中米買付の旅路 グアテマラ3日目/モンテ・デ・オロ その1
この日も素晴らしいグアテマラ晴れ。
この農園は、グァテマラの首都であるグァテマラシティーから西に65km進んだ先に位置するする、アカテナンゴ地区にあり、アカテナンゴ火山(左/3,976m)とフエゴ火山(右/3,763m)に隣接しており、フエゴ火山は活火山ですので、時折、もくもくと煙を上げていました。
アカテナンゴのコーヒーは、アンティグアに持ち込まれ、アンティグア産のコーヒーとして流通していましたが、2001年からカップ・オブ・エクセレンスが開催されて以来、その品質が認められるようになりました。それまで、グアテマラの産地は大きく分けて次の7エリアでした。
◎ウエウエテナンゴ
◎アティトラン
◎サン・マルコス
◎アンティグア
◎フライハーネス
◎コバン
◎ニュー・オリエンテ
カップ・オブ・エクセレンスの開催以降はこの、アカテナンゴが加わり、コーヒー栽培エリア8つに塗り替えられました。
グアテマラに限ったことではありませんが、スペシャルティコーヒーの興隆とカップ・オブ・エクセレンスの開催により、農園やマイクロミルの数だけ風味特性のバラエティがあると云えます。同じ地区においても様々なテロワールとマイクロクライメイトが存在するからです。
さて、グアテマラシティのホテルを出たときから、ずーっと虹が出ていたのです。
▲グアテマラシティ
アカテナンゴに差し掛かった頃も虹は出ていました▼
国道沿いのこの看板を右折すると更によい眺めが広がり、20分ほど進んだところにモンテ・デ・オロがありました。
あまりにも素晴らしい眺めなので虹を撮影することに。丸山さん、ちょっとポーズを決めてくれました。
ここからいくつかのアップダウンを越え、目指す農園までもう一息です。
モンテ・デ・オロに到着!
オーナーのマリオさんは、お医者さんでしたが、奥様と出会い、恋に落ち、ご結婚され、奥様のご両親が所有されていたこの農園を受け継がれ、息子さんと切り盛りされています。
▲とても仲のよい親子です。
まずは生産処理施設を見せていただきました。
▲発酵槽はとてもきれいに手入れが行き届いています。奥がパティオ、コーヒーチェリーの果肉を除去した後、乾燥処理を行うところです。
マリオさんから棒を渡され農園を巡ることに。この時なぜ棒が?と思いましたが、農園を進むにつれその意味がわかったんです。続く!
« ボリビア・フェリシアノ | トップページ | コスタリカCOE、感動のアワードセレモニー終了!ファン・ラモンさん、おめでとうございました! »
「海外出張」カテゴリの記事
- ボリビアで見たキタのダイチ(2016.11.19)
- ブラジルCOE・レイト・ハーベストから戻りました!(2015.01.27)
- 2015年COEブラジル・レイト・ハーベスト/第一日(2015.01.20)
- ブラジル・サマンバイア・カチグア/ナチュラル(2014.11.27)
- コスタリカ・シン・リミテス(2014.11.23)