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2011/08/28

南米の旅路その16/サント・アントニオ・デ・アンパーロ第2日その3

今回でサント・アントニオ・デ・アンパーロでのご報告はお終いです。

最終日の7月29日はカンブライアさんが所属するサンコーヒーというコーペラティヴ(生産者協同組合)で27ロットのカッピングの様子とカンブライアさんの友人の農園、サン・カルロス農園を訪問した様子をお伝えします。

サンコーヒーはカンブライアさんのファゼンダハウスからすぐのところにあります。エントランスにはサマンバイア農園がカップ・オブ・エクセレンスに入賞した麻袋やヨーロッパ国内のコーヒー品評会における賞状が飾られ、カッピングルームの壁にはメンバーの農園の様子が飾られていました。

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27ロットのカッピングはナチュラルとパルプトナチュラルに分けられ、3セッション行いました。

では、伊東屋珈琲の伊東さんにモデルになっていただき、カッピングの手順をご紹介します。それではイットサーン(カンブライアさん風)よろしくどうぞ!

ドライ(粉の香りをチェック)強さと質を見ます

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チェックが済んだらお湯を注ぎます。

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次はクラスト(お湯を注いだときのアロマをチェック)ここでも強さと質を見ます

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4分経過後、ブレイク(粉の層を壊したときに立ちのぼる香りをチェック)ここも同じく強さと質を見ます。ここまでの三つの行程の評価はスコアに反映されませんがコーヒーからの情報としてスコアシートに記載しておきます。

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そして、いよいよカッピング開始です!

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私の首筋をご覧ください。ボリビアで虫に刺された...というよりも噛まれたといった方が適切です。その痕跡がくっきり(笑)

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カッピングが終わるとカップ毎、ディスカッションします。

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今回は全27ロットを3回のセッションに分けましたので、以上の行程を3回繰り返しました。

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カンブライアさんもみんなの評価を聞き取り、評価が済んだら順に、どこの誰のコーヒーかを明かしてくれます。

やはり、毎年毎年、カンブライアさんのコーヒーは品質が安定していましたし、ナチュラルには素晴らしいロットがいくつかありました。

2度のインターバルの間、コーペラティブの中を見て回りました。

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サンプルロースター

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ここで各生産者から続々と届くサンプルをチェックします。

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サンコーヒーの方が カンブライアさんの携帯に貼られた写真に反応(笑)

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からくりをご覧に入れることに...やはり人気のポラロイド

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終わったところでサンコーヒーを後にした私たちは、ファゼンダハウスに戻ってランチタイム!

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丸山さんがカンブライアご夫妻に写真や動画を見せています。

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黄色いシャツの女性はカンブライアさんの妹さんとお子さんとご主人。バーベキューが出来るまでカシャーサを飲みながらのひととき。私はガラナ(笑)

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おいしいランチの後はサン・カルロス農園へ出発!

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素晴らしい眺め。ここからどんどん山間に入っていきます。カンブライアさんは丸山さんのカメラを手に取り、ベストショットを撮影の図。

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実はカンブライアさん、前日のパティオでもこんな風に...

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サン・カルロス農園の真っ赤なチェリー

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撮ってる撮ってる!

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あれ?どこかで見たことがあるようなポーズ(笑)

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サン・カルロスのパティオに到着。

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元弁護士の農園主、ミグエルさん。

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ニッポンのイケメンとブラジルのイケメン!?

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ここがサン・カルロスで一番標高が高いところ。確か1300m近くあったと思います。午前中のカッピングでもここのロットがありました。とても甘くてよかったです。

徐々に黄昏れていくサン・カルロス農園でも懐メロを口ずさんだ私たち。もちろん、来生たかおさんのあれこれ。(笑)今日も若いお客様にこの話しをしたところ、「きょとんとされました」(笑)

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この眺めもブラジルならでは趣き。高品質のコーヒーを生産するところのパティオは標高の高いところにあることが一つの条件。とカンブライアさん。乾燥工程に好条件が揃うそうです。翌日訪問したカルモ・デ・ミナスの農園も高いところにありました。その様子は追々ご紹介します。

サン・カルロス農園のファゼンダハウスに戻って一服。お出迎えは彼女(笑)と....

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ミグエルさんによくなついている、インコ。

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彼の農園を後にして、カルモ・デ・ミナスへ移動の準備を整えます。

カンブライアさんファミリーのみなさんには、ご家族水入らずの大切なひとときにもかかわらず、歓迎してくださり、そのひとときの仲間入りをさせていただきました。

日本で云えば、お盆とかお正月とか家族や兄弟が本家に集まっているところにお邪魔するようなものです。

カンブライアさんのご兄弟、お子さん同士も本当に仲がいい。びっくりするほど仲がいい。ほのぼのとしたやり取りが微笑ましく、ちょっとしたことなのですがカンブライアさん達を見習って努力しようと思いました。

3泊お邪魔したファゼンダハウス。カンブライアさんとそのファミリーのみなさんとお別れの時がやってきました。

みなさん総出で見送ってくださいました。ホントにお世話になり、ありがとうございました!

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お見送りありがとう!

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カルモ・デ・ミナスに向けて出発!ではまた!

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