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2012/11/07

コスタリカ・ラ・リア1900

今年のカップ・オブ・エクセレンスでは、ルイスさんが所有する5つの農園のうちのひとつ、「ドラゴン農園」が2位に入賞しました。2011年は5位、2008年には9位入賞。

セレモニーはとてもとても感動的で素晴らしいものでした。その様子はこちらをぜひ、ご覧ください。

お付き合いは今から5年前に遡ります。オーナーのルイスさんはセレモニーを前に一緒に参加した、丸山珈琲の中原さんと私を前に、こう切り出されました。

「Kentaroが自分たちのマイクロロットを10袋買ってくれたことをフランシスコから電話をもらった時の感激は今も忘れない。この関係は私たちの息子の時代にも受け継いでいきたいし、毎年、Kentaro達が私のミルに来てくれ、みんなを自宅に招くことが私たち家族のよろこびである」と、涙を湛えて話してくださいました。

私たちの思いとルイスさん達の思いはひとつなのだということを実感できた瞬間でした。

ビジネス(取引)ですので当たり前と云えば当たり前ですが、それだけではなく、生産者も私たちもその間を取り持ってくれるインポーターやコーディネーターの方々にも「よかった」とお互いを感謝の気持ちでよろこびあえる関係を築かせていただけたことが何より嬉しいことです。

P1330076_5▲今年5月、コスタリカ・カップ・オブ・エクセレンス2位入賞のセレモニー会場にて

ルイスさんにはじめてお会いしたのは今年3月の買付の旅路の時でした。

P1030495 ▲左から丸山珈琲の丸山さん、私、ルイスさん、お母様、弟のオスカーさん、スギコーヒーの杉浦さん

私たちが毎年このルイスさんのマイクロミル(生産処理場)を訪問することをとてもよろこんでくださっています。ルイスさんの子ども達や私たちの子ども達を含む後継者にもこの関係が継承されていくことを願っている...と話してくれました。

そして、今年のSCAJカンファレンスでは今年3度目の再会。味方塾のみんなともコミュニケーションができ一緒にルイスさんのコーヒーのカッピングを愉しみました。

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ラズベリー、オレンジ、フローラル、カシス、ピーチ、マスカットの風味、シルクのような舌触り、黒糖を思わせる甘さ、複雑で透明感のある酸の質が魅力です。

農園主:ルイス・アルベルト・モンヘ/Luis Alberto Monge

地域:サンタ・ローサ・デ・レオン・コルテス/Santa Rosa de Leon Cortes

地区:タラス/Tarrazu

マイクロミル(小規模生産処理場):ラ ・リア/La Lia

標高:1,950m

品種:カトゥラ/Caturra

産処理:フリィ・ウォッシュト/Fully Washed※正確には、ムスラージを10%残して生産処理を行っている

乾燥処理:アフリカンベッド/African Bed

ルイスさんが所有する農園の中で、最も標高の高い1900メートル付近にあるのが、この「ラ・リア1900」という名の農園です。同じ生産者、同じマイクロミルからのコーヒーでも、農園がある環境、土壌、気候など、「テロワール」と言われる、細かい環境条件、特性がコーヒー栽培に与えた影響による、コーヒーの違いを、今後ご紹介予定のロットと合わせてお楽しみください。

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