ニカラグア・ラ・グアダルパナ
2011年のカップ・オブ・エクセレンスのロットの第1弾はニカラグアのチャンピオンロットです。
2010年のチャンピオン、エル・エルフェルソと同じ、ヌエバ・セコビアからチャンピオンが生まれました。
このエリアの小さな村、モソンテやディッピルトから多くのチャンピオンロットや上位入賞ロットが輩出されています。ラ・グアダルパナはディッピルトです。
ご覧の通り、かなり大粒な豆で、マラかトゥという品種です。
ラズベリー、グレープ、パッションフルーツ、ピーチ、ブラックカラント、フローラルといった複雑な香り、厚みと奥行きのある味わいはバナナやのような質感があります。後味のとろりとした甘さの余韻も魅力です。
ぜひ、ご賞味ください。
地区:ヌエヴァ・セゴヴィア県/ Nueva Segovia
小地区:ディピルト(オコタル)、ラス・ヌベス地区/ Dipilto (Ocotal) Las Nubes
農園:ラ・グアダルパナ/
La Guadalupana
農園主: ナポレオン・テルセロ・ゴメス/ Napoleon Tercero Gomez
農園:マリア/ María
農園主:ミゲル・アンジェル・マルティネス・モラサン/ Miguel Angel Martinez Morazan
標高:1,300m
品種:マラカトゥ/Maracatu
生産処理方法:水洗式・天日乾燥/Washed Sun Dry
こ のロットは、生産量が少ないため、ふたつの近隣農園のものを合わせて、ひとつのロットとして品評会に出品し、1位に輝いたロットです。
両農園とも、ヌエヴァ・セゴヴィア県の中心地、県都、オコタルから30km程離れた、ディッピルトのラス・ヌベス地区にあります。
マリア農園のオーナー、ミゲルさんの年間生産量は、わずか4.5トン、ラ・グアダルパナ農園のオーナー、ナポレオンさんの年間生産量は、14.5トンです。
品評会では、国際審査員の平均点が90点以上のロットのみに与えられる称号、「プレジデンシャルアワード」を獲得いたしました。
私がカップ・オブ・エクセレンスの国際審査員としてはじめて参加したのが2007年で、このニカラグアのオコタルで開催された品評会でした。ファイナルラウンドでは審査員全員が94点以上をつけ、ダントツでチャンピオンが決まった瞬間が今も忘れられません。
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