ニカラグア・リモンシージョ/イエロー・パカマラ
〜前回のブログ抜粋〜
ニカラグアではじめてカップ・オブ・エクセレンスが開催されたのが2002年。以来、毎年開催されて来ましたが、今年は開催を見合わせざるを得ない、緊急事態となりました。それは、主に中央アメリがを中心に蔓延した、コーヒー木の病気「サビ病」の影響から、品評会開催に向けて国からの予算が出なくなったためです。このように国際品評会は開催国とアライアンス・フォー・コーヒー・エクセレンス(ACE: Alliance for Coffee Excellence)の協力関係の元開催されます。
葉に錆のようなオレンジ色の胞子が繁殖し、葉っぱが落ちてしまいます。この病気にかかると、木は光合成ができなくなり、最悪の場合、木が枯れてしまいます。
現在、カップ・オブ・エクセレンスは中米で5ヵ国(グアテマラ、コスタリカ、ホンジュラス、メキシコ、エルサルバドル)南米2ヵ国(コロンビア、ブラジル)アフリカ2ヵ国(ルワンダ、ブルンディ)合計9ヵ国で開催されており、国際審査員の招致から運営は、アライアンス・フォー・コーヒー・エクセレンス(ACE: Alliance for Coffee Excellence)というNOPが行っています。
さて、前置きが大変長くなりましたが、本題に入らせていただきます。以上のとおり、今年のカップ・オブ・エクセレンスを見合わせましたが、ニカラグア、ホンジュラスに農園を持つオーナー、エルウィン・ミエリッヒ氏所有の農園のコーヒーでプライベートオークションが4月25日に開催されました。ACEはプラットホーム的なスタンスで、このフィンカス・ミエリッヒ(Fincas Mierische)オークションをバックアップしました。
エルウインさんはACEのヘッドジャッジを務める傍ら、生産者としてニカラグアとホンジュラスにカップ・オブ・エクセレンスの入賞経験のある農園を所有しています。
ネーブルオレンジ、ピーチ、マスカット、レーズン、プラム、グァバの風味。花やスイートスパイスの印象。クリーミーな口当たり。
農園名:ニカラグア・リモンシージョ/Nicaragua Limoncillo
オーナー:ミエリッヒファミリー/Mierishi Family
県: マタガルパ/Matagalpa
標高:850m〜1150m(900m周辺から栽培をしている)
品種:イエロー・パカマラ/Yellow Pacamala
生産処理:ウォッシュト/Washed
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