南米の旅路その12/ラ・パスからサンタ・クルスへ ありがとう!アグロ・タケシ!
アグロ・タケシのオフィスに到着したのは7月25日の夕方。この日の19時のフライトでボリビア第2の首都、サンタ・クルスへ移動。今度こそ、みなさんとお別れ。
その前に今後のビジネスについての大切な話し合いを持ちました。ここでお伝えいたしましたとおり、アグロ・タケシはアメリカのロースターとの契約も切れましたので、今後の買付に関してきちんと詰めていきます。
バイヤーの丸山さんは私たちに細かく通訳し、一つ一つ確認をしながら話を詰めてくれます。どんどん心は高揚していきます。
無事、話し合いも済みボリビアでの大切な仕事を終えることが出来ました。晴れてアグロ・タケシは継続してお客様にお届けすることが出来ます!
このコーヒーの魅力は生産量が極めて少ないことや在来種のティピカという希少性に特化したものだけではなく、彼らの熱いマインドとおいしさへのあくなき探求心と生産現場の環境とのベストミックスにあります。
そして、素晴らしいホスピタリティから生まれるフレンドシップに溢れた関係に心が大きく動いたんです。
彼らも本気です。私たちも本気でその心に応えたい。お客様にこの素晴らしいタケシ・コーヒーの魅力を余すことなくお伝えしたい!と、心に誓ったとき。心地よい疲労感にさいなまれました。
マリアナさんが酸素をすすめてくれましたので、一息つきます。この表情です。(笑)
完全ではありませんが、かなり元気を取り戻したところで、私たちにマウリシオさんからポロシャツのプレゼントがありました。やっほぉ〜!でも、何気に顔がむくんでます。(笑)
ちょうどその頃、マリアナさんのお父様、お兄様もご挨拶に来てくださいました。
帰国してから写真の整理をしていたら、以前、伊東屋珈琲の伊東さんからいただいた画像に目がとまりました。2009年のカップ・オブ・エクセレンスのファームツアーとセレモニーの様子の写真です。
後列の一番右がマリアナさんのお兄様、後列中央のオレンジのポロシャツを着ているのがマリアナさん、その左隣がお父様、その隣がマウリシオさんです。そして、農園を支えているワーカーの皆さん。
2009年にチャンピオンになった時のプレミアムはこのワーカーさん達と分かち合ったと、マウリシオさんが嬉しそうに話してくれたことも印象に残っています。よろこびあえる人が多ければ多いほどよろこびは大きくなりますものね。
ヘッドジャッジのシェリーさんとマウリシオさん、そして、左がアグリカブで一緒にカッピングした、の品質管理のウイリー。彼はナショナルカッパー(国内審査員)です。
では、オフィスの中を少しご紹介しますね。
ここにはカッピングもローストも可能で、様々な品評会の賞状が飾られていました。
以上でボリビアのカラナヴィとヤナカチでの様子はこれでお終いです。振り返ると12話までになってしまいました。お付き合いいただき、ありがとうございました!
このアグロ・タケシは9月頃には発売の準備が整いますので、ぜひ、ご賞味くださいませ!
ではお終いに、アグロ・タケシのオフィスから空港までの車窓からの眺めをご覧に入れますね。
遠くに見える山が標高6,439mのイリマニ山(現在発売中のボリビア・イリマニは山の名称)
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