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2012/03/31

コロンビア・ディアマンテ

ご好評いただいている、コロンビア、深煎りシングルオリジンシリーズは「ラ・メセータ」から「ディアマンテ」に変わります。

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ダークチェリー、ビターチョコの風味 まろやかなコクと後味が魅力です。

数量に限りがございますので、お早めにご賞味ください。

県:ウィラ/Huilla

地区:スアサ/Suaza

農園名:ディアマンテ

オーナー:ファン・カルロス・シルヴァ・ロメロ/Juan Carlos Silva Romero

標高:約1,200m

品種:コロンビア/Colombia

農園面積:7ヘクタール

コーヒー栽培面積:約2.1ヘクタール

平均樹齢:5年

この地区の多くの生産者の方が、ファン・カルロスさん同様、3ヘクタール未満のコーヒー栽培面積を有する小規模生産者です。

ファン・カルロスさんは、「コロンビア種」と呼ばれる品種を栽培しています。

コロンビア種は、現在、深刻な被害をもたらしている「サビ病(コーヒーの木の葉っぱに、サビの様な模様が出た後、枯れ落ちてしまう病気)」に強いと言われています。

グアテマラ・ラ・ベイヤ

去年6月、「ラ・ベラ」として発売したコーヒーです。

先月、グアテマラに買付に行った折り、コーディネーターのオルガさんやサン・ヘラルドのポールさんの会話から、「ベーヤ」とか「ベイヤ」と仰っていましたので、今回から改めることにしました。

黄色いフルーツの風味とハチミツのようか甘さが魅力です。ぜひ、ご賞味ください!

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ピーチ、アプリコット、オレンジの風味、なめらかな舌触りとハチミツを思わせる甘さが魅力です。


地域:エル・プログレソ県/El Progreso ラス・ミナス山脈/Sierra de las Minas

農園:ラ・ベイヤ/La Blla

オーナー:テオドロ・インヘラルド4世/Teodoro Engelhardt

標高:1,600m

コーヒー栽培面積:75ヘクタール

生産処理方法:ウォッシュト(水洗式)/ Washed
屋根付きビニールハウス内のアフリカンベット、あるいはパティオでの乾燥処理

年間降水量:2,500~3,000m

コーヒー栽培面積:60ヘクタール

農園総面積:200ヘクタール


ラ・ベイヤ農園は、4世代に渡って受け継がれている農園で、グアテマラシティから車で2時間ほど、北東に進んだ、ラス・ミナス山脈の中心部にあり、森林に囲まれた亜熱帯気候地域にあります。

農園までは、街の中心地からさらに、舗装されていない道を2時間程進みます。

オーナーのテオさんとそのお父様は、ともに、グアテマラシティに住んでおり、収穫時期は3時間半から4時間かけて農園に行き、週の数日を農園のゲストハウスで過ごすという生活をされています。

生産処理では、エネルギー、水の節約、そしてコーヒーの廃棄物管理を行っています。たとえば、天日乾燥、水の再利用、排水処理方法、パルプ管理のための虫を使用しての堆肥作りなどです。

生産処理方法としては、再利用水で、チェリーの皮を取り除き、発酵させ、ムスラージを洗い流します。その後水路で比重選別され、きれいな水中に12〜18時間つけおき、最後に天日にて乾燥させ、必要であれば電気乾燥機を使用し乾燥させるという生産工程を行ってます。

2012/03/27

グアテマラ・サン・ヘラルド

ご好評いただいている、グアテマラの深煎りシリーズは間もなく、サン・ヘラルドに変わります。

グ アテマラシティの南部、アマティトラン湖が見渡せる場所に、サンヘラルド農園とウェットミル(生産処理場)はあります。ウェットミルは、2010年に完成 し、昨年はウェットミルに乾燥用のアフリカンベッドを設置しました。

来シーズンには、その台数をさらに増やし、パティオで乾燥させる代わりに、アフリカン ベッドでの乾燥量を増やす計画があります。

一般的にアフリカンベッドは、通気性がよく、乾燥が均一になり、品質向上に役立つと考えられています。

オーナーのポールさんは、常に品質向上のための努力と新たな試みを続けています。

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ビターチョコやダークチェーの風味、なめらかな舌触りとキャラメルのような甘さが魅力です

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写真はオーナーのポールさん

地域:グアテマラシティ/Guatemala City

地区:アマティトラン/Amatitlan

農園名:サン・ヘラルド/San Gerardo

オーナー:ポール・スターリー/Paul Starry

標高:1,500m

生産処理方法:水洗式・天日乾燥//Fully Washed  Sun-Dry   

2012/03/26

ご参加いただき、ありがとうございました!//パブリックカッピング

一昨日のパブリックカッピングのご報告です。

第1部はご参加1名でしたが、第2部はイベント、教室、セミナーは、初めてのお客様が多かったです。ご参加のお客様、ありがとうございました!

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今回はご質問が多く、プチセミナーさながらの雰囲気で、私もとても楽しい一時を過ごすことが出来ました。サンプルはいつも通りの5種類です。

◎ホンジュラス・オルヴィン

◎コスタリカ・シン・リミテス

◎コスタリカ・ロス・アンヘレス

◎ボリビア・マルセリーノ・カタリ

◎グアテマラ・サキシム

一番人気はサキシム。オリヴィンはフルーツ感があってジュースのよう...というコメントが圧倒的でした。

そして、二つのコスタリカの味わいの違いのご質問も多かったです。

テイスティングセミナーでは更に詳しく掘り下げた内容となります。また、パブリックカッピングとは違い、全てブラインドでのテイスティング、みなさんと風味特性をディスカッションします。

お客様とこういった一つ一つのコミュニケーションを楽しく重ねさせていただきながら、スペシャルティコーヒーの魅力をお伝えしていきたいと思います。

4月14日(土)のテイスティングセミナーは定員になりましたが、13日(金)の方はまだ、空きがございますので、皆様のご参加をお待ちしています。

詳しくはこちらからどうぞ。

5月のパブリックカッピングの日程が決まり次第、ホームページにてお知らせいたしますので、ご確認ください。ではまた!

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2012/03/24

母の日ギフトの準備着々!

昨日はアラウンド・ザ・コーナーさんへプロモーション撮影に、今日は母の日ギフトの打合せと試食を兼ね、毎度お世話になっている、ガトー・ド・ノポロさんへお邪魔しました。

ショーケースは春爛漫。

目を奪われます。

おっと、横井のティラミスが!

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今はタラス産のコスタリカを使ってくださっています。

そして、地元の農家とのスペシャルコラボスイーツ、銘菓、ゆりねのモンブラン!

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この二つは特に私のお気に入り。

フォークを当てるとすーーーーーっと生地まで.....口溶けの素晴らしさが絶品です!

横井のティラミスはコーヒーの風味が口にいっぱいの広がり、別海産のマスカルポーネの口溶けと云ったらもう.....

さて、今回の母の日ギフトの目玉は二つあります。

一つは、横井珈琲を使ったマカロンといくつかのフルーツを使った、カーネーションカラーのマカロン。

使用するコーヒーは旬のボリビアです。お楽しみに!

では、さっそく、実食!

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クリームとの一体感がたまりません。
横井のティラミスにもある、コーヒーの風味が際立った絶品マカロンの完成を見ました。

梶原シェフは素材を「農家からの預かりもの」と呼んでいるそうです。まさにその言葉通り、コーヒーが持つ魅力を見事に、そしてバランスよく表現されている仕事ぶりに毎度のことながら脱帽です。

そしてもう一つは、15周年の折りに特別に作っていただいた、パウンドケーキを再販させていただきます。

コーヒーとのセットが3つ、焼き菓子単品セットが2つ、そしてパウンドケーキの6つのラインでギフトを構成します。

準備が整い次第ご案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。ではまた!

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こちらの商品は定番の「野幌レンガ」
現在こちらのスイーツにも横井珈琲を使っていただくべく、試作を繰り返しているとのこと。様々な観点からスペシャルティコーヒーとスイーツとの可能性を探っていきたいと思います。

2012/03/22

今日は母の日のプロモーション撮影でした

札幌はやっとちょっとだけ、春らしさを感じられるような気候になってきました。

今日は午後から、アラウンド・ザ・コーナーさんにお邪魔し、母の日ギフトのプロモーション撮影を行ってきました。

開店のお祝いにアラウンド・ザ・コーナーさんのお花をいただき、びびっと感じるものがあり去年、はじめて不躾なお願いをしたことにはじまり、今年もお世話になりました。

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スタッフの方にどんなお花がいいですか?と聞かれましたが、お花のことはさっぱりわかりませんので、イメージをお伝えすると、どんどんアレンジが進んでいきます。

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私の希望を的確に捉え、カタチにしていく。これぞ、プロのお仕事。素晴らしいです。

私たちもお客様のご希望をお聞きし、およろこびいただくところは同じです。ですからその「研究」は尽きません。

さて、母の日と云えば、カーネーション。色合いも様々、「さわやかさと淡い色合い」を基本に、キャンドルを中央に配し、奥にもキャンドルが浮かんでいます。

「母の日ブレンド」はもちろん、シリーズでお届けしています、ガトー・ド・ノポロさんとのコラボギフトには15周年のアニバーサリーケーキとして大変大変、ご好評をいただきました、特性パウンドケーキの再販や横井珈琲を使ったマカロンとのセット、単品の焼き菓子セットなどなど、盛りだくさんでご案内の準備を進めています。

どうぞ、ご期待ください!

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2012/03/21

中米買付の旅路 // コスタリカ3日目 ウエストバリー シン・リミテス

エルバスを後にした私たちが向かった先は、すぐ隣のハイメ・カルデナスさんのマイクロミル、シン・リミテス。

シン・リミテスは2008年のカップ・オブ・エクセレンスの2位入賞の他、複数回入賞経験があります。また、このマイクロミルで処理された別の農園も入賞を経験しています。

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このシン・リミテスをはじめて焙煎したのが、2006年の初夏の頃だったと思います。当時、一緒に買い付けた他のコーヒーとは明らかに異なる個性的な風味に驚いたことをよく覚えています。

黒蜜のような甘さの中に熟したフルーツの風味が混在していたからです。その翌年、シン・リミテスの隣りに位置する、エスバスをはじめて買付しました。その距離、わずか数㎞しか離れていないことを随分後に知りました。

一般的な感覚ですと、そこまで隣接した畑であれば似たような風味を持つのだろう...と想像しがちだと思いますが、そこがスペシャルティコーヒーの大きな魅力なのです。

生産されるエリアが近くても、土壌(ミネラル分)、気候、標高、気温や降水量の違い、いわゆる、マイクロクライメイト(微小気候)の違いや品種によって、コーヒーの風味が異なります。更に云えば、コスタリカのように生産処理工程の違いによっても風味特性が異なるので、言い換えれば、マイクロミルの数だけ、コーヒーが植えられている場所の数だけ、魅力的なコーヒーが存在するんです。

大規模な処理場(メガミル)からマイクロミルへと変革を遂げ、バリスタの世界大会をはじめ、世界のコーヒーバイヤーが認める、素晴らしいコーヒーを生産する「革命」を起こしたのがコスタリカのマイクロミルだと思います。

そして、エルバスからシン・リミテスまでの移動時間のほんの数分間にこれらのことが駆け巡ったので、「ハイメさんに会える!」と、思うと強い憧れと共に胸が高鳴り、なんとも云えない緊張感を感じたのはいくつかの理由がありました。

その一つに、丸山珈琲の丸山さんが「素晴らしいコーヒーに出会った」と、その時の様子を話してくれたことにはじまり、出会いから買付までの道のりを共有し、実際にこれまでハイメさんのコーヒーに触れ、体験してきたからです。

(詳しくは丸山さんの著書、「コーヒーの扉をひらこう」に書かれています)

そして、もう一つは、私が心から尊敬する丸山珈琲の中原バリスタが2010年ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(WBC)、ロンドン大会でハイメさんのコーヒーを使用し、生産者、バイヤー、焙煎人、バリスタへと渡される「バトン」という名の一杯のドリンクの素晴らしさを教えていただいたことにあります。

そして、更には丸山珈琲の鈴木バリスタもハイメさんのコーヒーを使い、素晴らしいシグネチャードリンクをもって2011年のWBC、コロンビア大会でで5位入賞されました。(翌年のジャパン・バリスタ・チャンピオンシップ(JBC)でも優勝を手にされ2年連続のチャンピオンに輝き、6月にウイーンで開催されるWBCに出場されます)

私にとってそんな思いが一杯に詰まった、シン・リミテスの訪問だったのです。

メナさんが私を紹介してくれているところです。万感の思いを込め、「ハイメさん、はじめまして....」

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ハイメさんの隙のないオーラに緊張感が走る。

収穫を終え、処理されたコーヒー(ペルガミーノ)を見せていただくことに。

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ご覧のように粘液質(ムシラージ)を残して乾燥処理をしたペルガミーノは手に付着し、香りはキャラメルやハチミツのような風味を持っています。

このムシラージの残し具合によって様々な風味が生まれ、イエローハニーやレッドハニーに分類され、それらをハイメさん独自の方法でブレンドし、シン・リミテスの素晴らしいロットが生み出されます。

シン(無い)リミテス(限界)=まさに、限界がないとい無限さを感じます。

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「すごいでしょ、橫井さん」と話す、丸山さん。

今年も私たちのためにとても細かい処理を重ね、素晴らしいコーヒーを用意してくれていました。エクシクルーシブコーヒーでのカッピングの様子は改めてお伝えします。

この後、ミルのすぐ上にある、ハイメさんのお宅にお邪魔しました。それにしても素晴らしい眺めです。

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奥様のマイベルさんとお子様。

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ハイメさんからもたくさんのサンプルをいただき、ハイメ犬に見送られ、次のマイクロミル、ヘネシスに向かいました。続く!

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2012/03/19

中米買付の旅路 // コスタリカ3日目 ウエストバリー エルバス

少し間が空いてしまいましたが、引き続きお届けいたします!

アギレラ・ブラザーズを後にし、次に向かったのは先日完売した「エルバス」。横井珈琲ではもうすっかりお馴染みのマイクロミルで、カップ・オブ・エクセレンスにも入賞経験があります。

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オーナーのバランテスさんにエクシクルーシブコーヒーのフランシスコ・メナさんが紹介してくれているところです。嬉しそうですね。(笑)

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この図は、「私のお店で、バランテスさんのコーヒーを販売中なのです...」とメナさんに英語の単語羅列を駆使し、お伝えしてもらっているところです。スペイン語、少しがんばんなきゃ。

では、ペルガミーノ(コーヒーチェリーの果肉を除去し、種皮で覆われた状態)をアフリカンベッドで乾燥処理中の様子から見せていただきました。

品質によってはパティオと呼ばれるところで乾燥するものもあります。それにしてもよいお天気、よい眺めです。

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こちらがアフリカンベッド

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イエローハニーと呼ばれる生産処理方法のペルガミーノ。とても甘い香りがします。コスタリカのコーヒーはこの処理方法の開発によって大きく品質の向上が図られたことは、2日目のブログでお伝えしましたとおりです。

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ミル(果肉を除去する設備)やアフリカンベッドがあるころのすぐ下に、なだらかな勾配地によく手入れされた農園が広がっています。美しいです。農園内にはバナナの木もありました。

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来年の収穫も良好だよ...と、メナさん。

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3月ですから収穫はほとんど済んでいますが、つぼみがたくさんありました。つぼみは花を咲かせ、花が散り、やがて小さな実を結び、真っ赤なチェリーをたくさん湛えることでしょう。

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コーヒーチェリーを一摘み、口に含むと、パパイヤのような甘さ!

驚いたのは粘液質(ムシラージと云います)層の厚みです。去年の南米の買付の旅路で訪問した、あの、アグロ・タケシにも似た見事な粘液質でした。

今年もバランテスさんのおいしいコーヒーが届くことでしょう。ご期待ください!

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乾燥処理が済んだペルガミーノはハンドピックされた後、倉庫に保管されドライミル(脱穀)行程に移り、グレインプロという穀物用の保存用ビニールに保護された後、麻袋に詰められ船に揺られ世界の消費国に届けられます。

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彼女の熱い視線の先には飼い主のバランテスさんが。

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この後、すぐ隣のマイクロミル、現在発売中のシン・リミテスのハイメさんを訪ねました。続く!

グアテマラ・サキシム

このコーヒーとの出会いにはちょっとしたストーリーがあるんです。

2008年、グアテマラのカップ・オブ・エクセレンスに丸山珈琲の丸山さんとご一緒させていただいたときのことです。

品評会が終わり、セレモニーの会場で入賞した多くの生産者や関係者で賑わう中、ピーンと来たんです。その前年に4位に入賞し落札したサン・クリストバル・タマウのメンバーだって気づいたんです。

この時は「ラ・パカヤ」というグループと「コンブレアー・アーマレン」というグループのメンバーとしてエントリーしていました。

名前を忘れることがあっても、顔だけは忘れないんです。小さいときから。
この時は、カップ・オブ・エクセレンスの公式サイトに載っていた彼らの写真がしっかり記憶に留まっていたんです。

先日のコスタリカの買付でも、たくさんの生産者に会いましたが、初対面の生産者でも初対面とは思えず...(笑)

さて、話を戻します。
品評会のセレモニーの前には、ラウンドテーブルといって、生産者とコミュニケーションの場があるのですが、その時、彼らの話しをお聞きする機会に恵まれました。

「去年の入賞ロットは私たちが落札しました」と伝えると、とても喜んでくれました。

リーダーのファン・エミリオさんのお話しがとても印象的でした。

「落札してくれたプレミアムでウエットミル(コーヒーチェリーを処理する機械)を改装したので、品質は更に向上します」ととても嬉しそうに話してくれました。

その時のスナップがコレです。

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そして、地元の新聞に取り上げられた記事がこちら。

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私たちが北中部に位置するコバン地域のグアテマラコーヒーはサキシムだけです。

サキシムとは、生産者組合の名前で、グアテマラシティから北へ160kmほど離れた、北中部に位置するコバン地域のサン・クリストバル・ヴェラパスにあります。

ダークチェリー、プラム、特にダークチョコの風味と質感が素晴らしく、まろやかでしっかりした深みある味わいも魅力です。

地域:アルタ・ヴェラパス県/Alta Verapaz

地区:コバン/Coban 

小地区:サン・クリストバル・ヴェラパス/San Cristobal Verapaz

生産者組合:サキシム/Sacixm

生産者組合責任者:ファン・エミリオ/Juan Emilio

組合員:28名

標高:1,650m

栽培品種:ブルボン、ティピカ/、Bourbon Typica

年間生産量:80俵

サン・クリストバル・ヴェラパスは、熱帯雨林地域に位置しているので、コーヒー豆を乾燥させることが大変難しい環境にあり、温室タイプのパティオや電気乾燥機を使用する必要があります。

サキシム生産者組合は、自分たちのウェットミル(生産処理場)を持っており、コーヒー豆を天日乾燥させるための温室タイプのパティオを所有しています。複数回、カップ・オブ・エクセレンスへの入賞経験がある生産者組合です。

2012/03/18

ホンジュラス・オルヴィン

2011年、ホンジュラス・カップ・オブ・エクセレンス2位入賞のコーヒーです。

サンタバーバラ特有の南国フルーツを思わせる風味やとろりとした舌触りが魅力です。ぜひ、ご賞味ください。

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プラム、ピーチ、ブラックカラント、グレープ、トロピカルフルーツ、マンゴー、パッションフルーツといった様々なフルーツの風味、とろりとした濃厚な舌触りが魅力です。

農園は、3世代に渡って受け継がれており、現在のオーナー、オルビン・エスメリン・フェルナンデスさんは、2005年に彼のお父様より農園を受け継ぎました。

地域:サンタバーバラ県/
Santa Bárbara 
 
地区:
ラス・フローレス/Las Flores

農園:
ラス・フローレス/Las Flores

オーナー:オルビン・エスメリン・フェルナンデス/ Olvin Esmelin Fernández

標高:1,530m

農園面積:2.6ヘクタール

品種:
パカス、カトゥアイ/ Pacas Catuai

収穫時期:12月〜4月

生産処理方法:水洗式/Washed

コロンビア・ラ・メセータ

ラ・ソレダードが完売しましたので、ガルソンというはじめてご紹介する地区のコーヒーをご案内します。

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このスナップは、昨年12月に、丸山珈琲の丸山さん、スギコーヒーロースティングの杉浦さん、ブランチコーヒーの越智さんが買付に訪問した時のものです。

これまで、ご紹介したコロンビアはウィラ県のピッタリートやアセヴェド地区のものでした。このラ・メセータは同じウィラ県ですが、ガルソンという地区のものです。

ダークチェリー、ビターチョコの風味、まろやかな舌触り、ブラウンシュガーの甘さが魅力です。

農園名:ラ・メセータ/La Meseta

農園主:アレクサンデール・オラヤ・カルドッソ/Alexander Olaya Cardozo

地区:ウィラ/Huilla

小地区:ガルソン/Grrzon

標高: 1,700m

品種: カトゥーラ、カスティージョ、コロンビア/Catura,、Castillo、Colombia

生産処理:水洗式、機械での果肉除去の後、天日乾燥/Washed&Sun Dry

農園面積:2ヘクタール

認証/Certification:レインフォレスト・アライアンス/Rainforest Alliance ウツカフェ/UtzKapeh フェアトレード/ Fair Trade

コロンビアでは、2回収穫期があり、メインの収穫期は10月から12月で生産量の70%を占めます。残りの30%は「ミタカ」と呼ばれ、4月から6月には2回目の収穫が行われます。

今回ご案内させていただくロットはメインの収穫期に収穫されたものです。

2012/03/17

コスタリカ・ロス・アンヘレス

ウエストバリー地区のマイクロミル、エルバスが完売いたしましたので、今度はタラス地区のマイクロミル、ロス・アンヘレスをご紹介いたします。

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このコーヒーは2度目のご紹介です。

また、オーナーのリカルドさんが所有する20を越える農園のひとつ、ラ・エストレーヤは、2011年のコスタリカ・カップ・オブ・エクセレンスではチャンピオンに輝き、昨年の11月には、風味豊でクリーンな味わいをお楽しみいただきました。

そして、この3月の買付の旅ではリカルドさんのマイクロミルを訪れることができ、収穫したばかりのコーヒーをエクスクルーシブコーヒー(輸出会社)でカッピングの機会にも恵まれました。今年も素晴らしい出来映えでとても感動しました。

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オレンジ、アプリコット、チェリー、グリーンアップルの風味、シルクのようなやさしい舌触り、黒蜜のような甘さが魅力です。

生産処理場: ロス・アン・ヘレス/Los Angeles

地区:タラス/Tarrazu

小地区:サンタ・マリア・デ・ドータ/Santa Maria De Dota

農園主: リカルド・カルデロン/:Ricardo Calderon

農園名: ラス・フローレス/Las Flores

標高: 1,700〜1,800m

品種: レッド・カトゥアイ/Red Catuai

生産処理:水洗式、機械での果肉除去の後、天日乾燥

首都サン・ホセより、南西に約50kmにあるタラス地区に「ロス・アンヘレス」(小規模生産処理場の名称)があります。タラスは素晴らしいコーヒーが産出される地区として注目されており、カップ・オブ・エクセレンスの入賞農園も多数見受けられます。 

2012/03/15

中米買付の旅路 // コスタリカ3日目 ウエストバリー アギレラ・ブラザーズ

昨晩、無事帰国いたしました。

セロくんの大歓迎を受け、感激しました。

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おみやげはグアテマラのお手玉

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それでは、買付の旅のご報告です!

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コスタリカ3日目の朝も最高のお天気。カッピングを前に朝からマイクロミルを回りました。

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最初に訪れたのが、2010年12月にご紹介した、フィンカ・デ・リーチョという農園を含め、5つの農園の生産処理を行う、マイクロミル、アギレラ・ブラザーズです。

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丸山さんとの再会に大喜びの皆さん。心と心が融けあう瞬間は、コスタリカのマイクロミルの草創期から、コミュニケーションを重ね、支え合ってきた証しを静かに感じました。

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最高のロケーションに位置する、アギレラ・ブラザーズのミル

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ウエストバリー地域のロス・ロブレス・デ・ナランホ地区にアギレラ・ブラザーズがあります。

5つある農園は標高、1,550m〜1,700mに位置しており、「アギレラ・ブラザーズ」という、マイクロミルの名前のとおり、アギレラ兄弟とその家族によって営まれており、2008年から彼らの手によってマイクロミルをはじめました。

一昨年は2つの農園がカップ・オブ・エクセレンスに入賞を果たした実力あるミルです。

コーヒーは、ヴィジャサルチ、カトゥアイ、カトゥーラという品種が植えられています。

大変明るく、仲のいいご兄弟です。ミルの近くにあるサッカー場では、サッカーを楽しんでいるそうです。本当に仲のよいご兄弟です。

P1030049_2 「横井さん、5つの農園ね!」と丸山さん

この時期は生産処理がほとんど終えている時ですが、私たちのためにそのプロセスを見せてくれました。

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コーヒーチェリーの果肉を除去したものをペルガミーノと云います。

それを乾燥させるところをパティオと云い、一般的にパティオと云えば屋根などはありませんが、品質を優先する場合の多くは、ビニールハウスでに乾燥させることが多いです。

コスタリカの生産者の多くは細かい網状で風通しがよく、高温にならないよう工夫したビニールハウスを多く見受けます。

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ペルガミーノを手に取るととても甘い香りがします。

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ペルガミーノの状態で、農園毎、ロット毎に室温と湿度に配慮された倉庫でデリバリーを待ちます。

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お別れに記念撮影

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帰りにはたくさんのサンプルをいただきました。

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次回は只今発売中のエルバス農園での様子をお届けします!ではまた!

2012/03/13

中米買付の旅路 // コスタリカ2日目 セントラルバリーのマイクロミル

コスタリカ、グアテマラと回ってきまして、今はトランジット先のダラスのホテルで書いています。最終日はグアテマラの買付対象のカッピングがありましたが、フライトスケジュールの関係から、丸山珈琲の丸山さんにお任せし帰国の途につきました。

では、コスタリカ2日目の午後から、セントラルバリーのマイクロミルを回りましたので、お伝えします。

せっかくの機会でしたので、コスタリカのコーヒーと私たちとの関わり合いを紐解くべく、少し調べて見ましたところ、色々と想い出されたことがありました。

コスタリカ独自の国際品評会(コセチャ・デ・オロ)から、カップ・オブ・エクセレンス開催へと発展していった背景にはメガミルからマイクロミルへの発展的な増加にあります。

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この日の午前中、カッピングを終えた私たちは、ブルマス農園のファン・ラモンさんの運転でセントラルバリーのいくつかのミルを回りました。通り雨の後だったこともあって空気がとっても澄んでいました。サンホセの町が見渡せます。

タラス地区のラ・リアの農園主、ルイスさん曰く、去年の12月19日以来、まとまった雨がないこと、例年に比べ収穫時期の気温が低くく、収穫が遅れたことなど状況をお聞きしましたが、その結果、カッピングを通して感じたのは、今年のコスタリカはとても甘い!ということです。楽しみですね!

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前段でご説明したコスタリカの国際品評会、コセチャ・デ・オロで私たちは、2005年チャンピオン、ロシナンテ、2006年はお馴染みのブルマスの落札に遡ります。

コスタリカコーヒーの品質の向上こそ、このマイクロミルにあるのではないでしょうか。マイクロミルは技術の粋を結集...むしろ、私は「芸術」に匹敵するのではないかと、今回の旅路を通して強く感じました。

エクシクルーシブコーヒーのフランシスコ・メナさんのプレゼンがとてもわかりやすかったので抜粋してお伝えします。

透明性とトレイサビリティにより、 コーヒーコミュニティに変化をもたらしてくれる。つまり、農園とミルとで知識を共有することが完璧なカップにつながり、結果としてコミュニティや家族を裕福にしてくれる。

特に年間90日しかない収穫時、ピッカーの役割はとても大切。つまり、彼らが真赤な実を収穫し、ちゃんと生産処理しない限り、よいカップにつながらないので、よい仕事をする人には安定た収入を保障しなければならない。

ドライミルに対しても様々な指導を通し、収穫期の資金繰りに銀行からお金を借りやすくするような道筋を整えている。


これまで体験した様々なコスタリカコーヒーと実際に訪れて感じたこと、ワールド・バリスタ・チャンピオンシップにおけるマイクロミルロットの活躍を踏まえ、コスタリカのマイクロミルの取り組みはスペシャルティコーヒーに大きなうねりと可能性をもたらしたのではないでしょうか。

前置きが長くなりましたが、今回訪問したセントラルバリーのマイクロミルの中からいくつかご紹介します。

◎ ブ ル マ ス ◎

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オーナーはお馴染みのファン・ラモンさん。農学博士ということもあり、コーヒーに関するさまざまな研究が細部にわたり、なされています。

コーヒー豆の中の糖度を上げる特別な生産方法を行っており、ハニーコーヒーと呼ばれています。

ハニーコーヒーとは、生産方法の名称で、外皮と果肉を除去した後に、豆に付着している粘液質(ムスラージ)を付けたまま乾燥させる事により、豆の中に甘みが浸透するといわれており、ムスラージの除去の割合により、レッドハニー、イエローハニーなどと呼ばれています。

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生産者、農学博士という立場とエクスクルーシブコーヒーの役員としてコスタリカのマイクロミルの発展にご尽力されいます。

手タレは丸山さん

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レッド・ハニー
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アフリカンベッド
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ウエットミル
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◎ ハ ル デ ィ ン ◎

標高1600に位置するマイクロミル。オーナーはカロリ・ツビンディンさん。とても手入れが行き届いたマイクロミルでした。カップも良好で好感が持てました。今後ますますの品質向上が期待できると思います。

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この日最後の訪問先だったので、ミルと農園を回っているうちにすっかり黄昏れて素敵な夕焼けを見ることができました。

去年のブラジルに引き続き、コスタリカでもシルエット・ロマンスの唱和が行われました。(笑)

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次回は、ウエストバリーのミル回ってきた様子をお伝えします。いやぁ〜感激しましたよ....涙は堪えましたけど(笑)おっと、出発の時間が近づいています。準備をせねば。ではまた!

 

2012/03/09

中米買付の旅路 コスタリカ2日目 // エクシクルーシブコーヒーとセントラルバリー地区のカッピング

エクシクルーシブコーヒーはコスタリカのマイクロミルにフォーカスした素晴らしいコーヒーを扱っている輸出会社です。私たちとマイクロミルのオーナーを結んでくれています。

フランシスコ・メナさんがはじめて訪れた私と杉浦さんのために、社内の様子と設備を案内してくれました。

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その後、コスタリカコーヒーの歴史についてのプレゼンがありました。

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かつてのコスタリカコーヒーの多くは、チェリーをコーペラティブや国際企業経営のミル(生産処理場)に持ち込み現金化し、また、ミルを経営しているコーペラティブや国際大企業はそれを大量に処理し安定した品質のいわゆる「コスタリカSHG」などを作ってきました。

私が開業したころのコスタリカはいわゆる「酸の強い、酸っぱいコーヒー」というイメージがありましたが、スペシャルティコーヒーの興隆の流れに伴うマイクロミルの転換により、流れは大きく変わりました。

その一つに生産処理のバラエティと品種、マイクロクライメイト(微小気候)との組み合わせにあります。

P1300113 左から、イエローハニー、フリーウォッシュト、レッド・ハニー、ナチュラルと呼ばれるコーヒーチェリーから種(コーヒー豆)を取り出す処理方法を指しています。

今回はそれらをカラダで感じながら、メナさんやコスタリカマイクロミルの起こりから現在までの流れをリアルタイムに体験された丸山さんからも貴重な話しをお聞きしました。

知識として知ってはいるものの、それを伝える「チカラ」にはなり得ず。通ってみてはじめて自分の言葉として責任を持てるのではないか?としみじみ思うのでありました。
意外にもはじめてのコスタリカというちょうどよい機会でもありますので、(これで中央アメリカを全て回ることが出来ました)今回の出張の様子をお伝えする中で、これらのお話しを少しずつお伝え出来ればと思っています。

さて、この日はセントラルバリーのマイクロミルの24ロットをカッピングしました。

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セントラルバリーと言えば、もうお馴染みのブルマスですね。今年のブルマスも甘くて素晴らしかったです!

おっと、グアテマラはもう朝の2時を回ってしまいました。明日も早いので今日はこの辺で!

カッピングのあとブルマスをはじめセントラルバリーのマイクロミルを回りました。次回へ続きます!

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仲良くなったホテルのコスタリキャッツ(笑)の画像でお別れです。ではまた!

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中米買付の旅路 // 成田〜ダラス〜コスタリカ

無事、コスタリカでの任務を終え、グアテマラシティに到着しました。コスタリカではネット環境が思わしくなかったので、コスタリカの4日間とグアテマラでの様子を出来る限りお届けいたしますので、よろしくお願いいたします。では、3月4日(日)出発の朝の様子からどうぞ!

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3月4日の早朝、発寒を出発。寒い寒い朝でした。

今回はの旅路は、丸山珈琲の丸山社長、スギコーヒーロースティングの杉浦社長と行動を共にいたします。

杉浦さんとは成田で合流、丸山さんとはコスタリカで合流です。

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その前に暗いウチからセロくんの散歩を終えると、何やらセロくんはそわそわし始めます。無理もありません。奥さんも用事で留守中ですので、夕方までぼっちになるからです。

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駅に向かう途中で、忘れ物を思い出すも、名刺なのでよしとしました。

奥さんからのメールで気づいたのですが、車をジャスコに置き忘れてきたんです。(笑)これは大きな忘れ物。細々としたものを買いに行き、徒歩で帰宅した模様。(謎)かなりの奇行ぶり。

そして、痛恨の忘れ物!

コスタリカでお世話になる、フランシスコ・メナさん、グアテマラでお世話になる、オルガ・アヤウさんのおみやげを、搭乗口に忘れてきました。

気づいたのはダラス到着の直後の朝の8時過ぎのことでした。素敵な日本人形だったのに...

気を取り直してスタバでいっぷく。ブロンズロースとなるコーヒーをはじめて体験....

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コスタリカ行きのフライトまで8時間!うたた寝を繰り返しながら、ひとときを楽しみました。

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無事、コスタリカに到着。 サンホセにある、エクシクルーシブ・コーヒーのフランシスコ・メナさんに迎えに来てもらい、21時過ぎにホテルに到着。遅れること2時間あまり、丸山さんと合流。今回の旅路のメンバー3名が揃いました!

上の写真はメナさんからの差し入れのコーヒーとフレンチプレス。おかげさまで毎朝おいしいコーヒーをいただきました。続く!

2012/03/04

中米買付の旅路 プロローグ

今日のお昼のフライトでダラスを経由し、コスタリカのマイクロミルを回り、その後、グアテマラに移動し、いくつかの農園を回ってきます。帰国は3月14日(水)の予定です。

つい先ほど、まだお休み中のセロくんに話しかけたら迷惑そうな顔されました。(笑)

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生産地に出かけるようになって7年、最初の頃は出発前夜は興奮が収まらず。浮き足だったままでの出発だったことを想い出します。

今もある意味では変わらないのですが、よくよく思い起こすと、そもそも生産地に出かけると云うことなど、開業当時では全く想像すら出来ませんでした。皆様、家族、スタッフのおかげです。ありがとうございます。

そこを思うと、生産地に出向かせていただけるという感謝が沸いてきます。そして、更にそこを自問自答すると、たくさんの笑顔を一杯のコーヒーで繋ぐためなのだと。

キタのダイチカラ、中央アメリカに行ってきます!

コスタリカ・シン・リミテス

ほとんど詳しいご説明が必要がないくほど素晴らしく、私にとって非常に思い出深いコーヒー、シン・リミテスを今年もご案内いたします。

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シンリミテスは現在発売中のエルバスと同じ、ウエストバリー地区で生産処理されており、ほとんど隣同士に位置する環境でありながら、異なる魅力を持っています。

ダークチェリーやプラムの風味、黒蜜を思わせる甘さ、厚みある質感がとても魅力的です。

生産処理場(マイクロミル): シン・リミテス/Sin Limites(「限界がない」という意味)

地域:ウエストバリー/West Valley

小地区:ナランホ/Naranjo   / ラウルデス/Lourdes   

オーナー:ハイメ・カルデナス/
Jaime Cardenas マイベル・カルデナス/Maribel Cardenas ご夫妻

標高:1,600m

生産処理方法:ハニープロセス(チェリーの皮をむくと、種子の周りについているムスラージと呼ばれる粘液質をつけたまま、乾燥させる生産処理方法)

品種:ビジャサルチ/
Villa Sarchí

カップ・オブ・エクセレンスでは、何度も入賞経験のある、すばらしいマイクロミルです。
その魅力は丸山珈琲の中原バリスタ、鈴木バリスタのご活躍によって国内外問わず、このコーヒーの素晴らしいポテンシャルと魅力が広められたのではないでしょうか。

今年もご案内させていただけることに感謝せずにはいられません。ぜひ、ご賞味ください。

2012/03/02

間もなく完成!横井珈琲ニュースレター  // キタのダイチカラ 01

デザインの校正も済み、印刷会社に入稿しましたので、あとは完成を待つのみです。

この一年間、ニュースレタータをお休みしておりまして、本当にすみませんでした。

今後はちゃんと定期的に発行してまいります。

これまで、コーヒーに関して触れる機会が多かったのですが、横井珈琲のこと、スタッフのこと、そして何よりも、横井力のことをお伝えし切れていなかった大きな反省を踏まえ、それらを中心にお届けしたいと考えています。

下の画像は「キタのダイチカラ」01号、記念すべき創刊号の表紙です。
予算の都合上、全てのお客様にお送りすることができませんが、今後はより多くの方々にお送りできますよう、スタッフ一同、努力して参ります。

今後とも横井珈琲をどうぞ、よろしくお願いいたします。

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この写真は2009年ルワンダ・カップ・オブ・エクセレンスの品評会に参加した時のものです。

2012/03/01

2月の義援金集計結果のご報告

小さい取り組みではございますが、東日本大震災の復興支援の一助となればと願い、横井珈琲をご愛顧いただいているお客様にもご協力をいただきながら、支援協力をさせていただいております。

当初、1年間継続させていただこうと取り組んで参りましたが、もう少し続けさせていただこうと思います。

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◎ 2月分合計:18,808円  2011年3月からの累計:285,722円 ◎

以上を宮城県保健福祉部社会福祉課団体指導班宛てに振り込ませていただきました。

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