グアテマラ・エル・インヘルト・ウノ
年末でコスタリカ・ラ・エストレーヤが完売しましたので、明日、1月5日(木)より、インヘルトをご案内いたします。
インヘルトと云えば、私も審査員として参加した、2008年のグアテマラCOEのチャンピオンです。インターネットオークションでは80.20ドルという記録的な価格となりました。
私たちはアメリカのロースターと共同落札に成功し、数量限定のため完全予約販売をさせていただきました。
さて、2008年のチャンピオンロットはパカマラという品種で大粒の豆、今回ご紹介するのは、マラゴジッペという品種でこちらも大粒の豆です。農園は一緒ですが、栽培されている区画と品種が違います。
オレンジ、ピーチ、チョコ、マンゴー、パッションフルーツ、ラズベリー、ブラックカラントといった様々なフルーツの風味と香水を思わせる香りは華やかさがあり、とろりとした、なめらかな舌触り、ブラウンシュガーのような甘さが心地よく持続します。
ラズベリーやパッションフルーツのボンボンショコラのようなチョコレートの質感も魅力です!
現在は三代目に受け継がれた古き伝統と恵まれたテロワールを有し、カップ・オブ・エクセレンスのチャンピオンをはじめ複数の入賞経験があるエル・インヘルト農園をぜひ、ご賞味くださいませ。
地区:ウエウエテナンゴ県/Huehuetenango
小地区:ラ・リベルダ村/La Libertad
ランク:3位/89.58点
農園:エル・インヘルト・ウノ/ El Injerto I
標高:2,000m
品種:マラゴジッペ/Maragogype
生産処理方法:水洗式・天日乾燥と機械乾燥/Sun, Dryer and Wet And Dry Mill
グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入った、ラ・リベルタ村に位置する、エル・インヘルトは、敷地面積750ヘクタールの広大な農園です。年間を通じて16℃から28℃といった冷涼な気候、年間降水量は1,800〜2,000mmと豊かな降水量、堆肥はミミズを使用して作り出した有機物質と火山性の土壌に恵まれています。
以上の通り、コーヒー栽培には理想的な環境と一切妥協を許さない徹底した品質管理により、常に高品質のコーヒーが生産される条件がこのインヘルト農園に備わっていると云えます。
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