コスタリカCOE1位 ラ・エストレジャ
ニカラグアCOE1位、ラ・グアダルパナが間もなく完売になります。
カップ・オブ・エクセレンスの入賞ロットは、ラ・エストレーヤに変わります。
去年からお付き合いがはじまったファミリーです。今年4月にご紹介したロス・アンヘレス(小規模生産処理場の名称)のオーナー、リカルドさんが所有するおよそ20農園のひとつのロットです。
このラ・エストレーヤは品評会で国際審査員の平均点数が90.38点で見事1位に輝きました。
フローラル、オレンジ、ブラックカラント、ルバームジャム、ヴァニラの風味、黒蜜のような甘さとクリーミーな舌触りが魅力です。
オーナーのリカルドさんはコーヒー農園を持つことを目的として、13年前に父親から4ヘクタール土地を譲り受けました。
1999年、リカルドさんの奥様と種まきをはじめ、息子さんのディエゴさんとマイケルさんと共に農場開拓をスタート。今では20農園を越えるまでに数は増し、現在に至っております。
農園名: ラ・エストレーヤ/La Estrella
地区:タラス/Tarrazu
小地区:サンタ・マリア・デ・ドータ/Santa Maria De Dota
農園主: ルイス・リカルド・カルデロン・マドリガル/Luis Ricardo Calderón Madrigal
標高: 1900m
品種: カトゥアイ/ Catuai
生産処理:水洗式:フリィ・ウォッシュト/Fully Washed
農園の規模: 5ヘクタール
生産処理方法は、フリィ・ウォッシュドと呼ばれる処理方法を行っており、ブラジルコーヒーの生産処理方法にある、パルプトナチュラルという処理方法です。【パルプトナチュラルとは、(生産処理呼称)コーヒーチェリーの果肉を除去し、粘液質(ムシラージ)を付着させたままの状態で乾燥させる方式の名称】コーヒーチェリーの外皮を剥くと、粘液質に覆われたパーチメントという薄い皮に包まれたコーヒー豆が出てきます。【パーチメントを取り除く処理を行ってコーヒー(生豆)が誕生します】
ブラジルコーヒーはこのパルプトナチュラルの生産処理方法の開発によって、飛躍的に品質が向上したことを見ましても、この10年、スペシャルティコーヒーの 興隆によって、コスタリカの品質向上は目を見張るものがあります。ことに、甘さの余韻となめらかさ、そして、明るく甘さを伴いながら、様々なフルーツ を思わせる、酸の質は コスタリカコーヒーの最大の魅力だと思います。
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