞ?って悶々とした毎日を送っていた開店当初、たどり着いた先。それは、コーヒーのおいしさは、焙煎と抽出で作られるに違いない....と独り決めしていた自分が、開店して丸3年を過ぎた頃に巡り会ったスペシャルティコーヒーを前にその独り決めが一瞬のうちに崩れ去った。

スペシャルティコーヒーに巡り会っていなかったら、生産地や生産現場はもちろんのこと、生産者のことなど、知る由もありませんでした。

焙煎も抽出も確かにとても重要な大切なスキルですが、広義で云えば「種からカップまで」の理念から云うと一瞬の出来事、いわば点のようなものですから、生産者の存在がとても大きく思えるのです。

今回の品評会のチャンピオンの手は、ホンジュラス・エル・ペソーテ農園のグレゴリオの手に似て、分厚くて温かかった。目を真っ赤にしてよろこぶその姿に相まみえさせていただけた感覚は忘れられません。

そして、もう一つのこぼれ話。

2008年のグアテマラ・カップ・オブ・エクセレンスで一緒だったポールとの再会。昼食の時声をかけてくれました。「覚えている?」って。

派手さはないのですがとても堅実なカッパーだと感じ、とても好感が持てました。ファイナルラウンドのスコアも僕のつたない片言英語に笑顔でうなずいてくれました。

では、アタコのホテルをあとにする前の朝6時、僕の寝ぼけ顔と爽やかなポールの笑顔とアタコの朝陽でお別れです。ではまた!

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