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2011/05/10

エルサルバドル・カップ・オブ・エクセレンス ファイナルラウンドトップ11とアワードセレモニー

こんにちは!今はヒューストンから成田に向かう機内にいます。ちょうどアラスカ上空を飛んでおりましてあと7時間ぐらいで成田に到着の予定です。
ブログのアップは当然のことながら帰国後、日本食でお腹を満たしてから空港ロビーで行う予定です。はい。

では、記憶と興奮が冷めないうちにお伝えいたします!
ファイナルラウンドは通常、上位10ロットで行われますが、今回は同点のロットがあったのでしょう、11ロットで行われました。

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第1ラウンド、第2ラウンド、そしてこのファイナルラウンドの審査を数えると、同じコーヒーを3回審査することになります。今回、国内審査を経て国際審査にかけられた60ロットの中から42ロットがカップ・オブ・エクセレンスの称号を得ました。生産者に取りまして大変大変名誉なことであります。

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惜しくもカップ・オブ・エクセレンスの称号を得ることが出来なかった18ロットはナショナル・アワードとして表彰され賞状が授与されます。ほんのわずかな差で平均点で84点を下回ったコーヒーでありますが、スペシャルティコーヒーとしての魅力は十分兼ね備えたこれも素晴らしいコーヒーであります。

さて、泣いても笑ってもこれが最後の最後審査です。
ここまで選び抜かれたロットの中にはコーヒーという液体としての完成度が極めて高く、非の打ち所がないものもありました。

でもそこは審査ですので、高ぶる気を押さえつつ真剣かつ注意深く評価していきます。 1位はダントツの人気で高得点が出ました。20人中12人が91点以上をつけました。この時点ではまだブラインド状態ですが明らかにパカマラだとわかります。2位も同じくパカマラでした。

このロットは20人中9人が91点以上をつけています。すごい結果です。 最終的な細かい点数はこの時点ではまだわかっていませんので何とも云えませんが、このトップ11ロットは88点前後から93点前後という高得点ですので、オークションではかなりの高騰が見込まれるのではないかと思います。

とにかく上位3ロットは素晴らしく1位のロットはとにかくパカマラの魅力がたっぷりのコーヒーで、お花畑にフルーツパーラーがあるのか、フルーツパーラーの中にお花畑があるのか何が何だかわからなくなるほどのコーヒーでした。

そして、感激や感動は重なるものですね。この他に嬉しいことが二つありました。

ひとつめは、 長いお付き合いとなったサンタ・エレナ他、複数の農園を所有するフェルナンドやファミリーの農園がいくつかナショナルで入賞し、そして、カップ・オブ・エクセレンスの称号を得たロットが3つもありました!なんせ、響き渡る大音量のマイクから流れてくるので、細かいところまでは聞き取れませんでしたが、9位にはサンタ・ホセフィータ、20位にはサンタ・エレナ、もう一つは確か同点で35位だったと思います。

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嬉しかったなぁ~ホント、うれしかった!やはり、縁ある生産者の入賞は何にも代え難く嬉しいです。このことを日本の仲間にすぐ伝えたくて、涙にむせびながら(笑)興奮で震える指を押さえつつ都度、Twitterでつぶやくと、みんなの反応がまた嬉しくて...嬉しくて....Twitterってすごいなぁって改めて実感しました。

フェルナンドの畑はサンタ・アナというところにあります。ここはこれまで多くの入賞農園を輩出してきた地域です。そして、そこにはクスカチャパというコーペラティヴがありますが、60ロットの中でもクスカチャパ所属する農園がとても多かったのです。 そのことを仲間につぶやき報告をすると、丸山珈琲の丸山さんがすかさず解説ツイートしてくれました。

要約すると、クスカチャパはいつも多数入賞しているコーペラティヴで今年は特に良かったとのこと。(それもそのはず、3月上旬に訪問していますので)また、サンタ・アナ地域のものが良い時はエルサルバドル全体の出来がすごく良い年が多いという大変興味深いツイートでした。 なるほど!と、合点がいったんです。 いつもの審査会ですと、早い話60ロットもあればやく半分近くカップ・オブ・エクセレンスの選から漏れるのですが、今回は第1ラウンドから第2ラウンドを通して選に漏れたロットが18ロットと少なかったからです。

下記はセレモニーの前の生産者ラウンドミーティングの様子で、フェルナンドの所属するクスカチャパに所属する生産者のみんさんとのショット。杉浦さんの隣がフェルナンド。赤い野球帽をかぶってるのがなんと今回のチャンピオン。でもこの時は発表前です。

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ふたつめ 2007年に落札したセロ・ネグロが再び入賞していました!ちょうど前回のブログの文中のパカマラの話題のところで書いたばかりでしたのでタイムリーさにも驚きました。

セレモニーの前に生産者との交流を目的としたラウンドテーブルがあるのですが、会場で彼を見かけたときから98%ぐらいの自信がありましたが、残り2%の不安を解消できずチャンスをうかがっていましたところ、うまい具合に彼のテーブルに行けたので、話の流れで聞いてみるとやっぱりそうでした。

ラ・パルマという地域のコーヒーで今回もパカマラで勝負されていました。入賞はこれで3度目だそうです。彼はスペイン語しか話せませんので、iPhoneのアプリで単語の羅列で何とかコミュニケーションが出来、あなたのコーヒーはお客様にとても喜んでいただくことができましたと云うことと、ついでにウチのセロくんの名前をあなたの農園の名前の一部からいただいたことも伝える事が出来ました。

彼はセロくんの写真を見ながら優しく笑ってくれました。 なお、間もなく公式サイトにてウイニング・ファームが公開されますので、細かい点数や農園の名称などご確認くださいませ。

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ほんの10年ほど前まで見いだされることなどなかった彼らのコーヒーは、このカップ・オブ・エクセレンスとインターネットオークションの開催によってその素晴らしさが広く知られるようになりました。そして、その土地・風土の魅力を称えた素晴らしいコーヒーは多くのお客様に広まり、親しまれて現在に至っています。ですから生産者にとってアワードセレモニーは特別な特別な晴れ舞台なのです。

このカップ・オブ・エクセレンスは生産者の自立を促し、高品質のコーヒーを生産することを目的とした生産プログラムですから、社会貢献としての役割と高品質のコーヒーを生産する大きな目的があります。

つまり、生産者と共によろこびあえる素晴らしいプログラムだと思うんです。

いつも思うことなのですが、 彼らのコーヒーは先祖代々から引き継がれた土地で天地の恵みを受け生産され、長い時間を経てやっとやっと多くの方々に認知されるようになったのだと。そんな思いをひっくるめて挑むファイナルラウンドとアワードセレモニーは胸がいっぱいになるんです。

では、チャンピオンの受賞シーンを最後にご覧いただきながらお別れです。

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そして!Twitterのフォローワーのみなさん、応援励ましのツイート本当にありがとうございました!とても心強く嬉しかったです。

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