コスタリカ・シン・リミテス
去年の夏からこれまでたくさんのコスタリカをご紹介いたしましたが、みなさんは、どのロットがお気に入りでしたでしょうか。特に人気があったコーヒーを振り返ってみましょう。
■セントラルバリー・ウエストバリー系
・ブルマス/とても甘くチョコレートの質感
・エルサル・デ・サルセロ/鮮やかな明るい酸と柑橘系の香り
■タラス系
・ラ リア1900m/クリーンで甘く、重めのベリー系フルーツ
・ドン マイヨ/とても甘く奥行きのある味わい、ベリー系フルーツの香り
・ロス・アンヘレス/重いフルーツの質感が魅力でした。
どのコーヒーもクリーンな味わいがあって爽やかな酸の質が魅力でした。
さて、去年買い付けたコスタリカで、満を持してご紹介するのがこのシン・リミテスです。少し大げさかも知れませんが、ちょっと心の準備が必要でした。
と、云いますのも。
先日ボゴタで行われたワールド・バリスタ・チャンピオンシップで日本代表として参加された、丸山珈琲の鈴木バリスタが、このシン・リミテスを使い5位入賞の成績を収められたことをはじめ、私たちにとっては特別の思いがあったからです。
グリーンアップル、アプリコット、チェリー、プラムの香り、黒糖をのような甘さ、キャラメルやハチミツを思わせる後味、シルクのようなきめ細かい舌触り。長く続く甘い余韻をお楽しみください。
農園: シン・リミテス/ Sin Limites
農園主: ホセ・ハイメ・カルデナス/José Jaime Cardenas
生産処理場: カフェ・シン・リミテス/Cafe Sin Limites
町: ロウルデス・デ・ナランホ/Lourdes de Naranjo
地区: ウエストバリー/West Valley
標高: 約1,500〜1,550m
農園規模: 1.4ヘクタール
品種: ヴィジャサルチ・ハニー/Villa Saruchi Honey
コスタリカの首都サン・ホセより、ニカラグア国境に向けて30km北西に進んだ先にある、ナランホという町にシンリミテス農園があります。
コーヒーチェリーの果肉を剥ぐとコーヒー豆は粘液質に覆われています、乾燥処理の段階で、その粘液質(コスタリカではハニーと呼称)をつけたまま、アフリカンベッドと呼ばれる目の細かい風通しの良い網棚の上で乾燥させます。
コスタリカ・カップオブエクセレンス品評会にでは、2008年の2位を含め、2度入賞しています。シン・リミテスの名の通り、無限の可能性を感じます。*Sin=無い、Limites=限界
数量に限りがありますが、ひたすら甘いコスタリカ・シン・リミテスをぜひ、ご賞味ください。
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