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2011/11/24

コスタリカCOE1位 ラ・エストレジャ

ニカラグアCOE1位、ラ・グアダルパナが間もなく完売になります。

カップ・オブ・エクセレンスの入賞ロットは、ラ・エストレーヤに変わります。

去年からお付き合いがはじまったファミリーです。今年4月にご紹介したロス・アンヘレス小規模生産処理場の名称)のオーナー、リカルドさんが所有するおよそ20農園のひとつのロットです。

このラ・エストレーヤは品評会で国際審査員の平均点数が90.38点で見事1位に輝きました。

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フローラル、オレンジ、ブラックカラント、ルバームジャム、ヴァニラの風味、黒蜜のような甘さとクリーミーな舌触りが魅力です。


オーナーのリカルドさんはコーヒー農園を持つことを目的として、13年前に父親から4ヘクタール土地を譲り受けました。

1999年、リカルドさんの奥様と種まきをはじめ、息子さんのディエゴさんとマイケルさんと共に農場開拓をスタート。今では20農園を越えるまでに数は増し、現在に至っております。


農園名: ラ・エストレーヤ/La Estrella

地区:タラス/Tarrazu

小地区:サンタ・マリア・デ・ドータ/Santa Maria De Dota

農園主: ルイス・リカルド・カルデロン・マドリガル/Luis Ricardo Calderón Madrigal

標高: 1900m

品種: カトゥアイ/ Catuai

生産処理:水洗式:フリィ・ウォッシュト/Fully Washed

農園の規模: 5ヘクタール


生産処理方法は、フリィ・ウォッシュドと呼ばれる処理方法を行っており、ブラジルコーヒーの生産処理方法にある、パルプトナチュラルという処理方法です。【パルプトナチュラルとは、
(生産処理呼称)コーヒーチェリーの果肉を除去し、粘液質(ムシラージ)を付着させたままの状態で乾燥させる方式の名称】コーヒーチェリーの外皮を剥くと、粘液質に覆われたパーチメントという薄い皮に包まれたコーヒー豆が出てきます。【パーチメントを取り除く処理を行ってコーヒー(生豆)が誕生します】

ブラジルコーヒーはこのパルプトナチュラルの生産処理方法の開発によって、飛躍的に品質が向上したことを見ましても、この10年、スペシャルティコーヒーの 興隆によって、コスタリカの品質向上は目を見張るものがあります。ことに、甘さの余韻となめらかさ、そして、明るく甘さを伴いながら、様々なフルーツ を思わせる、酸の質は コスタリカコーヒーの最大の魅力だと思います。

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