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2013/11/30

【東急ハンズx横井珈琲コラボ】HANDS COFFEE COLLEGE vol.7

「横井珈琲・コーヒーとシュトーレンでクリスマスを愉しもう!」と題し、ガトー・ド・ノポロさんの焼き菓子と6種類のコーヒーとのペアリングをお楽しみいただきました。

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▲ご予約受付中のフルーツのパウンドケーキとご予約なしで発売中のシュトーレンです。


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全体を通して、コーヒーはコスタリカ・ファラミクリスマスブレンドに人気が集まりました。ペアリングはフルーツのパウンドケーキ編ではコスタリカ・ファラミとニカラグア・リモンシージョが人気を二分し、シュトーレン編では多くの方がクリスマスブレンドとのペアリングにご評価くださいました。
お酒やワインを愉しまれる時のオードブルやチーズとの相性、あるいはお茶うけの和菓子との相性の延長上でコーヒーと焼き菓子の相性をお愉しみいただくヒントをお伝えしました。そのことに関連して欠かせない生産地の様子とおいしさ(品質)との関連性をスライドをご覧いただきました。少しずつリピーターのお客様も増えてきましたので大変うれしく思います。そして、COLLEGEをはじめ、様々なお客様とセミナーや教室を通し、お寄せいただくご感想やご質問はとても今後進めていくにあたり、とても参考になります。ご参加いただきましたお客様、ありがとうございました!年内のCOLLEGEはこれにて終了です。
さて、来年1月のCOLLEGEはバレンタインに関連する内容でご案内させていただきます。今回ご参加できなかったお客様をはじめ、皆様のご参加をお待ちしています。準備が整い次第、HANDSさんのHPやこのブログ、横井珈琲のHPページにてお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。
ガトー・ド・ノポロさんのシュトーレンとクリスマスブレンドをご試食、ご試飲いただけます!

◎日時:11月30日(土) 12月7日(土) 共に11時から17時

◎場所:東急ハンズ札幌店3階フロア


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2013/11/29

コレス(cores)/ゴールド・フィルター

SCAJカンファレンスで試飲させていただき、バランスよくコーヒーの風味特性が生かされていることを感じました。その後すぐ取り寄せて、時間をかけて色々と検証いたしまして、フレンチプレスと共におすすめの抽出器具として、11月29日(金)より、店頭販売をはじめました。(通販はもう少しお待ちください)

おいしさの秘密はメッシュホールにありました。内側から外側に向けての抜き加工なので、お湯が抜けやすく、目詰まりが起きにくく短時間抽出を促進させているところにあります。フレンチプレス同様、このコレスはコーヒーが持つ風味特性を生かした抽出が可能です。

また、写真でご覧の通り、ドリッパーが不要でおしゃれなスケルトンのホルダー付きです。
ドリップの腕が鳴るぜ!というお客様から、ちょっとチャレンジしてみよっかな!というお客様にもお試しいただきたい器具です。

また、日程は未定ですが週末には、このコレスをはじめとして、フレンチプレスによる試飲会を定期的に行う予定でおります。12月には数回開催いたしますので、ご来店の折にはぜひお試しください。日程はtwitter @Yokoicoffee_Sapまたは、HPでお知らせいたします。

Dsc09559_1 ▲写真/C240(1-5cups)+ハリオコーヒーサーバー450・V60(品番/VCS-01B09)/945円(税込)

フィルターのサイズは上記写真のサイズの他、C280(1-10cups)がございます。コーヒーメーカーのフィルターの形状にもよりますが、モカマスターなどの少し大きめのコーヒーメーカにもおすすめです。

C240:3,150円(税込)サイズ:W10.5×D9.0×H7.5
C280:3,675円(税込)サイズ:W12.5×D12.0×H8.5

重量:C240/20g・C280/30g
素材:純金メッキ(ステンレス)・ポリプロピン
最大容量(粉):C240/40g C280/80g
耐熱温度:130℃(フィルター)
付属品:フィルターホルダー
生産国:中国

ブラジル・カップ・オブ・エクセレンス・アーリーハーベスト

11月27日の23時から行われた同品評会のインターネットオークションでブラジルとしては久しぶりの1位の落札に成功しました。久しぶりと云うこともありますが、1位に輝いたシティオ・サンフランシスコ農園(Sitio São Francisco de Assis)が、シティオ・ダ・トーレのオーナー、アルバーロさんのファミリーの農園だったことがやはり、何よりもうれしかったんです。

アルバーロさんとはじめてお会いしたのは2011年の買付の時でした。この時、ブラジルは景気がぐんぐん上向きになっていて、グアルーリョス国際空港の駐車場の車も高級車がずらりと並んでいました。一方で、農園の運転資金の捻出に苦慮し、農園を売却したり離農を余儀なくされる生産者の現状を聞き、彼らが抱える大きな問題を目の当たりにしました。その後も長く長く濃密な会話が続き、様々な事情が絡みつつも、非常に感動的な商談が無事成立し、会議室を出ると、そこにシティオ・ダ・トーレのアルバーロさん達が笑顔でお待ちになっていたんです。

P1250812_2 ▲右から、カルモコーヒーズのルイス・パウロさん、丸山珈琲の丸山さん、シティオ・ダ・トーレのオーナーのアルヴァーロさん、パウロ・ルシオさん、エジソンさん、マルシオさん、伊東屋珈琲の伊東さん、そして横井。

その時の空気も一緒に写っているスナップです。ぶれ具合がまた気に入ってます。(当時の詳しい様子はこちらをどうぞ)

2013/11/27

コスタリカ・ラ・カバーニャ

ラ・カバーニャのハビエルさんとのお付き合いはの始まりは2009年に遡ります。丸山珈琲の丸山さんが現地でのカッピングの結果が素晴らしかったので、ミル(小規模生産処理場)にお邪魔して以来です。ハビエルさんは訪問時、終始下を向いていたそうです。あとでその理由をお聞きすると、海外からはじめてバイヤーが訪れたとして、感激の涙を隠すために下を向いていた....とお聞きしました。
ハビエルさんに限ったことではありませんが、自分のコーヒーがバイヤーに認められることは大きなよろこびとモチベーションに繋がります。しかもそれは、カッピング(ブラインドのテイスティング)で選ばれるんですから、それはもう、生産者として冥利に尽きることです。かつては大きな処理場(メガミル)に収めていたコーヒーチェリーは、スペシャルティコーヒーの興隆とマイクロミルの発展によって、自前でプロセスするようになりました。そのことで、自分の農園やマイクロミルの名前が麻袋に記されるわけです。生産者にとっては何にも代えがたいよろこびです。加えて、持続可能な関係に発展しくことは更に喜ばしく、また、彼らにとってはとても誇らしいことです。

そして、私たちにとっても素晴らしいコーヒーをご紹介でき、愉しませていただけることはこの上ないよろこびです。ここにダイレクトトレードとしての深い信頼関係と醍醐味があります。

P1300757 ▲オーナーのハビエルさん


チェリー、オレンジ、ラズベリー、ピーチの風味、
ブラウンシュガーの甘さと、やわらかくクリーミーな口当たり。


農園名:サン・パブロ/San Pablo

オーナー:ハビエル・メサ・モラレス/Javier Meza Morales

地域:サン・パブロ・デ・レオン・コルテス/San Pablo de Leon Cortes

地区:タラス/Tarrazu

マイクロミル(小規模生産処理場):ラ・カバーニャ/La Cabana

標高:1,700m

品種:カトゥーラ Caturra この他、カトゥアイやゲイシャも植えています。

生産処理:イエロー・ハニー/Yellow honey  この他、レッド、ブラック・ハニープロセスも行っています。

乾燥処理:アフリカンベッド/African Bed

2013/11/25

横井の冬

一度雪が降りましたが、この時季にしてはあたたかい初冬。やがて雪が降り積もり本格的な冬がやっくるキタのダイチ。

春夏秋冬それぞれの表情を感じつつ、季節に合わせて今年最後となる季節のブレンド「横井の冬」をお届けいたします。「来年の春のブレンドは新しいネーミングにしたいな」と、毎年この季節が巡ってくると思っています。思うだけではなく、来年こそは...と意気込んでいます。


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今年買付たエルサルバドルの中からチョコレートの印象や口に含んだときの質感が素晴らしい、ラ・カンパヌラを迷わずブレンドのベースにしました。(在庫終了後、他のエルサルバドルに変更になります)


ダークチェリー、アーモンドチョコの印象、
クリーミーな口当たりと、高級スイートチョコのような甘さ。



しっかりした味わいのスイーツやチョコレート系の焼き菓子には抜群の相性です。もちろん、シュトーレンにもよく合います。ぜひご賞味ください。

横井の冬のブレンド配合

エルサルバドル深煎り(ラ・カンパヌラ)

ブラジル・サントアントニオ系(深煎り)

ケニア・ンゲルウエ(中深煎り)*未発売

2013/11/24

ニカラグア・ラ・ディヴィナ・プロヴィデンシア

ニカラグアは私がはじめてカップ・オブ・エクセレンスの審査員として参加した国でとても思い出深い国のひとつです。

ラ・ディヴィナ・プロヴィデンシア農園は、標高1,300mに位置し、2つの水源に囲まれた自然豊かな地域です。 農園は10区画に分けられカトゥーラとマラカトゥーラをメインにマラゴジッペなど様々な品種の栽培を行っています。オーナーのオリヴェラさんは土壌テストに基づき適した肥料を与え、農園の土壌管理に精力的に取り組んでいます。 ラ・ディヴィナ・プロヴィデンシア農園は、彼のお父様より引き継いだ農園です。 2区画から始まりコーヒー農園を経営しながら少しずつ隣人から農園を購入し、農園を広げてきました。枝の剪定や果肉の除去、カトゥーラでは18時間マラゴジッペでは20時間など品種ごとに最良の発酵時間の検証を重ね、品質の向上に努めています。 彼とご家族と彼の会社で働く人々の長年に渡る努力が今回のカップ・オブ・エクセレンス2位(国際審査員平均点数90.40点)という素晴らしい結果に繋がりました!



Dsc029222▲写真は2007年ニカラグアCOEに参加した時のスナップ


ピーチ、ラズベリー、マンゴー、パッションフルーツの風味、ジャスミンの香り、きめ細かくジューシーな舌触り、ブラウンシュガーやフルーツの甘さが魅力です。


農園名:ラ・ディヴィナ・プロヴィデンシア/La Divina Providencia

農園主:
ミセル・サウセダ・オリヴェラ/Misael Sauceda Olivera

地域:ヌエバ・セゴビア県/
Nueva Segovia

村:ディピルト・ラス・マノス/
Dipilto-Las Manos

農園面積:8.3ヘクタール

標高:1,300m

品種:マラゴジッペ/
Maragogype

生産処理:
水洗式・天日干し/Washed  Sun dry

2013/11/23

エルサルバドル・ラ・カンパヌラ

久しぶりのエルサルバドルは、かなり以前にもご紹介したカンパヌラ農園をご紹介します。カップ・オブ・エクセレンスに4回もの入賞経験を持つ優良農園です。この農園との繋がりは2003年のエルサルバドル・カップ・オブ・エクセレンスで、サンタエレナⅡを落札したことにはじまり、今年で11年になります。オーナーのフェルナンドさんはアスリートとしての一面もあり、アップダウンのきつい農園を縦横無尽に駆け巡る身軽さには驚きます。私たちはいつもついていくのがやっとなんです。フェルナンドさんの大変誠実な人柄とコーヒー栽培への真摯な取り組み、そしてこの肥沃な土地が、素晴らしいコーヒーを安定的に生み出しています。

ラ・カンパヌラ農園は、周囲を国立公園に囲まれ、サンタ・アナ火山(2286m)の斜面にある、自然の豊かな場所にあります。サンタ・アナ火山は、2006年に突然噴火をし、その後ミネラル分を多く含んだ火山灰が農園に積もり、大変肥沃な土壌を持つ農園としてラ・カンパヌラは広く知られています。


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ダークチェリー、カカオの風味、まろやかな舌触り、後味のほのかに感じるオレンジピールの風味と
ミルクチョコの甘さが魅力です。


農園名:エルサルバドル・ラ・カンパヌラ/La Campanula


オーナー:フェルナンド・リマ/Fernando Lima

県:サンタ・アナ/Santa Ana


生産処理場:
バルカンズ コーヒー/Balcanes Coffee


標 高
: 1,950メートル


農園面積:150ヘクタール

品 種:ブルボン80% カトゥーラ20%/Bourbon80% Cattura20%

生産処理方法:ウォッシュト(水洗式)アフリカンベッドでの乾燥 /Washed African bed

2013/11/19

ニカラグア・リモンシージョ/イエロー・パカマラ

リモンシージョのオークションロットは今回のロットで最後になります。現在発売中のものが、ジャバニカ種で、今回ご紹介するのが最初にご案内したパカマラ種のプロセス違いのロットで、同農園は2008年のカップ・オブ・エクセレンスで2位に入賞経験を持つ農園です。


〜前回のブログ抜粋〜

ニカラグアではじめてカップ・オブ・エクセレンスが開催されたのが2002年。以来、毎年開催されて来ましたが、今年は開催を見合わせざるを得ない、緊急事態となりました。それは、主に中央アメリがを中心に蔓延した、コーヒー木の病気「サビ病」の影響から、品評会開催に向けて国からの予算が出なくなったためです。このように国際品評会は開催国とアライアンス・フォー・コーヒー・エクセレンス(ACE: Alliance for Coffee Excellence)の協力関係の元開催されます。

葉に錆のようなオレンジ色の胞子が繁殖し、葉っぱが落ちてしまいます。この病気にかかると、木は光合成ができなくなり、最悪の場合、木が枯れてしまいます。

現在、カップ・オブ・エクセレンスは中米で5ヵ国(グアテマラ、コスタリカ、ホンジュラス、メキシコ、エルサルバドル)南米2ヵ国(コロンビア、ブラジル)アフリカ2ヵ国(ルワンダ、ブルンディ)合計9ヵ国で開催されており、国際審査員の招致から運営は、アライアンス・フォー・コーヒー・エクセレンス(ACE: Alliance for Coffee Excellence)というNOPが行っています。

カップ・オブ・エクセレンスがもたらす効果は品質向上はもとより、これまで知られることがなかった優良農園や優良地区、小規模生産者を数々と発掘され、広く多くの方々にスペシャルティコーヒーの素晴らしさや可能性を知っていただくきっかけになったのではないでしょうか。そして、もうひとつ、コーヒーバイヤーと生産者の持続可能な関係の構築です。オークションを起点に関係性を深めていくことは、とても重要で意義あることだと私は考えています。

さて、前置きが大変長くなりましたが、本題に入らせていただきます。以上のとおり、今年のカップ・オブ・エクセレンスを見合わせましたが、ニカラグア、ホンジュラスに農園を持つオーナー、エルウィン・ミエリッヒ氏所有の農園のコーヒーでプライベートオークションが4月25日に開催されました。ACEはプラットホーム的なスタンスで、このフィンカス・ミエリッヒ(Fincas Mierische)オークションをバックアップしました。

エルウインさんはACEのヘッドジャッジを務める傍ら、生産者としてニカラグアとホンジュラスにカップ・オブ・エクセレンスの入賞経験のある農園を所有しています。

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ネーブルオレンジ、ピーチ、マスカット、レーズン、プラム、グァバの風味。花やスイートスパイスの印象。クリーミーな口当たり。


農園名:ニカラグア・リモンシージョ/Nicaragua  L
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オーナー:ミエリッヒファミリー/Mierishi Family


県:
マタガルパ/Matagalpa

標高:
850m1150m900m周辺から栽培をしている)

品種:イエロー・パカマラ/Yellow Pacamala


生産処理:ウォッシュト/Washed

2013/11/16

yokoi_coffee jam vol.6終了いたしました!/第2部編

引き続きまして、第2部の様子をお知らせいたします。


Vol6

第2部では様々なコーヒーの風味を知っていただき、ペアリングを愉しんでいただく幅を広げたり、応用できるようヒントを掴んでいただきました。

その前に、スペシャルティコーヒーと一般流通品のコマーシャルコーヒーとの違いを体験していただきました。点数こそ付けませんが、ブラインドで粉の段階から液体まで少し時間をかけて風味の変化を見ていただきました。

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◎スペシャルティコーヒーとコマーシャルコーヒーを知る/グアテマラコーヒー飲み比べ
A:コマーシャルコーヒー(グアテマラSHB)
すっきり、やわらかい印象、甘いお菓子と合いそうな感じ

B:グアテマラ・サンタローサ・ブエノス・アイレス
ほどよい酸、甘いスパイス、花の印象、バランスがよい、酸がさわやかでまろやかさんがある、酸が甘みに変わった、甘いスパイスを感じた...
ご感想を比較すると、サンタローサ・ブエノス・アイレスの酸に関連する素晴らしいコメントに説明が要らないほどでした。このように、客観的な比較試飲は、よい酸(アシディティ/Acidity)がもたらすコーヒーの魅力や焼き菓子などとのペアリングの相乗効果などをご理解いただけるきっかけになると思います。


◎カッピングでシュトーレンに合うコーヒーを選ぶ
シュトーレンを愉しむなら、このコーヒーで!お好みのペアリングを選んでいただきました。もちろん、ここでもブラインドです。

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味の照準合わせを先に行いましたので皆さんのコメントがどんどん冴えまくって素晴らしいな....と感心しつつ、シュトーレンとのベストペアリングとベストコーヒーが決まりました。



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ベストペアリングコーヒー:コスタリカ・ブルマス!
・やわらかく甘い香り
・白ぶどうの香り
・フルーツの印象が際立つ

この他、コスタリカ・ファラミアニバーサリーブレンド/マロンが人気が二分。



ベストコーヒー:コスタリカ・ブルマス! 、何気に2冠!

この他、クリスマスブレンドホンジュラス・サロモン・ベニテスと人気が二分。



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▲第2部もおすすめの焼き菓子のペアリングセットのおみやげ付きです。



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大変うれしいことに、yokoi_coffee jam/第2部をはじめ、最近の教室やセミナー、HANDS COFFEE COLLEGEのアンケートに、「生産地のことをもっと知りたい」というご要望や「カッピング」に関するご要望がとても多くなってきました。それらにお応えすべく、今後の開催に向けまして準備を進めて参ります。どうぞご期待ください!次回のyokoi_coffee jamはバレンタインの前に開催できればと考えています。
どうぞご期待ください。よろしくお願いいたします!


さて、お終いに、凄く贅沢なシュトーレンの愉しみ方を、大きめの声でご提案させていただきます!



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クリスマスブレンドはもちろんおすすめですが。シロップの馴染み具合がシュトーレンの味わいの変化に影響があり、それに合わせてコーヒーを選ぶという、この時季だけの贅沢な愉しみ方をご提案いたします。ぜひ、お試しください!

ご購入から初期段階
ホンジュラス・サロモン・ベニテス、17thアニバーサリーブレンド/ポム、カフェ・コパン、グアテマラ・サンタ・ローサ・ブエノスアイレス、ホンジュラス・ヘルサレン、コスタリカ・エルサル・デ・サルセロといったさわやかさやなめらかな質感のコーヒーがおすすめです。

シロップが粉糖にややにじみ始めた頃
甘さもしっかりしみこんで、ナッツやドライフルーツが生地にしっかり馴染んできた頃と云えます。(賞味期限:製造から1ヶ月)もちろん、さわやかさのあるコーヒーも合いますが、特に酸味に少し重さやがあるものや厚みのある味わいのコーヒーがよく合います。


コスタリカ・ブルマス、クリスマスブレンド、17thアニバーサリーブレンド/マロン、グアテマラ・ラ・ブレア、エスプレッソブレンドがおすすめです。ぜひ、色々とお試しくださいませ!




ガトー・ド・ノポロさんのシュトーレンとクリスマスブレンドをご試食、ご試飲いただけます!

◎日時:11月30日(土) 12月7日(土) 共に11時から17時


◎場所:東急ハンズ札幌店3階フロア



数に限りがございますが、シュトーレンは両日ともお買い求めいただけます。クリスマスブレンドは期間中、3階フロアでお求めいただけます。皆様のお越しをお待ちしています。よろしくお願いいたします!

2013/11/12

yokoi_coffee jam vol.6終了いたしました!/第1部編

おかげさまで今回もおいしく、愉しく無事終えることが出来ました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!ペアリングのお供は、江別市野幌の名店、ガトー・ド・ノポロさんの素晴らしい焼き菓子をご用意いたしました。

Vol6

第1部はペアリング中心です。ペアリングの好みとコメント、コーヒー単体の好みをお聞きしながらディスカッションしました。

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最初のペアリングはフルーツのパウンドケーキ。クリスマスコレクションでご予約承り中のものを一足先にお愉しみいただきました。人気だったのがサンタ・ローサとのペアリングで、コーヒーだけだとダントツでファラミ

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・習慣上、ドライフルーツ系のパウンドケーキには、迷わず紅茶と合わせていたけど、コーヒーとの相性がここまで効果があるとは思わなかった。
・コーヒーの風味に押し出されたかのように、発酵バターの風味が鼻から抜けた。
なんだか最初っから模範解答みたいなコメントをいただいてしまいました。

二つめは、ガトー・クラッシック。カカオ成分が高いエクアドルのチョコレートを使ったオーソドックスなケーキですが、まるでやわらかいチョコレートを食べている感じのケーキです。
ペアリングではブルマスラ・ブレアの人気が二分。ブルマスはカカオと柑橘フルーツの感覚が際立ち、ラ・ブレアはチョコレート感が際立ち、奥に潜んでいるベリー系フルーツが引き出された。コーヒーは17thアニバーサリーブレンド/マロンラ・ブレアがこれまた人気を二分。

皆さんのコメントがどんどん高度化してくるのがわかります。素晴らしいなと関心しつつ、最後のペアリングはシュトーレン!


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シュトーレンはやや深煎りのコーヒーと合わせる習慣がありませんかね?という切り出しから色々なコメントが飛び出しました。ペアリングでは、サロモン・ベニテス!コーヒーではススピロとサロモン・ベニテスが人気を二分。

ガトー・ド・ノポロさんのシュトーレンはドライフルーツの感覚が華やかで、発酵バターとコーヒーの風味が際だつんです。ですからおすすめはビター感覚よりも華やかさがあって、質感と甘さがあるコーヒーがよく合いますね....ということで皆さんの瞳が輝きました。(笑)


皆さんが選んだこの日のベストペアリングは、フルーツのパウンドケーキグアテマラ・サンタ・ローサ・ブエノス・アイレス、ベストコーヒーはグアテマラ・ラ・ブレアホンジュラス・サロモン・ベニテスでした。コーヒーとスイーツの特徴を知り、様々なペアリングをお試しいただくと、コーヒーもスイーツも新しい魅力や発見があると思いますので、ぜひ色々とお試しください!

ここ数年、チョコレートやパン、焼き菓子、スイーツ全般はコーヒーや紅茶などのペアリングが話題になるようになりましたのも、コーヒーの品質が多様化し高品質になったことがあげられると思います。これまで確立されているワインとお料理、チーズ、日本茶と和菓子との関係にも似た、素晴らしいペアリングがどんどん生まれるに違いない!と密かに思っている一人として、心に念ずると思い浮かぶ素晴らしい生産者のひとり一人を思いながら、生産現場の様子と共にコーヒーの魅力と愉しさ、ペアリングによる魅力の発見をご案内できればと思います。次回はバレンタインの特集が組めればと計画中です。どうぞよろしくお願いいたします!では第2部に続きます!


20131109_120432 ▲シュトーレンのおいしさに目が寄ってしまったところをスタッフ佐藤がとらえたスナップ。お客様が心配そうな目線が....(笑)


Dsc04175 ▲おすすめの焼き菓子おみやげ付きでした!

2013/11/11

10月の義援金集計結果のご報告

小さい取り組みではございますが、東日本大震災の復興支援の一助となればと願い、横井珈琲をご愛顧いただいているお客様にもご協力をいただきながら、支援協力の輪を広げるべく継続して参ります。そして、いつまでもいつまでもこの思いを忘れず繋げて行きます。


〜10月分合計:20,418円〜 2011年3月からの累計:682,960円 



宮城県保健福祉部社会福祉課団体指導班
宛てに振り込ませていただきました。



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グアテマラ・サン・ヘラルド

もうすっかりお馴染みのポールさんの農園は、グ アテマラシティの南部、アマティトラン湖が見渡せる場所にあるサンヘラルド農園。(ウェットミル/生産処理場が併設)。ウェットミルは、2010年に完成し、昨年はウェットミルに乾燥用のアフリカンベッドを設置しました。品質向上に大変積極的なポールさんは、2012年よりアフリカンベッドの台数をさらに増やし、パティオで乾燥させる代わりに、アフリカンベッドでの乾燥量を増やす計画を立てておられます。一般的にアフリカンベッドは、通気性がよく、乾燥が均一になり、品質向上に役立つと考えられています。加えて、様々なプロセスを検証するなど大変熱心な生産者の一人です。


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ビターチョコ、ミルキーなキャラメル、カカオ、ヘーゼルナッツの風味、なめらかで量感のある舌触りが魅力です。



地域:グアテマラシティ/Guatemala City

地区:アマティトラン/Amatitlan

農園名:サン・ヘラルド/San Gerard

オーナー:ポール・スターリー/Paul Starry

標高:1,500m

生産処理方法:水洗式・天日乾燥・アフリカンベッド/Fully Washed  Sun-Dry African bed   

2013/11/06

アルバイトスタッフ募集しています!

横井珈琲で扱っている全てのコーヒーは、世界各地の生産者から直接買付たものです。一つ一つのコーヒーにこもるたくさんの思いを、おいしさで繋げていくのが私たちの大切な使命です。

経験、未経験は問いません。コーヒーが大好で情熱がある方、明るく元気で接客が好きな方、エクセルやワードのスキルがある方、下記の要領で募集いたしますので、ご連絡お待ちしています!


◎コーヒー豆の販売に伴う接客サービス業務(サービスドリンクの提供)
◎通信販売に伴う受注業務
◎基本条件
・土日勤務を含む週4日〜5日の勤務が可能な方(3ヶ月間の試用期間あり)
・時給:750円〜
・お名前、生年月日、ご住所、連絡先と自己PRを必ずお書き添えのうえ、電子メールでお知らせください。

連絡先:横井/chikara@yokoi-coffee.com  011-667-1250



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