コスタリカ・エルサル・デ・サルセロ
このコーヒーとの出会いは2007年コスタリカ・カップ・オブ・エクセレンスにおいて、91.37点で3位に入賞したマイクロミル(小規模生産処理場)で、落札を機にお付き合いがはじまりました。
コスタリカの西渓谷、ウエストバリー地区にエルサル・デ・サルセロはあります。当初は、3家族で始めた、エルサル・デ・サルセロのマイクロミルは、現在62の生産者が収穫したコーヒーチェリーを持ち込み生産処理を行っています。
このコーヒーはカリブ海と太平洋の両方の影響を受けており、特にカリブ海の影響で湿気が多い地域で、特有のマイクロクライメイト(微小気候)がもたらす影響を受けやすい地形が、複雑な香りや酸の質をもたらしています。
グリーンアップル、マスカット、フローラル、いちじく、プラムの風味、カシスのニュアンスもあります。キメの細かい舌触り、メイプルシロップを思わせる甘さが魅力です。
農園主: リカルド・ペレス・バランティス/Ricardo Pérez Barrantes
生産処理場: エルサル・デ・サルセロ/ Helsar de Zarcero
町: リアノ・ボニト・デ・ナランホ/ Llano Bonito de Naranjo
地区: ウエストバリー・アラフエラ/West Valley Alajuela
標高: 約1750m
農園規模: 8ヘクタール
年間平均気温: 約20℃
品種: カトゥーラ/Caturra
生産処理方法: 水洗式、機械での果肉除去の後、天日乾燥/ Mechanical demucilaging and sun dried
また、ここではコーヒーの他、果物の木やバナナの木、自生樹木を栽培し、この地区のコーヒー栽培に必要な、シェイドツリーも育て、生産工程の際に出る、果皮の殻等は、肥料として再利用されています。
※シェイドツリーとは、コーヒーが育つ過程の中で直射日光を避けるために日陰を必要とします。この際に植えられる樹木のこと。
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