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2013/05/28

ホンジュラス・カングアル・ディカフェ

これまで何度かご紹介いたしましたカフェインレスコーヒー「ディカフェ」はバンクーバーにある、「スイスウォーター社」で化学薬品を一切使用せず、水を使用した特別な技術により、カフェインを99.9%取り除いています。健康上の理由や、就寝前のコーヒーを控えている方にお勧めです。

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P1380332 ▲左上:通常のホンジュラスの生豆 右下:ディカフェ(ホンジュラス)の生豆

やや右下の方が色が濃くなっているのがおわかりいただけますでしょうか。加工段階で生豆が少し濃く色づきます。

P1380326 ▲上の写真の生豆をそれぞれ焙煎したもの(左が通常豆・右がディカフェ豆)

コーヒー豆は色が濃いため深煎りにも見えますが、焙煎度合いは「中煎り」です、また場合によりましては、豆の表面にうっすら油が浮いている時があるかも知れませんが、問題なくおいしくお楽しみいただけますのでご安心ください。

さて、今回ご紹介のこのディカフェはホンジュラスはカングアルの25名からなる、小規模生産者グループの中の11名の生産者の方々のコーヒーによってロットが作られています。

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年を重ねるごとに品質はどんどん高まり、私たちに販売してくれた収入により、少しずつ生産処理場の体制を整え、家畜を購入、ご自宅の改修にと、さらなる高品質のコーヒーの生産にむけて取り組まれています。

カングアル村は、世界最貧エリアのひとつとして国連にも認識されており、電気も水道もまだ整備されておりません。ホンジュラスのコーヒーに魅せられ、そこに暮らしコーヒーを生産している方々の姿に魅せられ、ダイレクトトレードということを心から意識できたのがカングアルの小規模生産者の方々でした。

ディカフェ(カフェインレス)であることを感じさせないおいしさです。チェリーやミルクチョコのなめらかな風味、スイートチョコのような甘さが魅力です。

地域:インティブカ県 サンファン地区 カングアル村/Intibuca San Juan Cangual

農園主:サロモン・ベニテス/Salomon Benitez  レイナルド・ベハラノ/ReinaldoBejarano  オマール・ゴメス/Omar Gomez  ホセ・ジョエル・クルス/Jose Joel Cruz  セサール・アギュラール/Cesar Aguilar  ペドロ・アギュラール/ Pedro Aguilar  イシードロ・ベハラノ/Isidro Bejarano  ウィルメー・アルトゥロ・マルドナルド/Wilmer Arturo Maldonado  ペドロ・レイエス/Pedro Reyes  ホセ・トーマス・マチャド/Jose Tomas Machado  ファン・ディオス・アギュラール/Juan Dios Aguilar

標高:1,400~1,800m

生産処理方法:ウォッシュト(水洗式)/Washed

セロくん、お誕生日おめでとう!

セロくんは今日で5歳になりました。

天真爛漫なセロくんは、私たちにとっては天使のような存在です。(親ばか炸裂)

人間の歳で云えば36歳なので、もう立派な大人のはずなのですが、まだまだ甘えん坊で、小さいときから甘やかしすぎたのが原因なんです。でも、それにはたくさんの理由があるんですが、長くなりそうなのでまだ今度にします。とにもかくにも、セロくんが健康万歳で5歳を迎えてくれたことがとてもうれしいことでした。


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▲5年前うちに来た日のちびセロ。じつは「風のガーデン」にちょい役で出演したんですよ。


P1380452cerrobd ▲買ってもらったゴリラくんとケーキにご満悦


皆様、どうぞこれからもうちの子セロくんをよろしくお願いいたします!

2013/05/27

横井の夏

ザ・アイスコーヒーブレンドに並んで、アイスでもホットでもおすすめのブレンド、「横井の夏」は6月1日(土)〜8月31日(土)までの期間限定です。今年も「横井の夏」をよろしくお願いいたします。

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ダークプラムやヘーゼルナッツの風味。濃厚な舌触りとアーモンドチョコの甘さが魅力です。

横井珈琲がおすすめする、アイスコーヒーの作り方はふたつあります。両方ともフレンチプレスで作ります。店頭にレシピを常備していますので、ご来店の折にお持ち帰りください。通信販売のお客様には商品に同封させていただいておりますので、ぜひ。お試しください。ペーパードリップではきりっと、すっきり、香ばしいアイスコーヒーをお楽しみいただけます。

また、アイスコーヒーは「深煎り」が向くとも云われていますが、横井珈琲のおすすめのフレンチプレスで作るアイスコーヒーは、焙煎度合いにかかわらず、様々な風味をお楽しみいただけますのも、おすすめのポイントです。

2013/05/24

ザ・アイスコーヒーブレンド

キタのダイチはアイスコーヒーにはまだ早い気候が続いていますが、巡ってくる夏を前に昨年ご好評をいただきました、「ザ・アイスコーヒーブレンド」のご案内をさせていただきます。今回はエルサルバドルCOE2位の「ラ・ラグナ」の深煎りを贅沢にもたっぷり使い、香ばしさよりも甘さと質感にフォーカスした、ブレンドに仕上げました。

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グレープ、ダークチェリー、カカオの風味、重みのあるまろやかな質感、上質なチョコレートの甘さが広がります


アイスコーヒーの作り方は色々ありますが、横井珈琲では「急速冷却」と「水出し」のふたつをおすすめしています。両方ともフレンチプレスを使用します。レシピは店頭でもお配りしていますし、宅急便のお客様にも同封させていただいておりますので、ぜひお試しください。じつは、ホットコーヒーとしても大変おすすめのブレンドです。アイスでもホットでもぜひ、どうぞ。


【ラ・ラグナ エルサルバドルCOE2位 プレジデンシャルアワード:90.12点

農園:ラ・ラグナ/La Laguna

農園主:ゴンサロー・アントニオ・ティカース・レイエース/Gonzalo Antonio Ticas Reyes

地域:チャラテナンゴ/
Chalatenango

地区:シタラー/
Citalá

品種:パカマラ/Pacamara

パナマ・パーシー・ゲイシャ・ナチュラル

パナマのゲイシャはこれまで、ドン・パチママ・カタと優良農園のナチュラル・プロセスの素晴らしいコーヒーをご紹介し大変ご好評いただきました。今回はアメリカのナインティー・プラス社(Ninety Plus)のパナマコーヒー、「パーシー・ゲイシャ」をご紹介いたします。同社のコーヒーと云えば、ネキセにはじまり、チェンベ、ハチラとファンになったお客様も多いのではないでしょうか。素晴らしいコンセプトに基づき大変先進的な観点でロットを作っています。

これまで横井珈琲でコーヒーをご紹介する際には、生産現場の様子をはじめ、農園や農協、生産者グループの名称をお伝えいますが、この「パーシー」は以前ご紹介した「チェンベ」「ネキセ「ハチラ」同様、農園や地域の名称を指すものではありません。同社が定める、風味特性のプロファイルにマッチするコーヒーのみに、それぞれの名称がつけられます。「パーシー」という名前はナインティー・プラス社の造語です。味の特徴であるPersimmon(柿)、Spice(スパイス)をかけ合わせつけられた名前です。

ナインティー・プラス社のパナマでのコーヒーの栽培は2009年より始まります。現在は、134ヘクタールの敷地のうち35ヘクタールは原生林として残し、残りの部分を37のマイクロクライメイト(微小気候)に区分けし80000本のゲイシャ種を栽培しています。今回のロットはエステート29区画で栽培されたものです。

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ピーチ、メロン、パイナップル、ラズベリーの風味、ジャスミンの香り、きめ細かくジューシーな質感や持続する上質な甘さが魅力


地域: チリキ県/Chiriquí

地区:ボルカン/Volcan

農園:ナインティー・プラス・ゲイシャ・エステート (エステート29区画)/Ninety Plus Geisha Estate

オーナー: ナインティー・プラス社/Ninety Plus

標高:1,200m~1,600m

コーヒー栽培面積:99ヘクタール(総面積134ヘクタール)

品種:ゲイシャ種/Geisha
*もとはエチオピアの野生品種です。花や香水、様々なフルーツを彷彿とさせる豊かな香りが特徴です。

2013/05/23

はじめての北海道キルトウイーク、無事終了いたしました!

北海きたえーるで開催されたキルトの祭典、「北海道キルトウイーク」にはじめてブース出店いたしました。

初日はキルトのカリスマ的存在のキャッシー中島さんが会場に来られたこともあって大勢の、いやほんと大勢のご来場がありました。3日間で【5月16日(木)〜18日(土)】延べおよそ、1万人を超えたそうです。

20130517_123639 ▲たくさんのお客様を前にやや緊張気味(笑)


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横井珈琲のブースはキルトのブースをゆっくり見て回ってちょっと一息....という感じのところにあり、大変よろこばれました。また、メインステージの脇、キャッシー中島さんのブースからも近いといういい感じの場所だったため、予想を大きく上回り、3日間で約1400杯を超える方々に横井珈琲をお試しいただくことが出来ました。

ちゃんと写真を撮る余裕もなく...合間を見てSNS用にiPhoneで撮るのが精いっぱいでした。写真は今回お誘いいただいた、代理店の方からいただきました。

コーヒーのお供に初日は、コロンさんの「パン・オ・マングー」「フィグ・オランジュ」を不定期にお楽しみいただき、2日目と最終日は、ガトー・ド・ノポロさんのご予約承り中の「フルーツの味わいを楽しむパウンドケーキ」を一足先にお楽しみいただき、その合間には「エンガディナー」「フロランタン」も、それぞれのスイーツに合わせて、サモラママ・カタ父の日ブレンドをお楽しみいただきました。キルトウイークでもコロンさん、ガトー・ド・ノポロさんの人気は絶大でした!

あの広い会場いっぱいに横井珈琲の香りが満たされたことはとても光栄でした。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。

2013/05/21

グアテマラ・エル・インヘルト・ウノ

この「エル・インヘルト」は、2008年に、当時の史上最高価格(ポンドあたり80.20ドル)で落札した大変思い出深いコーヒー農園のひとつです。コーヒー豆は100gパックで4200円!しかも、ご予約をいただいた100名お客様限定でした。お祭り騒ぎのような限定販売だったことを思い出します。また、光栄にもこの時の品評会にも参加しました。最終ラウンドの審査の時の盛り上がりようはもの凄かったです。文句なく、ぶっちぎり優勝でした。◎当時の関連ブログはこちらからどうぞ。

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ジャスミン、ピーチ、オレンジ、ラズベリー、ブルーベリー、パパイヤ、なめらかでリッチなボディ感、ブラウンシュガーを思わせる甘さが魅力です


農園:
エル・インヘルト・ウノ/El Injerto I

農園主:アルトゥーロ・アギーレ・エスコバル/Arturo Aguirre Escobar

地域:ウェウェテナンゴ/
Huehuetenango

地区:ラ・リベルタッド/
La Libertad

農園面積:447ヘクタール


品種:パカマラ/
Pacamara

生産処理:フリィウォッシュト/
Fully Washed


エル・インヘルト農園はグアテマラの優良産地の一つウェウェテナンゴ地域リベルタッド地区にあります。皆様の中にもファンの多いこの農園は、グアテマラのカップ・オブ・エクセレンスにおいて何度も優勝経験があり毎年安定的に素晴らしいコーヒーを生み出します。

最初のオーナーであるヘスス・アギーレ・パナマさんが1874年に農業をこの土地で始め、現在は三代目にあたるアルトゥーロ・アギーレ・エスコバルさんが経営をしています。標高ごとにさまざまな品種を栽培し、さらに同じ標高においても細かく区画を分け、品質の追求をし続けています。

エル・インヘルト農園が安定的に素晴らしいコーヒーを生み出せる秘密の一つは、コーヒー農園を囲む1000年前からの未開拓の森にあります。この森が農園に特別なクライメイトを生み出し、山から直接泉へ流れる清らかな水を提供し、豊かな土壌を育み、栽培から生産処理において高品質のコーヒーを安定的に生み出す助けになっています。

2013/05/14

アフリカン・フェア2013に参加します!

経済産業省、日本貿易振興機構/JETRO主催のアフリカン・フェアにおいて、アフリカコーヒー普及の一端として、コーヒーの試飲のお手伝いさせていただきます。

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公式サイトより

ジェトロでは、2013年6月に開催される「第5回アフリカ開発会議(TICAD V)」の公式イベントとして、アフリカ産品やビジネス情報を紹介する総合イベント「アフリカン・フェア 2013」を開催します。本イベントはアフリカ関連のビジネス・イベントでは国内最大級であり、アフリカ49カ国(3月7日時点)が参加予定です。また会場内では、アフリカの持続可能な成長に貢献する日本の技術や製品を紹介する日本企業コーナーや、アフリカの料理をお楽しみいただけるフードコート、アフリカ産品の販売コーナー、イベントステージ等も実施予定です。皆様のご来場をお待ちしています。

日程:2013年5月30日(木曜)~6月2日(日曜)10時00分~18時00分

※5月31日(金曜)は14時00分まで(最終入場は13時30分)、6月2日(日曜)は17時00分まで。(閉場時間は変更の可能性がありますので、事前にウェブサイトまたは事務局にご確認下さい)

入場料:無料

場所:パシフィコ横浜 展示ホールB(横浜市西区みなとみらい1-1-1)

第5回アフリカ開発会議開催に伴い、5月31日~6月3日、みなとみらい地区では神奈川県警察による交通規制や検問が実施されます。ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。その他、詳細はこちらをご覧ください。


期間中は横井珈琲の他、複数のロースターがカフェコーナーでコーヒーの試飲を行います。また会場内の別のブースではコーヒー豆の販売も行います。

横井珈琲は5月31日(金)の午前中の予定です。ブルンディ・ンパンガの試飲サービスのお手伝いを行っております。お近くのお客様はぜひ、お出かけください。

2013/05/12

北海道キルトウイークにブースを出店します!

道内最大のキルトの祭典、「北海道キルトウイーク2013」にブースを出店いたします。

日程:5月16日(木)〜18日(土)10:00〜17:00(最終入場は16:30)

場所:北海きたえーる(北海道立総合体育センター/札幌市豊平区豊平5条11丁目1-1)

主催:HTB北海道テレビ放送株式会社

入場料:前売1,200円 当日1,500円(消費税込)※中学生以下無料
その他の詳細はこちらからどうぞ。

今回このイベントに向けまして、写真を通して横井珈琲の活動をイメージしていただけるようにインフォメーションカードを作りました。デザインはキルトのイメージに合わせてデザインしていただきました。

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ブースでは横井珈琲の試飲はもちろん、コーヒー豆の販売と「父の日ギフト」のご予約も承ります。器具関係は、ボダム様ラッセルホブス様の一部の商品もご用意させていただきます。


P1360310不定期ですが、コーヒーと共に、Boulangerie coron(ブーランジェリー コロン) 様のパンもお愉しみいただきます。


2013 ▲父の日に向けての新作、フルーツの味わいを楽しむパウンドケーキ」はガトー・ド・ノポロ、梶原さんの渾身の力作。コーヒーを愉しんでいただきながらのご試食会も不定期に開催いたします。


北海道キルトウイーク開催期間中、横井力とスタッフ高梨がお客様のお越しをお待ちしています!ぜひ、お出かけくださいませ。よろしくお願いいたします。

コロンビア・ブエノス・アイレス

久しぶりにご紹介いたしますコロンビアは、中南部の優良産地でカップ・オブ・エクセレンス入賞農園がひしめくカウカ産のナショナルウイナーのロットです。

昨年10月に行われた去年のカップ・オブ・エクセレンスも多くのカウカ地区の農園が入賞しました。コロンビアの多くの生産者は、小規模生産者です。特にカウカ地区ではコロンビアの中でも女性の生産者の多い地区として有名です。通年を通して安定した気候と、豊かな自然環境、標高の高さから生まれる地形的条件が素晴らしいコーヒーを安定的に作り出しています。

Photo ▲乾燥工程はアフリカンベッドで行われます。

E21adc39d6f7d44c2089bcc270b31758_2 ▲小規模生産者の多くがウェットミルも所有し、自分たちで生産処理を行います


オレンジピールチョコやダークチェリー、バニラの風味、ブラウンシュガーの甘さと重厚でとろりとした舌触りが魅力です。

農園:ブエノス・アイレス/Buenos Aires

オーナー:フランシスコ・アチキ・アロンソ/Francisco Achicue Alonso

地域:パエス・カウカ/Paez, Cauca

標高:1,921m

農園面積:2.4ヘクタール

生産処理方法:水洗式・天日乾燥/Washed Sun Dry

品種:カスティージョ、カトゥーラ/
Castillo and Caturra

2013/05/11

グァテマラ・リキダンバール・パカマラ

今度のグアテマラ東部でホンジュラスの国境近くのオロパ地区で生産されており、間もなく間もなく完売の、ラ・ベイヤと同じパカマラという品種のコーヒーです。また、この農園はアポロという協同組合のメンバーで2ロット合計250俵を生産しています。


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オレンジ、アプリコット、パッションフルーツの風味、ジューシーでなめらかな口当たり、ハチミツの甘さが魅力です。


農園名:リキダンバール/Liquidámbar

オーナー:オーランド・レムス/Orlando Lemus

県:チキムーラ/
Chiquimula

地区:オロパ/
Olopa

村:エル・チュテー/El Chupte

標高:1,300〜1,400m

品種:パカマラ/
Pacamara

生産処理:フリィ・ウォッシュト/Fully Washed


乾燥処理:パティオ


収穫期:12月〜3月

2013/05/10

【参加型イベント】HANDS COFFEE COLLEGE

この5月から、東急ハンズ札幌店様7階におきまして、参加型イベントとして毎月テーマを変えながら、「HANDS COFFEE COLLEGE」を行ってくことになりました。どうぞ、「HANDS COFFEE COLLEGE」をよろしお願いいたします!

記念すべき第1回目は、コロンさんのパンと横井珈琲のペアリングを愉しく学んでいただきます。お気軽にご参加くださいませ。お待ちしています!

東急ハンズ様のHPより一部抜粋

札幌市西区のスペシャルティコーヒー専門店「横井珈琲」の横井氏によるコーヒーセミナーを開催いたします。今回は「Boulangerie coron(ブーランジェリー コロン)」のパンをご用意して、コーヒーとパンの食べ合わせをしながら、コーヒーの新たな楽しみ方を詳しく説明します。

【イベント詳細】

■日時 2013年5月26日(日)

■時間 11:00~12:00/14:00~15:00

■場所 7階 イベントスペース

■参加費 税込500円

■参加人数 各回5名


※こちらのイベントは5/13(月)10時よりホームページ上で事前予約を承ります。事前予約の受付ページはこちら


 * * * * * 

横井珈琲

札幌市西区発寒にある横井珈琲は、こだわりの高品質のコーヒー豆と器具を扱うコーヒー愛飲者に人気のコーヒー専門店です。店主・横井力氏は世界各地のコーヒー豆の生産者ともつながりがあり、豊富な知識と経験を持っています。



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写真中央:横井力氏


 * * * * * 


上記写真は、発売中のコスタリカ・ベジャ・ビスタのオナー、ヘクターさん、お嬢さんのマリアさん(左)は、コスタリカのバリスタ・チャンピオンです。

チャンピオンシップの様子。→
http://revistaproagro.com/videos/maria-auxiliadora-bonilla-logro-coronarse-campeona-nacional-barista-de-costa-rica/

4月の義援金集計結果のご報告

小さい取り組みで はございますが、東日本大震災の復興支援の一助となればと願い、横井珈琲をご愛顧いただいているお客様にもご協力をいただきながら、支援協力をさせていただいております。

あれから2年が経ちました。いつまでもいつまでもこの思いを繋げて行きたいと思います。


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月分合計:20,054円〜 2011年3月からの累計:571,027 円 

宮城県保健福祉部社会福祉課団体指導班宛てに振り込ませていただきました。


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2013/05/08

ブルンディ・ンパンガ

ブルンディのコーヒーは1999年、ITC国連プロジェクトではじめてその存在を知り、豊かなボディと甘さ、様々なフルーツを彷彿とさせる香りと豊かな酸の質に魅了され以来、ずーっと気になっていました。その当時のコーヒーは「ブルンディ・ンゴマ」という名称でした。後でわかったことなのですが、この「ンゴマ」とは粒の大きさを表すそうで、コロンビアの「スプレモ」とか、ブラジルの「サントスNO2」のように、スクリーンサイズを指すそうです。

さて、2010年、ルワンダのCOEに参加した時、ブルンディからナショナルカッパーや関係者の方々も参加しており、翌年、プレ開催があることを知り、胸が高まりました。そして、丸山珈琲の丸山さんがその「プリスティージ・カップ」に参加されたことがご縁で、プレ開催時の上位を占めたカヤンザ県のウォッシング・ステーションのロットのはじめての買付が叶いました。

そして、2012年、第1回目のCOEは、丸山さん、スギコーヒーロースティングの杉浦さんが参加され、オークションではおかげさまで1位を落札することに成功しました。そして、このご縁には、当時の丸山さんのツイートにもありましたとおり、次のようなドラマがあったのでした。

ステーションのオーナー、ビラベレエさんの従兄弟、ジニーンさんが偶然同じ飛行機でプリスティージ・カップで落札したMaruyamaという名前を覚えていて、 丸山さんに声をかけられた....という、素敵なエピソードからはじまりました。

ジニーンさんは87年にアメリカに留学、その後ブルンディで大虐殺が起き、
叔父さんが殺され、ビラベレエさんとも音信不通になりました。その後、彼女はアメリカとヨーロッパで国際開発援助関連の仕事に関わり、 数年前に久し振りにブルンディに開発援助のプロジェクトで戻ってきたところ、 もう死んでいると思っていたビラベレエさんに再会でき、ンパンガ・ウォッシングステーションのオーナーになって活躍している姿を見て、彼女は本当に誇りに思ったそうです。 今、彼女はアメリカのサンディエゴに住んでいますが、彼のことをとても応援しています。 ビラベレエさんは、英語が話せないので今回の訪問中、ずっと彼女が通訳してくれました。Mpangaとは村の名称でもあり、処理場の名称でもあります


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▲左:ジニーンさん 右:ビラベレエさん

カシス、プルーンの風味、ラズベリーを思わせる酸の質
、とろりとした舌触りと、ブラウンシュガーの甘さが魅力です


県:カヤンザ/Kayanza


村:ンパンガ/Mpanga

生産処理場:ンパンガ・ウォッシングステーション/Mpanga Washing Station
※38の農家のチェリーによってロットが作られています

オーナー:Birabfreye Jean Clement/ビラベレエ・ジーン・クレイメント

標高:1,703m

品種:ブルボン/Bourbon


生産処理:フリィ・ウォッシュト/Fully Washed


以上、多くの情報は、「スギコーヒーロースティング@マナブ社長のブログ」を参考にさせていただきました。ぜひ、ご覧くださいませ。

2013/05/07

ブラジル・サンタ・イネス・ナチュラル

ブラジルのコーヒー生産地の中でも最も伝統的なミナス・ジェライス州の南部に位置する、このカルモ・デ・ミナス地区は、ブラジル最大の都市、サンパウロから 340kmほど離れた、標高1200mから1500mの高いマンチケイラ山岳地域地帯にあり、ミネラル・ウォーターの水源としても知られています。

去年はちょうどこの地においてセルトン・グループ(家族)がコーヒーの栽培をはじめ、100年という節目を迎えました。かつて、カルモ・デ・ミナスでは、ほとんどがナチュラル製法のコーヒーが主流でしたが、標高1000mを越えるマイクロクライメイト(微小気候)を活かし、2001年のカップ・オブ・エクセレンスで上位入賞ロットを輩出すると、その翌年の2002年にはアグア・リンパⅠがチャンピオンに輝きました。

私たちは、この時、はじめてチャンピオンロットの落札に成功しました。このアグア・リンパこそ、ブラジルコーヒーの生産処理革命(パルプト・ナチュラル)として世界中に知れ渡るきっかけとなりました。

加えてこの地域のコーヒーが見出されるきっかけにもなった「カップ・オブ・エクセレンス」という国際品評会プログラムの素晴らしさが広まるきっかけにもなりました。サンタイネス農園は2004年には1位に輝き以降も複数回、入賞を果たしている優良農園です。また、この周辺地域では、カップ・オブ・エクセレンスに複数回入賞経験のある農園が多数存在しており、一番近いところではセルトン農園があります。


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チェリー、ラズベリー、アーモンド、キャラメル、ミルクチョコの風味、きめ細かく厚みのある舌触りと上質な甘さが魅力のナチュラルコーヒーです。

農園名:サンタ・イネス/Fazenda Santa Ines

オーナー:フランシスコ・イシードロ・ディアス・ペレイラ/Francisco Isidro Dias Pereira

州:ミナスジェライス州/Minas Gerais

地区:カルモ・デ・ミナス/Carmo de Minas

農園面積:214ヘクタール

栽培面積:105ヘクタール

標高:1,150m

生産処理方法:ナチュラル/Natural

品種:レッド・ブルボン/Red Bourbon

※ナチュラルとは、赤い実のチェリーのまま乾燥させ、その後チェリーの皮を剥く生産処理方法でブラジルでは伝統的に行われてきた方法です。

カルモ・デ・ミナスの生産者の方々とのお付き合いは今年12年目を迎えます。生産者の方々は品質の追求の手を止めることはありませんでした。マイクロクライメイト、木の健康状態、プロセス、品種、土壌、日照条件など品質の追求の為にさまざまな研究、取り組み、努力を重ね、皆様もご存知の通り数々の素晴らしいコーヒーを生み出してきました。

今回ご紹介するコーヒーは、カルモ・デ・ミナス地区の品質の追求を牽引しているセルトン・グループ(家族)が、コーヒーの栽培100周年を記念して作った数量限定の特別なコーヒーなのです。セルトン・グループの所有する農園の中でも特に素晴らしいテロワールをもつサンタ・イネス農園のレッドブルボンを使い作られた特別なナチュラル・プロセスのコーヒーです。このコーヒーは「スペシャリティ・ナチュラル」という名前で扱われ、大変丁寧かつ、特別に作られた貴重なコーヒーです。是非とも、ナチュラルとは思えないほどのクリーンな味わい、素晴らしい質感と甘さをお楽しみください。

2013/05/05

ホンジュラス・カップ・オブ・エクセレンスを終えて その2

本当はその2はなかったのですが、どうしてもお伝えしたいことがありましたので、今回の出張の締めくくりの投稿です。よろしくお付き合いください。

ほんとにほんとに、素晴らしい品評会でした。感動とよろこびは計り知れません。コーヒーはもちろんですが、いつも感じるのは生産者の姿がとても眩しく、尊く思えることです。また、それらを支える人々もまた同じです。今回の品評会に向けて、会場の設定から世界各国からの審査員の招致にと、ほとんどがボランティアで構成されているこの品評会。審査中、私たちの側にはいつもボランティアサポートのメンバーの存在が心強く、頼もしくいつも笑顔で接してくれました。そんなひとり一人の温かい思いから、この品評会が成り立ち、そこに参加させていただけることはとても光栄なことです。いただいた元気を今度は毎日の仕事に活かしきれるよう努力あるのみです!

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▲地元のボランティア・サポートメンバー

さて、お伝えしたかったことは、2009年、カップ・オブ・エクセレンスの参加のため、はじめてホンジュラスを訪れた時のことは何度もこのブログでお知らせしているとおりです。そこで「出会った人」、「出来事」、そこで「見てきた」全てが、ダイレクトトレードの重要性を真剣に考え、受け止めるきっかけになったからなのです。正直なところ、その頃の自分にはダイレクトトレードとはどんなことを指すのか?何かぼんやりとりとしか理解していませんでした。というか理解できなかったといった方がもっと正しいです。

グレゴリさんとの出会いは鮮烈でした。心の準備が一切整っていなかったからです。ベネフィッシオ・サンタローサというドライミルでカッピングをしていたときです。その中でダントツに素晴らしいピーチやオレンジ、ジャスミンの香りがするコーヒーがあって、軽く90点を超えたんですね。これすごいなぁ〜と誰のコーヒーですか?と丸山さんが聞いたところ、なんとそれがグレゴリオさんのコーヒーだったんです。しかもその局面で目の前にグレゴリオさんご夫妻が立ってるではありませんか。もう最高でした。その後、レパエラと云うところにある、グレゴリオさんのお宅にお邪魔しました。

で、実質ご一緒した時間は全部で30分ぐらいなのですが、10回目の記念大会のため、グレゴリオさんは初代チャンピオンとして来賓席にいたんです。声をかけようと思ったとき、「ヂガラ、ヂガラ! ムーチョ グスト!」と握手を求めてくれました。ここで思いが一気にはじけそうになったと同時にセレモニーを前に涙腺が崩壊寸前でした。でも、がんばってググッと堪えました。4年も前のことでしかも実質30分ぐらいしかご一緒していないのに、覚えていてくれたことが本当にうれしかったんです!

ミスターカップ・オブ・エクセレンスこと、ジョージ・ハウエル氏が「これ以上コーヒーに何を求めるのか?」との名言で有名なコーヒーこそ、眠れる巨人ことホンジュラスのスペシャルティコーヒーを世界に知らしめたのが、エル・ペソーテ農園オーナー、グレゴリオ・マルティネスさんなんです。

この時のグレゴリオさんの挨拶も伝説として語り継がれています。もうその時の原文はCOEのウエブサイトからなくなっているので正しくはありませんが、「こんな一、百姓の私をこのような場所に招いてくれたカップ・オブ・エクセレンスに心から感謝しています」というような内容だったと記憶していますが、その時のセレモニー会場はスタンディングオベイションで拍手が鳴り止まなかったそうです。その記念すべき本、品評会もその時にも勝る盛会のうちに終えたのではないでしょうか。

そして、こちらも短い時間でしたは、私を覚えていてくれたカングアルの小規模生産者の数名いました。セレモニーを前にした生産者とのコミュニケーション、ラウンドテーブルの時です。私は会場に入るなり数名の生産者の方々をキャッチしました。サロモンさん、エフレインさん、トリニダートさんです。彼らは入賞こそ逃しましたが、ナショナルウイナーです。その時です、サロモンさんが「ア、ケンタロ…、ケンタロ....」(笑)と覚えていてくれたんですね。つまり、丸山さんと一緒に来た日本人だ...という繋がりで覚えていてくれたんです。それもやはり4年も前のことです。うれしいことは重なります。


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▲カングアルのみなさん

お会いしたのは初めてですが、カングアルの生産者、ルフィーノ・ベニテスさんが18位に入賞したんです。じつはルフィーノさんのコーヒーは去年販売いたしましたので、覚えているお客様もあるかも知れませんが、甘いみかんをの風味とはちみつやブラウンシュガーのような甘さがとても素晴らしくお客様の評判もよかったのです。

また、一昨年、SCAJでホンジュラスのブースをお手伝いしましたとき来日された生産者やイカフェの関係者の方々との再会も叶いました。そして、ベネフィッシオ・サンタローサのピーターさんが去年暴漢に撃たれ、車椅子の暮らしをしているとお聞きしていましたが、会場で笑顔でお会いできたときは本当に本当にうれしかった。またオフィスで一緒にカッピングしたいです。前出のグレゴリオさんのコーヒーのカッピングの時もピーターさんと一緒だったんです。

アワードセレモニーを前に、横井力を支えるホンジュラスの大切な方々にお会いできたよろこびと安堵感で胸がいっぱいになりました。もうこれで思い残すことはないとその夜はぐっすり眠りにつきました。ところが翌朝、朝食の時丸山さんが朝、出発まで時間があれば....ということであきらめていた方と再会が叶いました。上の写真に向かって右のサロモンさんです。私たちの買付に際し生産者とのコーディネイトをしてくださっています。とても大切な方です。サロモンさんも再会をとてもよろこんでくれました。この最後のサプライズでの締めくくりは最高のご褒美となりました。では間もなく出発の時間です。キタのダイチに戻りましたら、また一生懸命おいしいコーヒーをお届けできますよう、スタッフ一同チカラ合わせてがんばります。どうぞ、応援よろしくお願いいたします。

ホンジュラス・カップ・オブ・エクセレンスを終えて その1

私は今、ヒューストンの北側に位置するホテルに泊まってます。航空会社の乗り継ぎの関係で帰りはどうしても一泊せねばなりません。しかし、この時間こそ出張を振り返り、情報の整理やブログを書いたり、思いがけず仕事上のヒントを見つけたり、とても大切な時間です。そんなことからここ数年間はヒューストンでは寝たことはありません。ですから、どでかいベッドのシーツはピシッとなったまんまです。(笑)

さて、ホンジュラス・カップ・オブ・エクセレンスの速報を前回のブログで、プレジデンシャルアワード(90点以上)のロットが6ロット!そして、その全てが「サンタ・バーバラ」という地区のロットが独占しました。とお伝えしましたが、一部誤りがございましたので、次の通り訂正してお詫びいたします。2位はFrancisco Morazanという地区でした。

(農園名/オーナー/地区)

1位:La Huerta/Jorge Alberto Lanza/Santa Barbara

2位:Miravalle/Miroslav Cuculiza/Francisco Morazan

3位:Cielito Lindo/Extreberto Caceres Gutierrez/Santa Barbara

4位:El Nacimiento#2/Fany Yeselia Moreno Lopez/Santa Barbara(El Nacimientoは2009年の2位のロットですが、今回のは#2ですので、別ロットです。)

5位:El Filo/Miguel Moreno Leiva/Santa Barbara(ファームツアーで訪問した農園)

6位:Don Amado/Jose Amado Fernandez/Santa Barbara(2010年のチャンピオン)

以上の通り、国際審査員の平均点数が90点以上のロット6ロット中、5ロットがサンタ・バーバラ地区が独占しました。これはもうなんだかブラジルにおけるカルモ・デ・ミナスのようですが、去年のチャンピオンロットは初代チャンピオンのグレゴリオさんの農園、「エル・ペソーテ」と同じ、レパエラ地区でした。ここも、そしてこの周辺の地区でも本当に素晴らしいコーヒーがたくさん生み出される一方で、生産者が抱える様々な問題も少なくはありませんが、引き続き、ホンジュラスコーヒーの品質向上、生産者の方々の暮らしの向上を心から祈りながら、こつこつと努力重ねて参りたいと思います。


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2013/05/04

ホンジュラス・カップ・オブ・エクセレンス その6

トップ10は「10回目の記念大会」にふさわしい素晴らしいコーヒーがそろい踏みとなりました。なんと、プレジデンシャルアワード(90点以上)のロットが6ロット!そして、その全てが「サンタ・バーバラ」という地区のロットが独占しました。

これはニカラグアの8ロットに次いで過去2番目の記録になるのだそうです。

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▲チャンピオンの受賞シーンです


今日のところはひとまず休みまして、詳しい情報は改めてお知らせいたします。明日の朝、ヒューストンに移動し一泊してキタのダイチに帰ります。本当に素晴らしい品評会でした!

2013/05/03

ホンジュラス・カップ・オブ・エクセレンス その5

176ロットのエントリーがあった、今回の品評会。ラウンド1で24ロットまで絞り込まれ、昨日は、この24ロットを3回に分けて審査しました。その中でも「うぉ〜」って思わず声が出そうになったロットが2ロットありました。


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今日はこれからトップ10、そして感動のセレモニーがあります。過ぎてみればあっという間の時間です。今回は10回目の品評会ということもあり、過去のチャンピオンがセレモニー会場に来られるようです。とても楽しみです!


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ホンジュラス・カップ・オブ・エクセレンス その4

昨日でラウンド1が終了いたしました。つまり、国内審査を通過した全てのロット(35)の審査を終えたことになります。


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私の感覚ですが、2009年に参加した時に比べクリーンで甘いコーヒーがとても多くなったように感じます。

さて、この日の午後は、森の中にある
D&D Brewery, Lodge, and Restaurantというお店で、コーヒービールをいただいてきました。飲めない私もショットグラスに入ったものを試飲。思いの外、コーヒーの風味がありおいしかったです。


いよいよ、明日から最終ラウンドです。85点以上のロットがいくつ残っているのでしょうか!



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私たちのグループの名称が変わりました

2000年を前にした1999年、「珈琲屋メーリングリスト」という自家焙煎店経営者の小さな集まりから発展し、2000年には「珈琲の味方塾」を旗揚げし、当初から大切にしてきた「おいしさ」について、この12年間、ひたすら追い求めてきました。

奇しくも、ITC国連プロジェクトの流れから1999年に開催された、事実上の第1回目のカップ・オブ・エクセレンス、「ベスト・オブ・ブラジル」の潮流と共にもたらされたスペシャルティコーヒーをオンタイムで触れさせていただく貴重な経験もさせていただき、おかげさまで多くのお客様をはじめ、世界中の生産者の方々に私たちのグループの存在を知っていただくことができました。

この4月、「塾」から飛び出して、多くの方々とのネットワークやコミュニケーションを通し、共に発展していくべく、新しいグループの名称を「Japan Roasters' Network」(JRN)へと改めました。 

公のお披露目は9月に開催のSCAJカンファレンスになりますが、只今準備中のFacebookファンページやtwitterを通し、私たちの今をそしてこれからの取り組みを知っていただきたいと考えています。 

様々な取り組みを通し、より多くのお客様にご満足いただける素晴らしいコーヒーをお届けするべく、共に歩んでくださっているたくさん生産者の方々と力を合わせて努力して参ります。どうぞ、今後ともJapan Roasters' Networkをよろしくお願いいたします。




Jrnlogo

2013/05/01

ホンジュラス・カップ・オブ・エクセレンス その3

今日からが本番がスタートしました。35ロットが残った中の18ロットをカッピングしました。

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▲会場のイカフェ


2セッション目で素晴らしいロットが出てきました。個人的にはかなり好みのコーヒーでした。恐らく評価が割れるだろうと思ったらやはり割れました。フレーバーはどんなフルーツをあげても当てはまるような感じです。さ、この先どうなるか愉しみです。

カップ・オブ・エクセレンスに参加し始めた頃(2007年)本当に素晴らしいものに「ずばっと」よい点数を付けることが中々できなかったんですね。要するに無難路線のどっちつかずで潔さがない意気地なしです。それじゃ目立たない(笑)し個性がない。


自分らしさを思い切って出そうと思えるようになってから緊張もしなくなりましたし、他のカッパー(審査員)の評価も気にならなくもなりました。

気持ちを切り替えることができたのは、私自身をよく知るある方からのアドバイスでした。品評会で消化不良気味でやや沈みがちだった自分に、「大丈夫、いつもの横井さんらしく....」そのひと言に救われ、大きく励まされたんです。やったぜベイビー(今そんなこと云わないか 笑)


じつはそれがこの同じくホンジュラスのカップ・オブ・エクセレンスのだったんです。(2009年開催)そして、生産者の方々を心から尊敬することができたのもこのホンジュラスのカングアル周辺の生産者のみなさん。だから私の原点がこのホンジュラスなんです。経験は宝ですね。カッピングだけではありませんが、毎日を大切に過ごすことが遠いようで近い道だと思います。

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さ、明日は残りの17ロットを審査して出品ロットの全てのコーヒーの審査を終えます。その中から審査員の平均点、85点以上のロットがラウンド2に進みます。ではまた!


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