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2011/06/01

ボリビア・カラナヴィ

みなさん、こんにちは!

今日はよく晴れた心地よいお天気でしたね。明日から6月です。今度こそ、暖かくなりますでしょうか。

さてさて、6月からボリビア・カラナヴィが新アイテムとしてお目見えです。今年も複数の小規模生産者のロットを中心に、去年もご紹介したアグロ・タケシも入庫しています。順を追ってご紹介いたしますのでお楽しみに!

ボリビアの首都ラパスは4000mもある天空都市。まだ見ぬボリビア、ぜひ、行ってみたい国。ここにはコロニーと云われる集団居住の方々がたくさんいます。その多くの移民族は家族単位で小規模農園を営んでおり、その農園の名前がなく、それこそ番号で呼称されています。

あだち珈琲の安達さんがカップ・オブ・エクセレンスや買付の旅に行かれた時のの様子をお聞きし、いくつか画像もいただきました。

聞くところによりますと、車を持たない彼らは生産処理場にチェリーをタクシーで持ち込んで来るんだそうです。しかも夜中に。豆代は生産処理場を運営する輸出業者から即金で受け取るシステム。適正価格でしかもフェアな取引として双方にとってとても都合がよいようです。因みにタクシー代は豆から差し引かれるとのこと。

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タクシーで持ち込まれたばかりのコーヒーチェリー

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■ボリビア・カラナヴィ・マイクロロット

 ・ラパス県/La Pas アンデス山脈 カラナヴィ地区/Caranavi

  ・標高1600m〜1800mの高地産でコーヒーの生産の中心地でもあります。

特筆すべき印象はとてもクリーンな味わいと、きれいで甘さを伴う酸の質です。爽やかで甘い親しみやすいコーヒーだと思います。

フローラル、オレンジ、アプリコット、チェリーの香り、ハーブや甘いスパイスの印象もあります。ミルクキャラメルのような甘さとシルクのような舌触りが魅力です。ぜひ、ご賞味ください。

追伸
午前2時過ぎ、コロンビア・カップ・オブ・エクセレンスのオークションが終わり、私たちは3位のロットを落札できました!個人的には一番評価の高かったロットでした。どうぞ、お楽しみに!

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