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2013/04/30

ホンジュラス・カップ・オブ・エクセレンス その2

今日は2日目のプログラム、カリブレーションといって味の摺り合わせを半日かけて行いました。ヘッドジャッジのポール・ソンガーの進行に従い、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、乳酸などを水で希釈した溶液を用い、擬似的に「甘みを伴った酸」「刺激的な酸」「フルーツを伴う複雑な酸」など確認していきます。


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▲ヘッド・ジャッジのポール・ソンガー氏

この方法はとてもわかりやすく、よいもの、そうでないものがリアルに確認できると思います。以前、横井珈琲のテイスティングセミナーでも一度行ったことがありますが、また機会を捉えて行いたいと思います。


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その後、70点代後半から90点以上のものまでのロットをブラインドカッピングを2セッション行いました。各国から招致された審査員の味の摺り合わせは国境のみならず、普段の業務におけるカッピングのスキルにも違いがあるので、時間をかけてしっかりと確認していく必要があります。そして、ディスカッションを行います。


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▲丸山珈琲の丸山さん、ボンタイン珈琲の加藤さん

さて、今回は176ロットのエントリーがあり、プリセレクションで87ロットに絞られました。その中から65ロットが国内審査に進み、35ロットが選び出され、国際品評会に進みました。明日からはこの35ロットを私たちが審査していきます。


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今回ACE(エースというCOEを運営するNOP団体)から、専務理事のスージー・スピンドラー女史。プレゼンの後10周年の記念ロゴが刻まれたカッピングスプーンが配られました。ACE=Alliance for Coffee Excellence


で、このカリブレーションが終わってランチの後、サンタ・バーバラというところにファームツアーに出かけました。この地区は過去に何度となくチャンピオンや上位を独占したことがある農園がたくさんあるところで有名です。私ははじめて訪問しました。ホテルのあるサン・ペドロ・スーラから2時半あまりです。


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▲農園の入り口

標高1500m〜1700mに農園があり、寒暖の差がある素晴らしいテロワールが広がっていました。日中の日差しが強すぎると、アフリカンベッドにせよ、パティオにおいても、ペルガミーノ(コーヒーの種皮)が割れて酵素反応が起きやすくなり、風味特性に悪影響を与えますが、ここはペルガミーノが割れることなく保たれていました。聞くと過去に入賞経験があり、アメリカのバイヤーからも注目されている農園とのことで納得がいきました。そして、ここは多くのご兄弟で営まれている大ファミリー農園でした。


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▲とても日当たりがよく日照時間がながそうなロケーションでした。子供達はお父さんの後をついて回ります。どこに行っても変わらぬ風景でとてもかわいいです。


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▲コーヒーチェリーの果肉を除去するウエットミル


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▲アフリカンベッド(乾燥施設)奥にはビニールハウス付きのアフリカンベッド


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▲カメラ目線で笑顔をくれた女の子に見送られてホテルに帰りました。

明日から本格的な審査が始まります。一生懸命がんばります!ではまた!

2013/04/29

ホンジュラス・カップ・オブ・エクセレンス その1

いつもは初日にカリブレーション(味の摺り合わせ)を半日かけて行い、翌日から品評会がはじまりますが、今回は30ロットのナショナルロット(国内予選を通過パスしたロット)をカッピングし、希望者は生産者とコミュニケーションができるように段取りされていましたため、いつもより一日長いスケジュールになります。明日は早朝からカリブレーションがあり、明後日から10回目の開催となる記念の品評会がはじまります。


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▲場所はホテルから車で5分のところにある、ホンジュラスコーヒーの品質を管理しているイカフェ(IHCAFE)で行われました。

やや遅めのランチをゆっくり愉しんだ後はフリーでした。部屋に戻るといつの間にか夢の世界へ....間もなく夕飯です。ではまた!


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▲昼間は日差しが入り込むエントランスにレストランがあります。リゾートホテルっぽい感じです。

2013/04/27

ホンジュラスに行って参ります!

4月27日(土)から5月6日(月)まで、ホンジュラスのカップ・オブ・エクセレンスの品評会に参加のため出張です。ちょうど今年で10回目の節目を迎える品評会の参加はとても光栄思います。


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▲カングアルのみなさんと:2009年の品評会ではお付き合いのある4名もの生産者が入賞しました。(左サロモンさん、ヘナーロさん、レイナさん、サントスさん)


2009年4月下旬、カップ・オブ・エクセレンスの品評会の2日前に丸山珈琲の丸山さんと行動を共にし、はじめて私はカングアルを訪問いたしました。笑顔で温かく迎えてくださったみなさんのお気持ちが何よりうれしかったです。また品質に関しても非常に可能性を感じていましたので、カングアルの真っ青な空に誓ったことは、みなさんの幸せの一助となるべく、もっともっと努力してカングアル周辺のみなさんのコーヒーを伝え、広めることでした。

多くのお客様のためにも、このカングアル周辺の素晴らしい生産者の方々のコーヒーを体験していただきたいと思います。現在発売中のホンジュラスコーヒーは、カングアルの「
オスマン・カルカモ」です。カングアルで育つコーヒーの特徴がよく表れてますので、ぜひ、ご賞味くださいませ!どうぞ、よろしくお願いいたします。

2013/04/26

ケニア・キアワムルル

今回ご紹介するキワムルル・ファクトリーは初めての紹介させていただくファクトリーです。ケニア山の山麓にあるニエリ地区の標高1500mのエリアにあります。標高の高いエリアでは土壌が肥沃で高品質コーヒーの栽培の地理的な条件にも恵まれています。特にこのニエリ地区では豊かな酸とフローラルやベリーの華やかな味わいの素晴らしいコーヒーが栽培される名産地でもあります。

ケニアでは1人あたりの生産者からの収穫量が大変少なく、同じエリアの複数の生産者が収穫されたコーヒーをファクトリーと呼ばれる生産処理場へ持ち寄る事が一般的です。現在、キアワムルル・ファクトリーでは、561人のメンバーが在籍し、その1人当たりの栽培面積は、平均0.2ヘクタールと大変小規模です。また、メンバーの働く環境の整備にも力を注ぎ、学費や医療の補助、農業指導なども整備し、生産者の生活水準の向上にも精力を注いでいます。

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ジャスミンの香り、カシス、ネーブルオレンジ、マンゴー、キウイ、パパイヤの風味、シルキーでやわらかな舌触り、黒蜜の甘さとジューシーな後味が魅力です。

州:セントラル州/Central

地区:ニエリ地区
ガキンドゥ/Nyeri Gakindu

生産処理場:キアワムルル/Kiawamururu

標高:1,500m

品種:SL28 、SL34
※SLとは、ナイロビにあった研究所[スコット・ラボラトリー]の略。ブルボン種のSL28,SL34がメイン。

生産処理方法:水洗式/Wasted サンドライ/SanDry

メンバー:561人

収穫時期:10月~12月

パナマ・ママ・カタ・ゲイシャ・ナチュラル

ご好評いただきました、ドン・パチ・ゲイシャと同じく、ナチュラル・プロセスのママ・カタ農園のゲイシャをご紹介いたします。ママ・カタ農園は、2010年にはじめてフィリィウォッシュト・プロセスのものをご紹介させていただきました。その後、同、プロセスのゲイシャをご紹介いたしましたが、こちらが横井珈琲におけるはじめてのゲイシャでした。

2度目のゲイシャは「ママ・カタ農園」です。幸運にもこの3月、はじめてのパナマを訪問し、ママ・カタ農園や品質管理も行っている、ミルで買付のためのカッピングもさせていただきました。詳しくは、執筆中の横井のさんかくらいふ「パナマコーヒーの魅力」その2以降でお話しいたしますので、やや気長に(笑)お待ちいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします!
さて、ママカタ農園は、1959年から営まれている農園で、パナマのボケーテ地区にあります。標高1,435~1,715メートルに位置しており、今回ご紹介し ているゲイシャ種の栽培は「エル・セドロ」と呼ばれる、標高1,600~1,650メートルにある区画で行われています。

大変申し訳ありませんが、ドン・パチゲイシャ同様、希少ロットにつき、100gパックで25個限定とさせていただきます。よろしくお願いいたします。


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▲左から、愛媛のブランチコーヒーの越智さん、横井、品質管理のハビエルさん、丸山珈琲の丸山さん(撮影:丸山珈琲の関口さん:みんなの視線が合っていないのは、関口さんとエクシクルーシブコーヒーのフランシスコの2台のカメラが向けられていたからです)


ジャスミンと香水を思わせる香り、ピーチ、メロン、パイナップル、ハニー、レモングラス、スイートスパイス、ベルガモット、ナッツの風味、シルクのような舌触り、クリーンな味わいと持続する甘さの余韻が魅力です。


農園名: ママ・カタ/Mama Cata

地区:チリキ県/Chiriquí

小地区:ボケテ地区 アルト・キエル/Alto Quiel,Boquete

オーナー:デオドロ・ガリード/
Teodoro Garrido

標高:1,600m〜1,650m(ゲイシャのみ)

品種:ゲイシャ

2013/04/23

ブラジル・セハード

ブラジルのコーヒー生産地の中でも最も伝統的なミナス・ジェライス州の南部に位置する、このカルモ・デ・ミナス地区は、ブラジル最大の都市、サンパウロから 340kmほど離れた、標高1200mから1500mの高いマンチケイラ山岳地域地帯にあり、ミネラル・ウォーターの水源としても知られています。

去年はちょうどこの地においてセルトン・グループ(家族)がコーヒーの栽培をはじめ100年という節目を迎えました。かつてカルモ・デ・ミナスでは、ほとんどがナチュラル製法のコーヒーが主流でしたが、標高1000mを越えるマイクロクライメイト(微小気候)を活かし、2001年のカップ・オブ・エクセレンスで上位入賞ロットを輩出すると、その翌年の2002年にはアグア・リンパⅠがチャンピオンに輝きました。私たちは、はじめてチャンピオンロットの落札に成功しました。このアグア・リンパこそ、ブラジルコーヒーの生産処理革命(パルプトナチュラル)として世界中に知れ渡るきっかけとなりました。

加えてこの地域のコーヒーが見出されるきっかけにもなった「カップ・オブ・エクセレンス」という国際品評会プログラムの素晴らしさが広まるきっかけにもなりました。セハードは複数回、入賞を果たしている優良農園です。また、この農園は私たちが、コーヒーの買付でお世話になっている、カルモコーヒーズのルイス・パウロさんのお母様の農園でもあります。

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▲カルモコーヒーズのルイス・パウロさん

アプリコット、チェリー、お花のような香り、ハチミツやキャラメルの甘さ、なめらかな舌触り。

農園名:ブラジル・セハード/Fazenda do Serrado

オーナー:マリア・ホジェリア・コスタ・ぺレイラ/Maria  Rogéria Costa Pereira

州:ミナスジェライス州/Minas Gerais

地区:カルモ・デ・ミナス/Carmo de Minas

標高:約1,200m

品種:イエロー・ブルボン/Yellow Boubon

生産処理方法:パルプト・ナチュラル/Pulped Natural

※パルプト・ナチュラルとは、コーヒーチェリーの果肉を除去し、粘液質(ムシラージ)を付着させたままの状態で乾燥させる方法です。

ここ周辺はブラジルのコーヒーを栽培出来るエリアの中でも標高の高い地域で、標高1,200mから1,500mの山岳地帯にあります。この周辺地域では、カップ・オブ・エクセレンス複数回入賞経験のある農園が多数存在しています。この品評会がきっかっけとなり、このカルモ・デ・ミナスという素晴らしいコーヒーを安定的に作り出す地域が見いだされました。これまでたくさんの生産者の方々とコミュニケーションを重ね、毎年皆様に数多くのカルモ・デ・ミナスのコーヒーをご紹介してきました。お付き合いは今年で12年目を迎えます。この地区の生産者の方々はマイクロクライメイト、木の健康状態、プロセス、品種、土壌、日照条件など品質の追求の為にさまざまな研究、取り組みをし、皆様もご存知の通り数々の素晴らしいコーヒーを生み出してくれます。

コスタリカ・ラ・リア・ドラゴン

2007年からお付き合いが始まったマイクロミルのラ・リアです。少し前には同じマイクロミルのラ・リア1900という農園をご紹介しましたので、ご記憶のお客様も多いかと思います。

オーナーのルイスさんが、私たちとのお付き合いが始まったことを昨日のことのようにお話ししてくれましたのは、2012年のコスタリカのカップ・オブ・エクセレンスのセレモニーを前にした、生産者とのミーティング、ラウンドテーブルの時、ルイスさんは一緒に参加していた、丸山珈琲の中原さんを前にこう切り出されました。

「今から5年前、Kentaroがはじめて、自分のコーヒーをマイクロロットとして買うと言ってくれた。それは10俵のだった。Kentaroがカップして買いたいと言っていると、フランシスコ(エクシクルーシブコーヒーという輸出会社の社長)から電話を受けたときはとてもうれしかった。今でもその時のことは忘れられない。」

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▲ルイスさんはこの時、ファン・ラモンさんのサモラ農園に次いで2位に入賞しました。2011年は5位に入賞している優良マイクロミルです。

そして、ルイスさんはこう続けられました。
「自分の子どもが農園を続けるかどうかはわからない。でもこの関係は、20年、30年と続けていきたいと思っている。それはお金のためだけではなく、このように毎年あなたたちがミルを訪れ、家に招くことが大変嬉しく、喜びである。」とおっしゃってくださいました。

このような出会いによって生まれたコミュニケーションは一代で終えてはならないんです。スペシャルティコーヒーの素晴らしさを後生に受け継いでいってこそ、より多くの方々に感動をお伝えしていけるからです。それこそが、それまでの努力や営みに華が咲くことだと思います。

2011年、ブラジルの買付で訪問した、サマンバイア農園のカンブライアさんもカルモコーヒーのジャックスさんも同じことをおっしゃっていました。ルイスさん同様、おばあちゃんやおじいちゃんの代から受け継いでいるからです。

ルイスさんは祖母の代からコーヒーの生産をされており、ルイスさんがお母さん、弟さんと複数の農園を切り盛りし、国際企業のメガミル(大型の処理場)にコーヒーチェリーを納めていました。ところがそれでは暮らしが成り立たず、マイクロミルをはじめるべく、アメリカに渡り働いて資金を蓄え、コスタリカに戻りはじめたのがこの「ラ・リア・マイクロミル」なのです。ですから、マイクロミルを始めたばかりの頃、日本のバイヤー、丸山健太郎氏との出会いはルイスさんにとってとても大きな出来事であったことがよくわかるお話です。

ルイスさんの処理場は本当に美しく、ゴミ一つもありません、ミルも美しくきれいに手入れされています。コーヒーの栽培に関しては変わらない毎年の営みであっても、気候条件や降雨量は毎年違います。それは自ずから施肥のタイミングや回数にも反映され、それらは全て経験に裏付けられています。ですから栽培や生産処理、土壌管理に関して、ルイスさんに質問するとすぐに答えが返ってきます。まるで子供の健康状態を把握しているお母さんのような感じを受けます。

そんなやり取りからも、毎年気候の変化があるにもかかわらずコンスタントに安定した品質を保っているルイスさんのコーヒーには脱帽です。今年の買付時のカッピングでも素晴らしいものがいくつもありました。そして、ルイスさんところのご家族、ご兄弟は本当に仲良しですので、そのエネルギーだけでもおいしいコーヒーが生まれる条件の一つなのだろうと感じました。ルイスさんのみならず、それは、コスタリカのマイクロミルのおいしさの秘訣かも知れません。どこのマイクロミルにお邪魔してもみんな仲がいいんです。

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▲ルイスさんの弟のオスカーさん、ラ・リア マイクロミルの乾燥処理場にて

私たちはこういったひとり一人の温かいお気持ちに支えられ、皆様に素晴らしいコーヒーをお届けできますことをとてもうれしく思いますし誇りに思います。もっともっと努力を重ね、より多くの方々にコスタリカのマイクロミルの素晴らしさをお伝えしたいです。ぜひ、ルイスさんとオスカーさんの素晴らしいコーヒーをご賞味ください。

ラズベリー、オレンジ、ピーチの風味、ハチミツの甘さと、なめらかな舌触り


生産処理場:ラ・リア/La Lia


地区:タラス/Tarrazu


小地区:サン・フランシスコ・デ・レオン・コルテス/San Francidco De Leon Cortes


農園主: ルイス・アルベルト・モンヘ オスカー・アドルフォ・モンヘ/
Luis Alberto Monge  Oscar Adolfo Monge


農園名:
ドラゴン/Dragon


標高: 1550m


品種: カツーラ/
Caturra


生産処理:
ウォッシュト/Washed(正確には、10%ムスラージを残して生産処理を行っている)


おまけ画像。ドラゴン繋がりでボリビアのエル・アルト空港に降り立った直後に撮影したドラゴン(龍)に似た雲です。


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ホンジュラス・オスマン・カルカモ

ホンジュラス、カングアル地区の小規模生産者のコーヒーです。2008年、ホンジュラスのカップ・オブ・エクセレンスに参加の折り、はじめて訪れたカングアル。丸山珈琲の丸山さんがカングアル村の生産者の方々とコミュニケーションをはじめたばかりの頃です。年を重ねるごとに品質の向上が著しく、魅力的な風味となめらかさのある舌触りには多くのファンもおられると思います。

さて、今思えばここを訪れるまでコーヒーの生産との関係性などは正直漠然としていました。2008年にはじめてこの村を訪れ、「コーヒーの生産者」としてはじめて認識することができたのが、このカングアル周辺のみなさんでした。この時、みなさんが抱える様々な問題を目の当たりにしました。そして、お手伝い出来るところから諸問題の解決に向け、丸山珈琲の丸山さんを中心に私たちも支援・協力を重ねて来ました。品質向上に向けても何度も話し合いを重ね、現在に至っています。その結果、素晴らしいテロワールとマイクロクライメイト(微小気候)が活かされ、個性豊で素晴らしいコーヒーの生産が実現しました。

カップ・オブ・エクセレンスによって見いだされた産地の典型的な地区がこのカングアル周辺の生産者のコーヒーです。そして、最初のカップ・オブ・エクセレンスのチャンピオン、グレゴリオ・マルチネスさんの「エル・ペソーテ農園」の落札を機に様々なコミュニケーションが重ねられ、現在に至っております。

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チェリーやラズベリー、オレンジの風味、ミルクチョコのような甘さと、まろやかな舌触り

農園主:オスマン・カルカモ/Osman Carcamo

地域:インティブカ県 サンファン地区 カングアル村/Intibuca San Juan Cangual

標高:1550m


生産処理方法:水洗式/
Washed

品種:カトゥアイ/Catuai

2013/04/21

父の日ブレンド

「いつもありがとう」....の気持ちは母の日に向ける気持ちと同じで、中々言い出せないもどかしさ。照れくささもありますよね。ここは思い切って「ありがとう」の気持ち伝えるきっかけに、いつも頑張っているお父さんへの贈り物はいかがでしょうか。


父に日に向けて色々考えましたが、「父の日」はお父さんもご家族もみなさんご一緒に、焼き菓子でキメていただこうと考えました。


そ、その焼き菓子とは!?こちらでございます!この日のために撮影用のプレートも新調したしました!



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ガトー・ド・ノポロ、梶原さんの渾身の力作はこの日のために試作を繰り返し、つい先日のポロモーション撮影を前にその全貌が明らかになりました。


オレンジ果皮、レモン果皮、チェリー、アプリコット、メロン、シトロン、プラム、ぶどうをたっぷり混ぜ込み、しっとり焼きあげたパウンドケーキ。バターの風味と共に凝縮されたフルーツの甘みと食感、香りが口の中に広がります。


その名も!「フルーツの味わいを楽しむパウンドケーキ」


以心伝心とでも云うのでしょうか。コーヒーを何度も試飲して創ったかのような味わいにびっくりしたんです。梶原さんとの事前打ち合わせで、コンセプトと味のイメージはお伝えしましたが、具体的な風味までは伝えていなかったので、驚きと感動が同時に訪れました。


で、父の日ブレンドの印象はと云いますと....

カシス、ブラックベリー、ダークチョコの風味、黒糖のような甘さとスパイシーな後味が魅力で、柑橘とベリーの複雑な風味がこのパウンドケーキをより際立たせてくれます。コーヒーからもケーキからも共通する複数の風味をお愉しみいただけると思います。

◎父の日ブレンド:5月13日(月)発売


パウンドケーキの他、コーヒー豆と焼き菓子とのセットや焼き菓子詰め合わせもご用意いたしますので、ぜひどうぞ。ガトー・ド・ノポロさんの焼き菓子は発酵バターの風味と焼き菓子に使用してるドライフルーツの印象がとても素晴らしく、横井珈琲にぴったりです。

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◎父の日ギフト予約開始:5月13日(月)


◎ご予約締め切り:6月8日(土)


◎店頭お渡し期間:6月13日(木)〜6月16日(日)


◎お届け:6月15日(土)


◎送料:道内300円 道外735円〜



詳しくは5月13日(月)更新予定のHP上にてご案内いたします。皆様からのご予約お待ちしております。

2013/04/18

丸山珈琲さんとのコラボセミナー無事終わりました!

おかげさまをもちまして、はじめてのコラボセミナーは素晴らしい生産者の方々のコーヒーをはじめ、素晴らしづくしの方々によりまして、盛会のうちに終わらせていただくことがきました。

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お集まりいただきましたお客様をはじめ、丸山珈琲のバリスタトレーナーの阪本さん、ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ2大会連続ファイナリストの日本チャンピオン、鈴木バリスタ、本当にありがとうございました。

お客様にとりましても、私たちにとりましても、夢のような一日となりました。ご配慮をいただきました、現在デンマークに出張中の丸山社長に感謝の気持ちでいっぱいです。


当日の熱いひとときの様子は、スタッフ高梨が執筆中のようですので、少しお時間をいただきますが、今日のところは、各部におきまして私の心に残ったたくさんのお話(言葉)の中から一つずつお話しさせていただきます。

阪本さんのお話  〜おいしさを知るには経験が必要〜

スキルアップの鍵はいくつかありますが、産地の様子をよく知る人に習うこと。(セミナーに参加する)



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鈴木バリスタ
世界大会への挑戦は毎日の仕事の延長上にあり、トレーニングはもちろんのこと、日々の業務の積み重ねがとても大切。


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「シン・リミテスというコーヒーは、歴代の先輩達(関口さん、中原さん)が使われたコーヒーで、社長の丸山や横井さん達(味方塾のみんな)がとても大切にされているコーヒーなので、大会に使わせてください...と簡単に言い出せませんでした」

コーヒー屋として焙煎人として、カッパーとして、そして、バイヤーの一人として、冥利に尽きるお話でした。

そして、セミナーの翌日は鈴木さんと前々からお約束していたガトー・ド・ノポロさんにお邪魔して参りました。その様子はまた後日お伝えいたしますが、今日は集合写真をご覧いただきながらお別れです。ではまた!

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2013/04/12

パナマコーヒーの魅力 その1「エリダ農園」

3月上旬、はじめてパナマを訪問しました。コスタリカの買付を終え、首都サンホセのファン・サンタマリア国際空港からパナマ・ダヴィデ空港へ40分ぐらいのフライト。エクシクルーシブコーヒーのフランシスコがコスタリカに続き、行動を共にしてくれました。

おかげさまでドン・パチ・ゲイシャはご好評をいただいており、不定期ではありますがこまめに試飲していただいております。この機会にパナマのゲイシャ種という品種のコーヒーの魅力をお伝えできればと考えています。数に限りがございますが、ぜひ、ご賞味くださいませ。

パナマコは「ボケテ」「ボルカン」「カンデラ」の三つの主要地があります。私たちがくお付き合いのある農園は、ボケテ地区にあります。「エリダ農園」や「ママカタ農園」はご記憶に新しいお客様も多いのではないかと思います。そして限定発売中の「ドン・パチ農園」の他、「ドン・ぺぺ農園」があります。

パナマは小さい国で、年
10万俵のコが生されますが、その70%が国内消に当てられており、地方消のためにコ入している国でもあります。生国にして消国でもあるわけです。面白いですね。また、生国でありながら、主要産業はコーヒーではなく、金融、物流、パナマ河がメインです。他の中米諸国とはこのあたりが大きく違います。

さて、空港に降り立ったとき妙に蒸し暑かったので温度
るとなんと37度!フランシスコが運転するレンタカーでボケテを目指します。むと徐々にしくなり最初の目的地、エリダ農園に到着したときの温は13度もの温差で24度でした。温も年通して温かく、道には南国の花がいたるところにほころんでおり、ちょうど北海道でしたら5月のGW前後のうららかな春の候といった感じです。

さて、パナマといえば
、ゲイシャという品種が注目される前と後で、コーヒーの歴史がかわったことで知られています。それは、ある特定の区画のロットから、エチオピア・イルガチェフェを彷彿とする華やかな香りを有するコーヒーが発見されたことにはじまり、2004年のベスト・オブ・パナマという品評会では、当時の最高価格でエスメラルダ農園が落札されて以来のことで現在もその人気は続いています。

今回のパナマ訪問でパナマコーヒーの歴史がゲイシャによってどう変わってきたのか、気になるところがたくさんありましたが、大変興味深い話をあちこちでお聞きいたしましたので、数回に分け、まず、エリダ農園からご紹介して参りますね。


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▲左から2番目がラマストゥスさん、お父様のフェリペさん、丸山珈琲の丸山さん、横井、丸山珈琲の関口さん


農園名: パナマ・エリダ/Panama Elida

地区:チリキ県
/Chiriquí

小地区:ボケテ地区 アルト・キエル
/Alto Quiel,Boquete

農園主
:ラマスタス一家/Lamastus Family

標高
: 1670m1980m

品種
: レッド・カトゥアイ/Red Catuai ゲイシャ/Geisha

生産処理:ウォッシュト
/Washed ハニー/Honey ナチュラル/Natural

農園面積:
64ヘクタール

コーヒー栽培エリア:30ヘクタール

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年より、ラマスタス一家によって営まれている、パナマのボケテ地区にある農園です。中米でもっとも高い火山のひとつ、バル火山の裾野にあります。大変急斜面で、標高1,6701,980mにあり、国内でもっとも標高が高い地域に位置しています。エリダ農園は国定公園内にあり、敷地全体で64ha、このうち30%がコーヒーが栽培されています。現在、サビ病は発生していない。

訪問した頃は、収穫期がひと段落したところで、チェリーは残り20%の収穫となっていました。12月からピッキングを開始していてこれは例年より1カ月早いという。標高が高いこと、ほぼ25%ほどゲイシャの収穫が残っていることから概ね5月頃まで収穫が続くとのこと。

農園は国定公園の保護林に囲まれ、他の木を切り倒してコーヒーを栽培することは出来ないがオープンスペースがあり、そこで他の木を切らなければ植えて良い事になっているそうです。


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農園を回っている最中にもこれからゲイシャ種を栽培しているエリアが複数ありましたが、これまで認識していた農園風景とは異なり、森と一体化した中にコーヒーの木が植えられてました。国定公園に囲まれてコーヒーが生育しているということは、聞いていましたが、それがどういうことなのかが、訪問してよくわかりました。森のにおいと苔やシダに囲まれた農園と寒暖差の差が狭い範囲でめまぐるしく変わる環境(マイクロクライメイト:微小気候)を肌で感じることができました。

この農園は1670mから栽培がスタートしており、 1800mぐらいからは、ボルカルバル国定公園に入ります。この付近ではツリートマト、ブラックベリー、ピーチと一緒にゲイシャが栽培されていました。ツリートマトもブラックベリーもピーチもびっくりするほど甘く、ブラックベリーはフローラルな印象が素晴らしかったです。


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▲コスタリカのベジャ・ビスタ農園でもごちそうになったツリートマト


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▲ブラックベリーとピーチ

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▲フローラルでとても甘いベリーたち

さて、車でやっと通れる山道をゆっくりと進み、1870
mに達するところにもゲイシャ種が栽培されいていました。先頃カリフォルニア行われた、Good food Awardに、312のゲイシャサンプルが出品された中、このエリダ・ゲイシャは1位を獲得したと話してくれました。ここの環境では、1800m以上の高地がゲイシャに適しているとのことで、いたるところにゲイシャが植えられていました。

ゲイシャは葉の色によって「グリーンティップ」「ブラウンティップ」があるということをここではじめて耳にしました。カッピングによって判明したとのことでしたが、「グリーンティップ」の方が純粋なゲイシャに近いそうで、「ピュアゲイシャ」と呼んでいました。つまり、グリーンティップの芽が出たゲイシャはブラウンよりも美味しいとされる、とのこと。

エリダ農園を回った後、
SCAP(パナマのスペシャルティコーヒー協会)に移動し、ボケテを代表する「ママ・カタ」「ドン・ぺぺ」「ドン・パチ」「エリダ」の4農園をブラインドでカッピングしました。

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この時のセッションでダントツのポテンシャルで平均点90点を超えたロットが、エリダのナチュラルで、グリーンティップのゲイシャでした。とにかく素晴らしく、ナチュラルとは思えないくらいクリーンな味わいとバラのようなフレーバーやベルガモットにレモングラス、パッションフルーツといった様々なフルーツがとても印象に残っています。


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▲こちらが「グリーンティップ」と呼ばれていたもの


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▲こちらが「ブラウンティップ」と呼ばれていたもの、葉の先端がやや茶色っぽくなっています。


そして、さらに登ること標高1900m!そして、そこからさらに農園の頂上である、1980m地点では、
コーヒーの生育にはとても厳しい環境です。ひとつにコーヒーチェリーが赤く熟するまでにはとても時間がかかるためコストがかかりますが、コーヒーチェリーの比重が重くなり、香りや酸の質が豊かになります。ですから、お父様のフェリペさんがこのエリアにかけた情熱は計り知れません。夕方前というのに肌寒かったのですが、空気が澄み切っていました。そして、頂上からは「ママ・カタ農園」「ドン・パチ農園」「レリダ農園」などを眼下に見ながら生産処理場に戻り、プロセスについてお聞きしました。つづく!

2013/04/07

インドネシア・マンデリン・ワハナ・ナチュラル

去年はじめてご紹介したナチュラル製法のマンデリン・ワハナです。様々なフルーツを彷彿とさせる風味とナチュラルにしてクリーンな味わい、甘さの持続と濃厚で素晴らしいボディが特徴のマンデリンです。

ナチュラル製法は、収穫した赤い実のチェリーのまま乾燥させた後、カラカラに乾いたチェリーの皮を剥く生産処理方法です。

ワハナ・エステートは、現在250ヘクタールの農園を持ち、農場試験として研究行っており、将来は、3,000ヘクタールへと拡大を予定しています。また、ここでは様々品種のコーヒーを植え、どの品種が最もこの地にマッチするか研究も重ねています。ここ数年におけるインドネシアにおける品質向上は目を見張るモノがあります。


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ビターチョコ、バナナ、メロン、ダークチェリーの風味、濃厚でなめらかな口当たりと甘さの持続が魅力です


地域:北スマトラ州/Sumatra ダイリ県/Dairi

シディカラン地区/Sidikalang

農園:ワハナ/Wahana Estate

標高:1,300~1,500m

コーヒー栽培面積:250ヘクタール

設立:2005年

生産処理:ナチュラル/Natural




2013/04/05

パナマ・ドン・パチ・ゲイシャ・ナチュラル

この3月、はじめてパナマを訪れました。横井珈琲としては3度目の「ゲイシャ種」となる、ドン・パチ農園をご紹介いたします。

ボケーテ地区のカギホン・セコという山間、標高1350メートルの非常に乾いた場所に位置しています。(カギホン=ホコリだらけの道、セコ=乾いた、でホコリだらけの乾いた道)パナマでは、コーヒーの農業試験場みたいな所がないので、この農園で、ティピカやブルボン、ムンドノーボにゲイシャ、カツーラ、カツアイなど、品種の保護も行っています。


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▲オーナーのフランシスコ・セラシン・ジュニア


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年からこの場所でコーヒーの栽培を営んでおり、曾祖母の代から数え、5代目となる伝統ある農園です。元々はお父様の従兄弟の農園を引き継がれ、現在はセラシンさんが農園を営まれています。農園を巡ると、COFFEE 多様性の祝祭」(書籍)でしか見たこともない、珍しい原種となる木や樹齢数百年近くなる老木を見ることができます。


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セラシンさん(息子さん)は「父がとても情熱かだったので私はとてもラッキーだった」とおっしゃっていました。フランシスコ・セラシン・シニアさんが1963年に、コスタリカの研究所から「ゲイシャ種」を持ち帰り、農園に植えたのが、パナマでのゲイシャ種栽培の始まりです。理由はサビ病に耐性があったからでした。

ゲイシャの個性的な風味には当初気づかずにいましたが、後に区画によって素晴らしい風味が出ることがわかり、ゲイシャのポテンシャルを知ることになりました。じつは日本でも有名なあの「エスメラルダ農園」のゲイシャも、彼のお父さんが病気に強いゲイシャを植えるよう、すすめたことがきっかけでゲイシャ種の栽培が始まりました。

バナナ、ピーチ、パインの風味、ジャスミンの香り、完熟メロンのような甘さとジューシーな後味が魅力。


地域:ボケーテ地区 カジェ・ホン・セコ/Callejon Seco (カギホン=ホコリだらけの道、セコ=乾いた)

農園:ドン・パチ農園/Don Pachi Estate

オーナー:フランシスコ・セラシン・ジュニア/Francisco Serracin Jr

標高:1,300~1,550m(ゲイシャ種の栽培は、1,450メートル以上)

農園面積:30ヘクタール(そのうち、ゲイシャ種の栽培は0.5ヘクタール)

品種:ゲイシャ/Geisha

現在栽培している品種は樹高の高い木が50%を占める。(ティピカ、ブルボン、ゲイシャ、パカマラ、カトゥラ、ヴィジャロボス、ヴィジャサルチ)今年はブルボンの収穫が多かったそうです。樹高が高い木の方が「表作」、「裏作」がわかりやすいそうで、その対策として樹高の低い生産性の高い木をどのように収穫するかを決めやすいとのこと。収穫量は1年で約8001000キンターレスの生豆が収穫される。ゲイシャの花びらは6枚ついており、通常の花びらよりも2枚多いのが特徴。

2013/04/04

試飲会はじめます!

特別なコーヒーを、「より身近に」、そして、「お気軽に」お試しいただける、主にファータイル(FERTILE)を中心とした、無料試飲会を充実させていこうと考えました。


類似した無料サービスとして、「パブリックカッピング」がございます。毎月、2度開催しており、これまで多くのお客様にご参加いただいております。お好みのコーヒーを探しに来られるお客様も増えており、ご好評いただいています。発売中のコーヒーや発売前のアイテム、時には未発売のコーヒーを含む、5種類のコーヒーを一度にお試しいただけます。今後も継続して参りますので、引き続き皆様のご参加をお待ちしています。

【4月の日程】

◎4月19日(金) ①14時〜15時 ②16時〜17時

◎4月20日(土) ①14時〜15時 ②16時〜17時

その他、最新情報はこちらからどうぞ。

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記念すべき第1回目の試飲会は3月に訪問したばかりの「パナマ・ドン・パチ農園」です。「ゲイシャ種」というとても個性的な風味を持つコーヒーです。これまで、ママ・カタ農園エルバスのゲイシャをご紹介いたしまして、大変ご好評いただきました。

また、今回の本格販売に先立ち、つい先日開催したyokoi_coffee jam東急ハンズ様のイベントではコロンさんのパンとのペアリング、サツラク農協様のセミナーではガトー・ド・ノポロさんの焼き菓子とのペアリングをお楽しみいただきましたが、大変ご好評をいただきました。


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▲ドン・パチ農園のオーナー、フランシスコ・セラシンさん


第1回試飲会


◎場所:工房横井珈琲店頭

◎4月6日(土)と4月7日(日)の両日

◎時間:両日とも、13時〜16時

試飲会当日、ご希望のお客様には販売いたしますが、ほんの少わずかしかございませんので、完売の可能性もございます。あらかじめご了承くださいませ。


〜 本 格 発 売 〜 4月10日(水) 25個限定 2100円(100gのみ)


今後もお客様のご意見をお聞きしながら、試飲会を継続して参りますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

2013/04/02

コスタリカ・ベジャ・ビスタ

お馴染みのドン・マーヨ、マイクロミルは、ボニージャファミリーの10農園で収穫されたコーヒーチェリーをプロセスしています。2012年のカップ・オブ・エクセレンスではドン・マーヨ、マイクロミルから13位と16位の2つの農園が入賞しました。13位入賞のCerro la Cruz/セロ・ラ・クルスはエクターさんのお嬢さんのマリアさんの農園です。マリアさんは今年のコスタリカのバリスタチャンピオンでもあり、去年COEが終わった翌日に開店した「ドン・マーヨカフェ」のオーナでもあります。また、2008年はラ・ロマ農園が3位入賞、そして、ベジャ・ビスタ農園は2009年にはチャンピオンに輝きました。



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▲開店にはお馴染みのマイクロミルオーナーが続々とお祝いに駆けつけました。



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▲左がマリアさん、右がオーナーのエクターさん



さて、毎年ご紹介しておりマイクロミルには去年はじめて訪問し、今年3月上旬には10農園のうち、「ベジャ・ビスタ」と「ラ・ロマ」農園をはじめて訪問しました。予想を遙かに超える壮大さと一刻一刻変わるマイクロクライメイト、恵まれた環境は目の前にあるコーヒーとの繋がりと風味特性との関連性を感じ、感動と共に大変参考になりました。


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写真や活字で壮大な風景をお伝えできないもどかしさを感じますが、隣に位置する「ラ・ロマ農園」も同じく、6時頃から夕方の陽が落ちるまでの間は、日光が当たり続けるため、木の生育環境が素晴らしく理想的な条件が揃っています。寒暖の差はもちろんのこと、光合成が活発に行われることによって、コーヒーチェリーの比重が重くなり、複雑な風味を生み、加えて、標高差から来る複雑な酸がこのベジャ・ビスタの魅力を支えていることを理解しました。


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▲農園から見下ろすロケーションの標高1300mの位置にはダムがありました。世界一高い場所にあるダムなのだそうです。

途中、エクターさんがゲイシャを植えているところに差し掛かったとき、車を止めてチェリーを取ってきてくれました。お気遣いがとてもうれしかったです。温厚でお優しいエクターさんは、運転中の息子さんとの息もぴったりで、うらやましいくらいに親子の絆の強さをひしひしと感じました。ここにもまたおいしさの秘密を感じさせていただきました。(私たちはピックアップトラックの荷台に載っていました)



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▲ベジャ・ビスタ農園のゲイシャはパパイヤみたいに甘く花の印象さえもありました。


カシス、スイートオレンジ、ミルクチョコの風味、マスカットのような酸、クリーミーな舌触り、ブラウンシュガーの甘さが心地よく持続します。

小規模生産処理場(マイクロミル):ドン・マーヨ/Don Mayo

農園:ベジャ・ヴィスタ/Bella Vista

地域:タラス/Tarrazu

町:リヤノ・ボニート・デ・レオン・コルテス/Llano Bonito de León Cortes

オーナー:エクター・ボニージャとその家族/Hecter Bonilla&Familly

標高:1,900m

生産処理: フリィ・ウォッシュト/Fully Washed

品種:カトゥラ/Caturra

FERTILEのラベルが新しくなります!

カップ・オブ・エクセレンスをはじめ、それに準ずる素晴らしいテロワールとマイクロクライメイト(微小気候)に育まれ、加えて素晴らしい生産者の手によってもたらされる特別なロットのコーヒーを「FERTILE」(ファータイル)というセレクションに位置づけています。直訳すると「土地がよく肥えていて、農作物がよくできること」または「肥沃土」という意味です。

このファータイルはこれまでパッケージの上の方にグリーンのラベルが貼られていましたが、間もなくこちらのラベルシールに変わります。

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▲現在のラベル

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▲新しいファータイルラベル
オリジナルのロゴマークのロースターメンに冠をつけて高級感を出しつつ、横井珈琲感も保たれたお気に入りのデザインです。この機会ですのでもう少しロゴのことに触れさせていただきますと、ご覧の通りオリジナルのロゴは焙煎機がモチーフです。一説によると横井の顔にも似ているとのことです。(笑)

そして、左側には豆が三つ踊っていますが、横井珈琲のミッションでもある、「さんかくらいふ」として、お客様、生産者、横井珈琲の三者を表しています。

デザインはHPやフライヤー、撮影などなどをになってくださっているgoodjob Projectさんです。因みに、先日、goodjobさんではHPをリニューアルされましたが、こちらでは豆ではなくおいしいパンが舞っております。よろしければぜひ、踊るパンをご覧くださいませ。

新しいラベルシールデザインをどうぞ、よろしくお願いいたします!!!

2013/04/01

3月の義援金集計結果のご報告

小さい取り組みで はございますが、東日本大震災の復興支援の一助となればと願い、横井珈琲をご愛顧いただいているお客様にもご協力をいただきながら、支援協力をさせていただいております。

あの未曾有の大震災から2年が経ちました。たとえ小さくても、いつまでもいつまでもこの思いを繋げて行きたいと思います。


〜1
月分合計:19,620円〜 2011年3月からの累計:550,973 円 

宮城県保健福祉部社会福祉課団体指導班宛てに振り込ませていただきました。



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▲コスタリカ・タラス地区・サンタ・マリア・デ・ドタ、ロス・アンヘレス、マイクロミルに沈む夕陽

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