ブラジル・シティオ・ダ・トーレ
カケンジは10月15日(土)で完売になりますので、新しいカルモ・デ・ミナスでミナスのロットは、昨年もご紹介した、お馴染みのシティオ・ダ・トーレです。
農園主のアルヴァーロさんが所有する他の農園が、2005年のカップ・オブ・エクセレンスで5位に入賞しています。
今年8月訪問した時の様子はこちらからどうぞ!→「南米の旅路その18/カルモ・デ・ミナス2日目 その1」
この農園はアルヴァーロさんの妹さんのご主人のマルシオさん、パウロさん、エジソンさんの4人とワーカーさん達で農園を切り盛りしています。
右から横井、伊東屋珈琲の伊東さん、農園主アルヴァーロさん、丸山珈琲の丸山さん、パウロさん、マルシオさん
赤リンゴやいちじく、花を思わせる香り、シルクの様なキメ細かい舌触りとシロップのような甘さが魅力です。
農園名:シティオ・ダ・トーレ/Sitio da Torre
農園主:アルヴァーロ・アントニオ・ペレイラ・コイル/Alvaro Antônio Pereira Coli
地域:ミナスジェライス州/Minas Gerais
町:カルモ・デ・ミナス/Carmo de Minas
農園の規模: 30ヘクタール
標高:1,309m
生産処理方法:パルプトナチュラル※/ Pulped Natural
品種:イエローブルボン/Yellow Bourbon
【(生産処理呼称)コーヒーチェリーの果肉を除去し、粘液質(ムシラージ)を付着させたままの状態で乾燥させる方式の名称】
ブラジルのコーヒー生産地の中でも最も伝統的なミナス・ジェライス州の南部に位置する、このカルモ・デ・ミナス地区は、ブラジル最大の都市、サンパウロから340kmほど離れた、標高1200mから1500mの高いマンチケイラ山岳地域地帯にあり、ミネラル・ウォーターの水源としても知られています。
またこの農園は多くのカルモ・デ・ミナス地区優良農園(通称「COE銀座」と呼ばれる一帯)を見渡せる、素晴らしい高台に位置しています。
アルヴァーロさんは、両親よりこの農園を受け継ぎ、1995年にビジネスをスタートさせました。2003年には、パルプトナチュラルと呼ばれる生産処理方法を行うための機械を購入することを決め、収穫前と収穫後にどのようにしたらよいのかを研究しました。
現在、30ヘクタールの農地で1,000俵のコーヒーを生産しています。
自然が、持続可 能なコーヒーにとって必要な、最良のものを与えてくれるため、自然を保護することの必要性を決して忘れず、コーヒー生産のために、持続可能な方法をアルヴァーロさんたちは探し求め続けています。
私たちは、2002年ブラジルカップ・オブ・エクセレンスのチャンピオン、アグア・リンパ農園(クリスチーナ村)を当時の最高価格($12.85)で落札して以来、このカルモ・デ・ミナスにある複数の生産者の方々とのコミュニケーションがはじまり、現在に至っています。
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