第2回テイスティングセミナー終了しました!
去る、9月23日(金)、24日(土)の両日に開催いたしました。
スペシャルティコーヒーの起こりからカップ・オブ・エクセレンスへの高まりと品評会の様子、少し生産現場のことも触れさせていただきました。
そして、テイスティングの本番を前に、味の摺り合わせといいましょうか、照準合わせをいたしました。
これをカリブレーションと云いますが、今回は重点的に行いました。また、ペーパードリップとの比較といたしまして、通常のフィルターとアバカフィルターという非木材のものを使用しました。
①グアテマラSHB
最初はフレンチプレスで①と②を比較していただき、みなさんでそれぞれの印象をディスカッションし、どちらがスペシャルティコーヒーかを選んでいただきました。
フレンチプレスで抽出の評価
〜最初は1番をスペシャルティコーヒー」を選択〜
ペーパーフィルターで抽出の評価
〜評価は逆転し、②に変更〜
そこで、抽出から数十分経過したところで、再度フレンチプレスで抽出した①と②を飲んでいただくと、ペーパーフィルターで抽出したものと同じく、②がスペシャルティコーヒーとの評価。
①は熱い時には香りが強く感じられ「強さ」に惹かれてしまったようですが、冷めていくとみなさんの評価が逆転。
ペーパードリップではその違いが顕著に表れる。と、みなさん共通したご感想でした。
また、酸の質や甘さの感覚、舌触りがアバカペーパーの方がバランスがよいとの評価。
そして、いよいよ本番です!
■テイスティングしていただいた5種類のコーヒー
両日とも進むにつれ、みなさんのコメントがどんどんと活発になり、的確なコメントにスタッフも感心していました。とても素晴らしかったです。
全てのテイスティングを終え、種明かしをしたときのみなさんのコメント。
ご参加のお客様は来る前や朝にセミナーで出たコーヒーを飲んできたのに...わからなかった(笑)と仰る方もありましたが、ブラインドでテイスティングしたことでより客観的にご自身のお好みがご理解いただけたようでした。
先入観は中々厄介です。
そこのとでご自身の好みの幅も広がり、より楽しさが増えていくことに繋がるのではないでしょうか。
このセミナーは特に専門的な知識は要りませんので、どうぞどうぞ、お気軽にご参加いただけたらと思います。
私たちもこういった機会に目の前でお客様の率直なご感想をお聞かせいただけることは、おすすめの仕方や焙煎へのヒントもたくさんいただくとが出来ます。
〆の一杯は5種類の中からか、今日のドリンクか、お好みのものを選んでいただきました。ひとつを選ぶとなると迷われた方もありましたが、人気者はアグロ・タケシ、次いでブルマスでした。
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
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