SCAJ中級カッピングセミナー
今日はSCAJテクニカルスタンダード委員会主催の中級カッピングセミナーのお手伝いに行ってきました。
会場は丸美珈琲店さん、講師は関根委員長です。
札幌では既に2度、初級のカッピングセミナーが開催されており、中級ははじめてす。参加条件は初級のセミナーを受講済みである方に限られます。
参加者はプロに混じり、数名の熱心な一般のお客様の姿もあり、14名の参加者で行われました。
初級のセミナーはスコアの付け方やスペシャルティコーヒーとコマーシャルコーヒーとの違いについて、味の摺り合わせが行われますが、中級のセミナーはこれらの説明がありませんでの、ひたすらカッピングカッピングで午前に2セッション、午後からも2セッション行われ、サンプルは全部で8ロットでした。
総合点と関根委員長から指定された項目について申告します。そのスコアがホワイトボードに記載されます。
今回は、フレーバー、マウスフィール(口に含んだ時の質感)、クリーンカップ、アシディティ(酸の質)の4項目に特化してのカッピングでした。どれもスペシャルティコーヒーの魅力に欠かせない項目です。
同じ評価でなければいけないのではなく、それぞれのコーヒーに潜む魅力をどこまでキャッチできているか、その尺度を身につけていくことが大切です。
それと、スペシャルティコーヒーとコマーシャルコーヒーの違いをキャッチすること、評価の違いや尺度を修正し、同じ間違いをしないよう繰り返し修練することも大切だと思います。
それらを点検、修正すること、自分はどこまで理解できているかを確認する場でもあると思います。
私は何度も顔から火が出るような思いをしました。
たくさん失敗してたくさんを得る。間違いは大きなスキルアップの一助となるはずです。そのためにはこういった機会を通して多くの方々と一緒にカッピングする機会に積極的に出かけることではないでしょうか。
そのことでまた一歩、コーヒーの魅力に近づいて行けると思います。
ご参加のみなさん、大変お疲れ様でした。札幌も盛り上がってきました。私も頑張らねば!
ではまた!
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