SCAJカンファレンス その2/カンファレンスの歩み
今年もたくさんのお客様にご来場いただいたSCAJカンファレンスは昨年まで行ってきた会場を隣りに移し、より大きな会場を埋め尽くすことができ、イベントやセミナーも盛りだくさんで大成功だったのではないでしょうか。
▲9月26日、第1日目の朝
はじめてお越しになられたお客様はそのスケールの大きさに驚かれたことと思います。来年は協会設立10周年の時を迎えるよい機会ですので、これまでの軌道を振り返ってみましょう。
SCAJの正式名称は、「一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会」で、2003年4月に新規設立されました。味方塾が結成された約2年後にあたります。
「ワールドスペシャルティコーヒー・コンファレンス2005」、有楽町にある、東京国際フォーラムで行われ、出展ブースは35と小規模ではありましたが、ここに第一歩が記されました。
翌年の2006年も同会場で開催され、この時、コーヒーのバイブル本「多様性の祝祭」がSCAJの開催を機に日本語に翻訳されたものが発売されました。
著者であるイタリアの輸入業者、サンダイユ社社長、ヴィンチェンツォ・サンダィユ氏、日本語翻訳をされた丸山健太郎氏、日本語監修の林秀豪氏をお招きし、レセプションが行われました。私はお三方のサイン入りの初版を持っています。とても大切にしています。
そして、2007年はアジア圏では初開催となった、ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(WBC)が開催。宮前バリスタが世界第4位の成績を収め、会場は大きな感動に包まれました。この年から会場は東京ビッグサイトに移され、現在に至っています。
今年はこれまでの会場に比べ広くなったこともあり、通路が広く設けられ、商談スペースもありました。商談のみならず、ご来場の方々のひと休みの場所としてもとてもよかったと思いました。
SCAJカンファレンスはスペシャルティコーヒーの興隆と共に広がりを見せ、より多くのお客様にその素晴らしさをお伝えできたのではないでしょうか。特に今年のカンファレンスではそれを肌で強く感じました。
では、引き続き、お付き合いください。
▲丸山さんと味方塾の面々、初日の朝のひととき
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