ブラジル・サンタ・エレナ
新しいブラジルが届きました。
去年の7月から8月上旬にかけて南米を回ってきたとき買い付けたコーヒーです。その第1弾がボリビアで好評発売中のマルセリーノ・カタリで、第2弾が今回ご紹介する、サンタ・エレナです。
オーナーはカルモコーヒーのジャックスさん。写真は去年、セルトン農園を訪問したときのスナップです。
イシード家(セルトンファミリー)はジャックスさんのママ・カタ....間違えました。母方にあたります。(笑)
ジャックスさんは、100年以上に渡ってコーヒー栽培に従事してきたコーヒーファミリーの4代目で、1999年にこの農園を購入しました。豊富な知識と経験を持ち、高品質コーヒーの生産を行っているすばらしい生産者の方です。
サンタ・エレナ農園は2002年のブラジル・カップ・オブ・エクセレンスで2位に入賞してます。この年のチャンピオンはクリスティーナ村のアグア・リンパで、私たちが初めて落札した、思い出深いチャンピオンロットです。
この二つの農園は同じ山の尾根に広がる農園で、ちょうどクリスチーナとカルモ・デ・ミナスの地区を区分する地域環境にあります。
これらに関連する記述が「南米の旅路その21/カルモ・デ・ミナス2日目その4イペ」に記してありますので、よろしければご覧ください。
アプリコット、オレンジ、チェリーの風味、スミレを思わせる香り、ミルクチョコと黒蜜の甘さ、シロップのような舌触りが魅力です。
農園名:サンタ・エレナ/Santa Helena
農園主:ジャックス・カルネイロ/Jacques Carneiro
地域:ミナスジェライス州/Minas Gerais
町:カルモ・デ・ミナス/Carmo de Minas
標高:平均1,200m
収穫時期:5月〜10月
生産処理方法:※パルプトナチュラル・パティオで天日乾燥
品種:イエローブルボン/Yellow Bourbon
【(生産処理呼称)コーヒーチェリーの果肉を除去し、粘液質(ムシラージ)を付着させたままの状態で乾燥させる方式の名称】
ブラジルのコーヒー生産地の中でも最も伝統的なミナス・ジェライス州の南部に位置する、このカルモ・デ・ミナス地区は、ブラジル最大の都市、サンパ
ウロから340kmほど離れた、標高1200mから1500mの高いマンチケイラ山岳地域地帯にあり、ミネラル・ウォーターの水源としても知られていま
す。
またこの農園は多くのカルモ・デ・ミナス地区優良農園(通称「COE銀座」と呼ばれる一帯)を見渡せる、素晴らしい高台に位置しています。
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