ブラジル・サン・ベネディート・ピーベリー
ブラジルのコーヒー生産地の中でも最も伝統的なミナス・ジェライス州の南部に位置する、このカルモ・デ・ミナス地区は、ブラジル最大の都市、サンパ ウロから340kmほど離れた、標高1200mから1500mの高いマンチケイラ山岳地域地帯にあり、ミネラル・ウォーターの水源としても知られていま す。
また、この農園は多くのカルモ・デ・ミナス地区優良農園(通称「COE銀座」と呼ばれる一帯)を見渡せる、素晴らしい高台に位置しています。
サン・ベネディートは、2005年は2位、2008年には7位にカップ・オブ・エクセレンスの入賞経験を持つ、優良農園です。
このロットは、去年の8月の買付の旅路でカッピングした37ロットの中で、個人的にとても印象に残ったコーヒーのひとつでした。
カッピングが終わり、このコーヒーがピーベリー(コーヒーチェリーの中で本来二つの豆が育つところ、一つになって発育した小豆のような小粒の豆)だったことがわかり、びっくりしたんです。
過去の体験から、魅力的な風味、さわやかな酸が印象的だったからです。
▼生豆
▼現地でカッピングした時のもの
ナッツ、アプリコット、チェリーの風味、スムースな舌触り、ミルクチョコのような甘さが魅力です。
農園名:サン・ベネディート/ Fazenda São Benedito
農園主:アントニオ・ジョゼ・ジュンケイラ・ヴィリィエラ/António José Junqueira Villela
地域:ミナスジェライス州/Minas Gerais
町:カルモ・デ・ミナス/Carmo de Minas
標高:1,200m
生産処理方法:※パルプトナチュラル/ Pulped Natural パティオで天日乾燥
品種:イエローブルボン/Yellow Bourbon
【(生産処理呼称)コーヒーチェリーの果肉を除去し、粘液質(ムシラージ)を付着させたままの状態で乾燥させる方式の名称】
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