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2013/05/05

ホンジュラス・カップ・オブ・エクセレンスを終えて その2

本当はその2はなかったのですが、どうしてもお伝えしたいことがありましたので、今回の出張の締めくくりの投稿です。よろしくお付き合いください。

ほんとにほんとに、素晴らしい品評会でした。感動とよろこびは計り知れません。コーヒーはもちろんですが、いつも感じるのは生産者の姿がとても眩しく、尊く思えることです。また、それらを支える人々もまた同じです。今回の品評会に向けて、会場の設定から世界各国からの審査員の招致にと、ほとんどがボランティアで構成されているこの品評会。審査中、私たちの側にはいつもボランティアサポートのメンバーの存在が心強く、頼もしくいつも笑顔で接してくれました。そんなひとり一人の温かい思いから、この品評会が成り立ち、そこに参加させていただけることはとても光栄なことです。いただいた元気を今度は毎日の仕事に活かしきれるよう努力あるのみです!

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▲地元のボランティア・サポートメンバー

さて、お伝えしたかったことは、2009年、カップ・オブ・エクセレンスの参加のため、はじめてホンジュラスを訪れた時のことは何度もこのブログでお知らせしているとおりです。そこで「出会った人」、「出来事」、そこで「見てきた」全てが、ダイレクトトレードの重要性を真剣に考え、受け止めるきっかけになったからなのです。正直なところ、その頃の自分にはダイレクトトレードとはどんなことを指すのか?何かぼんやりとりとしか理解していませんでした。というか理解できなかったといった方がもっと正しいです。

グレゴリさんとの出会いは鮮烈でした。心の準備が一切整っていなかったからです。ベネフィッシオ・サンタローサというドライミルでカッピングをしていたときです。その中でダントツに素晴らしいピーチやオレンジ、ジャスミンの香りがするコーヒーがあって、軽く90点を超えたんですね。これすごいなぁ〜と誰のコーヒーですか?と丸山さんが聞いたところ、なんとそれがグレゴリオさんのコーヒーだったんです。しかもその局面で目の前にグレゴリオさんご夫妻が立ってるではありませんか。もう最高でした。その後、レパエラと云うところにある、グレゴリオさんのお宅にお邪魔しました。

で、実質ご一緒した時間は全部で30分ぐらいなのですが、10回目の記念大会のため、グレゴリオさんは初代チャンピオンとして来賓席にいたんです。声をかけようと思ったとき、「ヂガラ、ヂガラ! ムーチョ グスト!」と握手を求めてくれました。ここで思いが一気にはじけそうになったと同時にセレモニーを前に涙腺が崩壊寸前でした。でも、がんばってググッと堪えました。4年も前のことでしかも実質30分ぐらいしかご一緒していないのに、覚えていてくれたことが本当にうれしかったんです!

ミスターカップ・オブ・エクセレンスこと、ジョージ・ハウエル氏が「これ以上コーヒーに何を求めるのか?」との名言で有名なコーヒーこそ、眠れる巨人ことホンジュラスのスペシャルティコーヒーを世界に知らしめたのが、エル・ペソーテ農園オーナー、グレゴリオ・マルティネスさんなんです。

この時のグレゴリオさんの挨拶も伝説として語り継がれています。もうその時の原文はCOEのウエブサイトからなくなっているので正しくはありませんが、「こんな一、百姓の私をこのような場所に招いてくれたカップ・オブ・エクセレンスに心から感謝しています」というような内容だったと記憶していますが、その時のセレモニー会場はスタンディングオベイションで拍手が鳴り止まなかったそうです。その記念すべき本、品評会もその時にも勝る盛会のうちに終えたのではないでしょうか。

そして、こちらも短い時間でしたは、私を覚えていてくれたカングアルの小規模生産者の数名いました。セレモニーを前にした生産者とのコミュニケーション、ラウンドテーブルの時です。私は会場に入るなり数名の生産者の方々をキャッチしました。サロモンさん、エフレインさん、トリニダートさんです。彼らは入賞こそ逃しましたが、ナショナルウイナーです。その時です、サロモンさんが「ア、ケンタロ…、ケンタロ....」(笑)と覚えていてくれたんですね。つまり、丸山さんと一緒に来た日本人だ...という繋がりで覚えていてくれたんです。それもやはり4年も前のことです。うれしいことは重なります。


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▲カングアルのみなさん

お会いしたのは初めてですが、カングアルの生産者、ルフィーノ・ベニテスさんが18位に入賞したんです。じつはルフィーノさんのコーヒーは去年販売いたしましたので、覚えているお客様もあるかも知れませんが、甘いみかんをの風味とはちみつやブラウンシュガーのような甘さがとても素晴らしくお客様の評判もよかったのです。

また、一昨年、SCAJでホンジュラスのブースをお手伝いしましたとき来日された生産者やイカフェの関係者の方々との再会も叶いました。そして、ベネフィッシオ・サンタローサのピーターさんが去年暴漢に撃たれ、車椅子の暮らしをしているとお聞きしていましたが、会場で笑顔でお会いできたときは本当に本当にうれしかった。またオフィスで一緒にカッピングしたいです。前出のグレゴリオさんのコーヒーのカッピングの時もピーターさんと一緒だったんです。

アワードセレモニーを前に、横井力を支えるホンジュラスの大切な方々にお会いできたよろこびと安堵感で胸がいっぱいになりました。もうこれで思い残すことはないとその夜はぐっすり眠りにつきました。ところが翌朝、朝食の時丸山さんが朝、出発まで時間があれば....ということであきらめていた方と再会が叶いました。上の写真に向かって右のサロモンさんです。私たちの買付に際し生産者とのコーディネイトをしてくださっています。とても大切な方です。サロモンさんも再会をとてもよろこんでくれました。この最後のサプライズでの締めくくりは最高のご褒美となりました。では間もなく出発の時間です。キタのダイチに戻りましたら、また一生懸命おいしいコーヒーをお届けできますよう、スタッフ一同チカラ合わせてがんばります。どうぞ、応援よろしくお願いいたします。

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