ボリビア・アグロ・タケシ
アグロ・タケシ、いよいよ発売です!
ボリビア・カップ・オブ・エクセレンスのチャンピオンロットは昨年の10月に発売し、大変ご好評をいただきました。
今年7月下旬、いくつもの山間の悪路を経て、やっとたどり着いた世界一の標高を誇る、アグロ・タケシ農園。そこに立った時の感動は、言葉や活字では言い表せない素晴らしさと壮大さがありました。
アグロ・タケシの焙煎はとても手強い。それ故に、とても楽しい。
このコーヒーの魅力は、ズバリ!クリーンで奥行きのある味わいと甘さにあると思います。
レッドアプル、チェリー、ピーチ、ラズベリー、スミレを思わせる香り、長く持続するチョコレートや黒蜜、ブラウンシュガーのような甘さ、とてもなめらかな舌触りが魅力です。
アグロ・タケシ農園は、ボリビアの首都ラパスから100kmほど離れた、ユンガス地区にあり、2009年ボリビア・カップ・オブ・エクセレンスでは、1位に輝いた大変すばらしい農園です。
標高は1,950~2,250mに位置し、コーヒー生産地としては、世界でもっとも標高の高い場所にあります。南米大陸西側、アンデス山脈の一部でも あるムルラタ山は標高5,668mもあり、4000m付近は万年雪に覆われています。
タケシは「人々を目覚めさせる」という意味が込められており、インカ時代から残る細い小道の名を「タケシ」と呼ぶそうです。
その小道はタケシ渓谷に通じており、タケシ川の源は、アンデス山脈から流れ込む、汚染されていない豊富な雪解け水で、この地域全ての農作物に使用されています。
コーヒーの他にも様々な農業が行われおり、農地以外の敷地にはまだ手つかずの原生林も残っています。
そして、この農園は、高地のため、他には見られないこの土地特有の土壌、水、気候が存在し、様々な研究の結果、この600ヘクタールの地域がコーヒー栽培に最適な地域であるということが発見されました。
マウリシオさん達はここで農園を作ることを志してから10年目にして、カップ・オブ・エクセレンスで1位を獲得するまでになりました。
農園名:アグロ・タケシ/ Agrotakesi SA
農園主:マウリシオ・ラミーロ・ディタス・ド・メディナ/Mauricio Ramiro Diez de Medina
村:Yanacachi/ヤナカチ (yana:町 cachi:石)
地域:ユンガス/
Yungas of La Paz
農園の規模:2,500ヘクタール
栽培エリア: 600ヘクタール
標高:1950m〜2250m
品種:ティピカ
生産処理方法:水洗式、機械での果肉除去の後、アフリカンベッドの後、機械乾燥
アグロ・タケシを訪問した時の詳しい様子は下記のリンクからぜひ、ご覧ください!
■ 南米の旅路その5/コロイコからアグロ・タケシへ 第1日目
■ 南米の旅路その6/アグロ・タケシ 第2日目その1
■ 南米の旅路その7/アグロ・タケシ 第2日目その2
■ 南米の旅路その8/アグロ・タケシ 第2日目その3
■ 南米の旅路その9/アグロ・タケシ 第2日目その4
■ 南米の旅路その10/アグロ・タケシ 第2日目その5 さよなら、アグロ・タケシ!
■ 南米の旅路その11/アグロ・タケシ農園から首都、ラ・パスへ! 第2日目その6
■ 南米の旅路その12/ラ・パスからサンタ・クルスへ ありがとう!アグロ・タケシ!
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