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2013/03/05

ボリビア・アポロ

翌年にカップ・オブ・エクセレンスを控えた2003年、マウンテンピークという品評会が開催されました。この時、出品されたいくつかのロットを買付けたことからボリビアコーヒーの買付が始まりました。今年でちょうど10年目の節目にあたります。

ボリビアのコーヒーの多くはコロニーと呼ばれる、集団居住の方々によって集められた複数のコーヒーチェリーによってロットが作られることが多く、コーヒーチェリーはタクシーで運ばれてくると云う他の生産国では見られないユニークなスタイルです。ボリビアの首都ラパスは標高3600mの天空都市。通常産地を訪問するときは山を登りどんどん標高の高い場所へあがっていきますが、ボリビアでは空港からどんどん下って産地を目指すという大変ユニークな環境にあります。

そして、ラパス周辺では鉱山で働いていた移民の方が集団居住を行いコロニーというコミュニティを作って生活をされている方が多くいらっしゃいます。この移民の方にコーヒーの栽培が伝わりボリビアでのコーヒー栽培が盛んになりました。その多くは家族単位で大変小規模で農園を営み生活をしています。今回のアポロという名前はこのコロニーの名前に由来します。

さて、このボリビアコーヒーが届くたび思い出すエピソードがあります。前出のマウンテンピークというカップ・オブ・エクセレンスのプレ開催が行われた時のことで、丸山珈琲の丸山さんから聞いたお話です。プレ開催の品評会が終わり、首都ラパスに向かうバスを待っている丸山さんに一人の生産者が近づいてきて、彼らにとってはとても大切なポーチを差し出されたのだそう。バスに乗り込んでそのポーチの中を覗くと、なんとサンプルが入っていたのだそうです。

その翌年の2004年、リオコロラド、リオグランデ、ジャカランダの3ロットをはじめてご紹介できました。毎年ボリビアコーヒーが日本に届くと、これらのことをいつも想い出し、ここからアグロ・タケシとのドラマティックな出会も思い出します。当時としてはボリビアコーヒーは、まだまだ知られていない時でしたし、ボリビアコーヒーの可能性を強く感じていましたので、よし!精いっぱいボリビアコーヒーの魅力をお伝えしようと胸を熱くした記憶が鮮やかに蘇ります。そして、その気持ちは今も変わりません。

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   ▲買付のためのカッピングの時のスナップ(カラナビの町に沈む夕日が美しい黄昏時)


ダークチェリー、ミルクチョコ、キャラメルの風味、クリーミーでチョコシロップのような舌触り、黒蜜のような甘さの持続感が最大の魅力です。

地域:フランツ・タマヨ/Franz Tamayo

コロニー:アポロ/Apolo

生産処理場:アグリカブ/AgriCabu

生産処理:水洗式・機械乾燥/Wasted,Machine-Dry

収穫時期:9月~3月

品種:カトゥーラ、カトゥアイ、カチモール他/Caturra,Catuai,Catimor

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