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2011/09/03

南米の旅路その20/カルモ・デ・ミナス2日目その3 セルトン

爽やかな夏が自慢の北海道も年々失われつつ気配を感じます。9月というのに台風の影響もあり真剣に蒸し暑かったのですが、土砂降りの雨が上がった朝、幾分涼しい札幌からお届けいたします。

9月から横井の秋の販売が始まりました。秋の夜長を横井の秋と共にお過ごしくださいね。

南米買付の旅から戻って1ヶ月。早いものです。

カルモ・デ・ミナスのコーヒーを語るとき、欠くことの出来ない伝統ある名農園、セルトンでの様子をお伝えいたします。よろしくお付き合いくださいね。

【7月31日】

セルトン農園のパティオ。(乾燥処理場)赤い屋根の小さな建物は生産処理の状況を管理する事務所です。

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このようにロット毎、処理した日付が記載され管理されています。

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ジャックスと記念写真

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処理場の脇には見事なパパイアが

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では、生産処理の工程をご覧に入れます。

参考:サント・アントニオ・デ・アンパーロのサマンバイア農園の生産処理

南米の旅路その15/サント・アントニオ・デ・アンパーロ第2日その2

収穫されたコーヒーチェリーは概ねお昼過ぎに処理場に運ばれてきます。チェリーは一般的には赤ですが、写真にある多くのチェリーはイエローブルボンという品種でチェリーの色は黄色です。

ここからグリーンセパレーターという選別機にかけられます。

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ナチュラル用のチェリーはグリーンセパレーターを経由し、チェリーのまま乾燥処理されます。乾燥ムラを防ぐため定期的に攪拌せねばなりません。ここではバイクで攪拌が行われていました。

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重い(よいもの)と軽いチェリーは水流によって選別されます。

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選別後のよいチェリー

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パルプトナチュラルはこの後、ウエットミルにかけられ、果肉を除去し、粘液質(ムシラージ)が付いたまま先ほどのパティオ(乾燥処理場)に移され、ナチュラルはそのままパティオに移され乾燥処理されます。

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上の画像はチェリーが2個繋がりのものです。ジャックスが小さい頃、最高で8つ繋がりのチェリーを見つけたことがあるそうです。なんでも2個繋がりのチェリーを見つけると、5レアル(日本円で約240円)のお小遣いをもらえたそうです。

そして、セルトン農園のオーナーにお会いしました。わざわざお出迎えくださいました。

いらっしゃい!あ、間違いました。

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フランシスコ・イシードロさんです。

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丸山さんとの再会によろこぶ奥様

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この建物は1850年頃のものでとても歴史ある佇まい。

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カンブライアさんのファゼンダハウスも古い古い建物をリノベーションしたものです。

こういった建物をサント・アントニオ・デ・アンパーロでもカルモ・デ・ミナスでもたくさん見ることができます。

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中に入ると、イシードロさんのお父様、お祖父様から受け継がれた数々の調度品やカップ・オブ・エクセレンスに入賞した時の賞状や、これまで受賞された品評会に関係するもの、プレスリリースに関係するものが所狭しと。

イシード家(セルトンファミリー)はジャックスのママ・カタ....間違えました。母方にあたります。

 

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上の写真の右側にあるノートには、ここを訪れた欧米のロースター達のサインがたくさんあり、壁にはカップ・オブ・エクセレンス入賞の時の麻袋や欧米ロースターに販売したときの麻袋が整然と飾られていました。もちろん、私たちの麻袋もありました。

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丸山珈琲の丸山さんがすすめてくれたので、伊東屋珈琲の伊東さんも私もサインさせていただきました。

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あれ、伊東さん...なんで腰が引けてるの(笑)この後、しばらくの間丸山さんと私に突っ込まれっぱなしでした。(笑)

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そして、もう一つ。ジロランドという品種の牛も育てており、その品評会でもかなりの数の賞状やトロフィーが数え切れないほど飾られていました。

そして、そして!確か2004年か2005年頃かと思いますが、懐かしい記念写真が額装されていました。

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ご覧になれますでしょうか。丸山さん、山田珈琲の山田さん、ジャックス、ルイス・パウロ、イシードロご夫妻とのスナップ写真です。

丸山さん曰く。この頃はジャックスがコーヒーの勉強をはじめた頃なのだそう。

毎日、夜遅くまでここのキッチンで焙煎とカッピングのトレーニングに明け暮れていた頃。その姿はここのお手伝いさんが一番知っているよ。と、ジャックス。

これがキッチンの入り口に...当時のままに....

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ここがかつてのジャックスのトレーニングルーム

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コーヒーをいただきながらお話しをお聞きしました。話題は丸山さんがここカルモ・デ・ミナスに足繁く訪れるようになった頃や日本のお客様はセルトングループのコーヒーをどう評価しているかということ。

私はここに今日来ることが出来たこと、アグア・リンパの落札を機に、セルトンファミリーの皆さんのコーヒーに出会えたことの感謝を伝えました。感無量のひととき。

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次回はイペ農園の生産処理の様子をお伝えします。

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イペとはセルトングループの創始者、イシードロ・ペレイラさんのイニシャル(IP)が農園の名称になっています。また、イペとはブラジルの「国花」、農園のあちこちでいっぺー見ることができます。下の写真のような黄色い花が咲きます。

ジャックス達もイペが満開のこの時に来れたなんて幸運だね...と云ってくれました。また逸れてしまいますが、アグロ・タケシ農園でも似たようなことがあったのです。それは、標高5,668mものムルラタ山の頂を毎日見ることが出来たのです。とてもありがたく思いました。

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ではまた!

ご参考:カルモ・デ・ミナスの生産者のみなさんについては、丸山珈琲の丸山健太郎さんの著書「コーヒーの扉をひらこう」にとても詳しく、そして、わかりやすく書かれていますので、ご紹介させていただきます。

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