ブラジル・サマンバイア・ナチュラル
私たちがはじめてカップ・オブ・エクセレンスのインターネットオークションにエントリーしたのが2001年のことでした。この時、落札に成功したのが、13位に入賞したサマンバイア農園です。
以来11年もの長い時間をかけて築き重ねてきた「信頼」と「絆」は品質に大きく反映されています。オーナーのカンブライアさんが作るナチュラルプロセスのロットは、ナチュラルプロセスにしてきれいな味わいが特に優れており、甘さの持続やチョコレートの質感も大変魅力的です。
ナチュラルプロセスとは、ブラジルの伝統的な生産処理方法で、赤いチェリーのまま皮を剥かずにそのまま乾燥させる方法を云います。
サンパウロにあるグアルーリョス国際空港から車で北北西方向に300kmほど進むと、サント・アントニオ・デ・アンパーロがあります。現在、人口約 18,000万人(うち、郊外に6,000人)ほどの小さな町です。そして、この町を中心に半径50キロくらいにおさまる位置に約20の農園があり、その 中にサマンバイアをはじめ、カイアナ、ボンジャーディンなど以前、カップ・オブ・エクセレンスに入賞した農園がいくつかある名産地のひとつとして知られています。
オーナーのカンブライアさんは、高品質のコーヒーの生産と啓蒙に大変熱心です。伝統を守りながら新しい生産処理方法の考案や試験的に新しい品種の栽培など、様々なチャレンジを続けています。
この地区のコーヒーはカルモ・デ・ミナスの華やかな味わいと異なり、ブラジルの伝統的なナッツやチョコレートを思わせる風味が特徴です。
ナッツ、ミルクチョコ、チェリーの風味。まろやかな舌触りとチョコレートのような甘さが魅力です。
農園名:サマンバイア農園/Fazenda Samambaia
農園主:エンリケ・ディアス・カンブライア/Henrique Dias Cambraia Samambaia
州:ミナス・ジェライス州 /Minas Gerais
地区:スル・デ・ミナス地区/Sulde Minas
町:サント・アントニオ・デ・アンパーロ町/Santo Antônio do Amparo
標高:1200m
品種:イエロー・ブルボン/Yellow Bourbon
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