グアテマラ・アディーリア・マルティネス
グアテマラ・ラ・ベラが間もなく完売となりますので、新たにアディーリア・マルティネスをご案内いたします。
アディーリアさんのコーヒーとの出会いは今から3年前に遡ります。
2008年のグアテマラ・カップ・オブ・エクセレンスの品評会の折、オルガ・アヤウさんの事務所にお邪魔しカッピングをさせていただいた時でした。
様々なフルーツの香りと舌触りの素晴らしさがとても印象的でした。この時買い付けできたのがわずか3俵でした。横井珈琲としては昨年に引き続き2度目のご案内になります。
年間おおよそ10俵から15俵(1俵69kg)のわずかな生産量のため、数量に限りがございます。お早めにご賞味くださいませ。
オルガさんは素晴らしい小規模生産者を私たちに繋いでくださる、グアテマラコーヒーの買付には欠くことの出来ない方です。
出会いは2003年10月。素晴らしいコーヒーチェリーを生産できるものの、資金繰りと恒常的な貧困に苦しむ小規模生産者を日本のロースターに紹介すべく来日された時です。
私たちは八丁堀の珈琲屋めいぷるさんをお借りし、グアテマラコーヒーの現状や買付に関するお話しをお聞きしました。
Open the Door.「扉をひらきに来ました」と仰った言葉を今でもはっきり覚えています。そんなオルガさんのひたむきさと正義心の強さはその頃と今なお変わることはありません。
アディーリアさんの話から横道に逸れてしまいましたが、グアテマラコーヒーとオルガさんは切っても切り離せない関係にあるんです。
このあたりのお話しは、丸山珈琲の丸山健太郎さんの著書「コーヒーの扉をひらこう」にとても詳しく、そしてわかりやすく書かれていますので、ぜひ、ご覧いただけたらと思います。
ピーチ、チェリー、プラム、花の香り、なめらかな舌触り、ミルクチョコや甘いスパイスを思わせる甘さが魅力です。
年間おおよそ10俵から15俵(1俵69kg)のわずかな生産量のため、数量に限りがございます。お早めにご賞味くださいませ。
アディーリアさんの農園はウエウエテナンゴ県サンペドロ・ネクタ地区のロス・コレス地区にあります。このウエウエテナンゴ地域は、グアテマラで最もコーヒーの栽培が盛んな地域で、中でもこのサン・ペドロ・ネクタでは最もコーヒーの栽培が盛んな地域であり、カップ・オブ・エクセレンス上位入賞の農園を多く輩出してる地域としても有名です。
また、アディーリアさんは元小学校の先生でしたが、現在は退職し、コーヒー栽培と養蜂を行っています。養蜂は農園の敷地内にあります。農園内には、様々なフルーツの木も植えられており、シェードツリーの役割も果たしています。
また、アササプネ(ASASAPNE)という生産者組合のメンバーで、おおよそ200名の小規模生産者によって構成されています。他に、アディーリアさんの妹のニルマ・マルティネスさんやガビーノ・メンデスさんもメンバーです。
農園名:アディーリア・マルティネス/Adilia Martinez
農園主:アディーリア・マルティネス/Adilia Martinez
県:ウエウエテナンゴ/Huehuetenango
地区:サン・ペドロ・ネクタ/San Pedro Necta
標高:1,800m
生産処理方法:フリィ・ウォッシュト/Fully Washed
栽培エリア: 1.0ヘクタール
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