ブラジル・カケンジ
久しぶりのカルモ・デ・ミナスのコーヒーのご案内です。ブラジル・カップ・オブ・エクセレンス、2008年のチャンピオン、カケンジ農園です。
チェリー、オレンジ、ヘーゼルナッツ、すみれを思わせる甘い香り、クリーミーな舌触り、ミルクチョコやシロップのような素晴らしい甘みとクリーンな味わいが魅力です。
今年からグレインプロという穀物用の保存袋で送られてきます。鮮度保持も万全です。
農園名:カケンジ/Kaquend
農園主:ハウフ・デ・カストロ・ジュンケイラ/ Ralph de Castro Junqueira
地域:ミナスジェライス州/Minas Gerais
カルモ・デ・ミナス地区/Carmo de Minas
農園の規模:37.5ヘクタール
栽培エリア: 30ヘクタール
標高:1370m
生産処理方法:パルプトナチュラル※
品種:イエローブルボン/Yellow Bourbon【(生産処理呼称)コーヒーチェリーの果肉を除去し、粘液質(ムシラージ)を付着させたままの状態で乾燥させる方式の名称】
ブラジルのコーヒー生産地の中でも最も伝統的なミナス・ジェライス州の南部に位置する、このカルモ・デ・ミナス地区は、首都、リオデジャネイロから北西に約 200kmに位置する、標高1200mから1500mの高い山岳地帯にあります。また、この地区は有数の高品質コーヒーを生産することで知られおり、数多くの入賞農園を輩出しています。
オーナーは 第四世代のコーヒー生産者で、地元の生産者組合のリーダー。自身のコーヒーよりも組合のメンバーの農園が入賞すると自分事のように喜ぶその姿に周囲の信頼 の絆は強い。そんな彼の農園がチャンピオンになった2008年、カルモ・デ・ミナスの生産者は誰もが喜んだそうです。
私たちは、2002年ブラジルカップ・オブ・エクセレンスのチャンピオン、アグア・リンパ農園(クリスチーナ村)を当時の最高価格($12.85)で落札して以来、このカルモ・デ・ミナスにある複数の生産者の方々とのコミュニケーションがはじまり、現在に至っています。カケンジ農園はカルモ・デ・ミナスにおいて、コーヒー栽培100年の歴史を持つセルトングループに加盟しています。
カルモ・デ・ミナスは、他に類を見ない自然環境地域で、極めて優れた独特の風味特性のコーヒーが生産されています。セルトングループがあるマンチケイラ山岳地域は、ミネラル・ウォーターの水源として知られていますが、この水源や緯度と標高、気候や土壌と行った完璧なコンビネーションが、上質なコーヒーを生み出す重要な要素となっています。セルトングループは、明確なビジョンと使命感を持ち、社会貢献にも積極的に取り組んでいます。グループが重要なこととして掲げていることは、家族・倫理・透明性・信頼性・プロ意識・謙虚さ・決断力の7項目です。これらの理念とテロワールが一緒になるからこそ、すばらしいコーヒーを生み出すことが出来るのだと思います。
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