中米買付の旅路 // コスタリカ4日目 タラスのマイクロミル プエンテ
いよいよ、コスタリカのマイクロミル訪問も最終日。
セントラルバレーやウエストバリーに比べ、標高が高いタラス地区を回ってきました。道路も険しく、空にだんだん近くなっていくロケーション。ここで標高約1800mあります。
最初に訪れたマイクロミルはプエンテ・タラス・マイクロミル。2007年、10俵の買付からお付き合が始まりました。
プエンテ・タラス・マイクロミルの主要メンバー、エフライン・メンデスさん
ちょうど、ナチュラル製法のコーヒーチェリーを乾燥処理しているところでした。
乾燥処理中のチェリーはべっこう飴のように甘いのです。
こちらがフリー・ウォッシュトと呼ばれる処理方法。
これがレッドハニー
粘液質を数十パーセント残して乾燥処理されるレッドハニーに対し、粘液質をほぼ100%残して乾燥処理させるブラックハニーがあります。
このようにコスタリカのマイクロミルでは、ひとつの品種で複数の処理方法により、異なる風味を有するロットが生まれます。
ですから、コスタリカのマイクロミルはこれらの組み合わせと生産処理技術によって、その素晴らしいポテンシャルと多様性は世界中に広まりました。他に類を見ない魅力と強みがここにあるのではないでしょうか。
マイクルミル名:プエンテ・タラス・マイクロミル/Puente Tarrazu
オーナー:プエンテ・ファミリー/Puente Family
地域:サンタ・クルス・デ・レオン・コルテス/Santa Cruz de Leon Cortes
地区:タラス/Tarrazu
標高:1700m
品種:カトゥラ、カトゥアイ、ゲイシャ/Caturra、Catuai、Geisha
生産処理方法:ナチュラル/Natural、ハニー(イエロー・レッド、ブラック)/Honey、フリー・ウォッシュト/Fully Washed
農園の広さ:25ヘクタール
プエンテを後にした私たちは、ヴェルデ・アルトというマイクロミルに向かいました。続く!
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