ホンジュラス・カングアル・ディカフェ
これまで何度かご紹介いたしましたカフェインレスコーヒー「ディカフェ」はバンクーバーにある、「スイスウォーター社」で化学薬品を一切使用せず、水を使用した特別な技術により、カフェインを99.9%取り除いています。健康上の理由や、就寝前のコーヒーを控えている方にお勧めです。
▲左上:通常のホンジュラスの生豆 右下:ディカフェ(ホンジュラス)の生豆
やや右下の方が色が濃くなっているのがおわかりいただけますでしょうか。加工段階で生豆が少し濃く色づきます。
▲上の写真の生豆をそれぞれ焙煎したもの(左が通常豆・右がディカフェ豆)
コーヒー豆は色が濃いため深煎りにも見えますが、焙煎度合いは「中煎り」です、また場合によりましては、豆の表面にうっすら油が浮いている時があるかも知れませんが、問題なくおいしくお楽しみいただけますのでご安心ください。
さて、今回ご紹介のこのディカフェはホンジュラスはカングアルの25名からなる、小規模生産者グループの中の11名の生産者の方々のコーヒーによってロットが作られています。
年を重ねるごとに品質はどんどん高まり、私たちに販売してくれた収入により、少しずつ生産処理場の体制を整え、家畜を購入、ご自宅の改修にと、さらなる高品質のコーヒーの生産にむけて取り組まれています。
カングアル村は、世界最貧エリアのひとつとして国連にも認識されており、電気も水道もまだ整備されておりません。ホンジュラスのコーヒーに魅せられ、そこに暮らしコーヒーを生産している方々の姿に魅せられ、ダイレクトトレードということを心から意識できたのがカングアルの小規模生産者の方々でした。
ディカフェ(カフェインレス)であることを感じさせないおいしさです。チェリーやミルクチョコのなめらかな風味、スイートチョコのような甘さが魅力です。
地域:インティブカ県 サンファン地区 カングアル村/Intibuca San Juan Cangual
標高:1,400~1,800m
生産処理方法:ウォッシュト(水洗式)/Washed
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